１９９７ ル・プティ・ムートン

ご存知『シャトー・ムートン・ロートシルト』のセカンド・ワインです。

１９９３年がファースト・ヴィンテージで、
その最初の年だけ『ル・スゴンド・ヴァン・ド・ムートン・ロートシルト』と呼んでいたそうな・・・

このワインのエティケットの印象的なデザインは、
フランスのポスター画家ジャン・カリュ氏によるものとのこと。



なにしろ生産本数が５０００本と意外なほど少なく、
そういう意味では、他のビッグ５のセカンド・ワインより希少性が高い。

ですから、『プティ・ムートン』に限っては、ありがたく飲まなければならないのだ！

それに加えて、この１９９７年物ときたら、正しくナウ・ザ・タイム！
もうこれ以上ないほどの、飲み頃ときている！

森林浴、焙煎珈琲、黒胡椒にカラントのアロマ・・・
まさに本格的なポイヤックの香気を湛えつつ、
豊満で肉付きのよい、完熟果実を味わえるわけだ♪

肉だ！肉、肉持ってこ～い！と掛け声をかけたくなるってもんです！

ウワサのプティ・ムートンですが、初めて美味しく飲めたかもしれない。
これは、出展者にはありがとう！と、言わざるを得ないでしょう！