The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009 ムルソー・ペリエール ヴァンサン・ダンセール

2013-08-23 22:47:48 | ワイン
今を時めくワイナリーなのは確かだけれど、この凝縮感が理解されるかが問題だ。

『マコT』では、最初の白ワインとして、いつものようにブラインドで登場して、
グラスを傾けると、太い涙を見つけつつ、アルコール度数も相当なもの・・・



さては、新大陸か?

香りはのっけからミネラルの塊のようで、そこにレモングラスと柑橘を感じます。
色合いは涼しげな薄めのイエローで、酸化熟成のサの字も無し!

強烈なエキストラクトとコンセントレートな質感には、
正統な造りのスケール感とバランスを持ち合わせている・・・

このワイン、正しくいつか見た青い空!
何時ぞやの『ネゴシアン・ルロア』の『ムルソー・プルミエ』に似てなくも無い?

まあ、おそらく他人の空似だと思うけれど、でもやっぱりムルソーでしょう!
ココで正解!

『コント・ラフォン』でもない、『コシュ・デュリ』でもない、
では何だ・・・

新興系の次に来る造り手、しかも頭文字が『V・D』と来た♪
さすれば『ヴァンサン・ダンセール』だと思います、とのたまえば・・・

遠回りの正解だったけど、思い起こすは嘗ての『ネゴシアン・ルロア』!
エクスペリエンスが無かった分、その当時ビックリもしたけれど、
今このスタイルを飲んで、コレは凄いと思ってしまう。

そう、筋肉質のムルソーもありだと思う。
ワイン・頭は筋肉質だと困るけどね・・・

心なしか、『ヴァンサン・ダンセール』が闊歩する足音が聞こえてくるのは気のせいだろうか?
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奇跡的にココにあった、もちろん御膝元のこのお店↓

『マコT会』は『09’ パゴダ・ド・コス』から始まった!

2013-08-22 22:57:18 | ワイン
昨晩は『マコT会』にお邪魔。

最初はいつものように、何も分からずに参加して、
まずは白を飲んで、テーマが始まって、いかにもボルドーと思しきワインが登場する。
もちろん、オールブラインドです。

赤のスタートは、黒糖とヴァニリンの香りのする、濃厚メルロのようです。
でもそこには、そこはかとない清々しさがあって、飲み口に後腐れが全く無し。
これは右岸か?しかもガレージワイン↑と語尾上げなぞして、
タケ氏の様子を伺うわけなんです。

でも考えてみれば、テーマがあるんだから、一連のボルドーが続くはず。
そうすれば、スタートから新大陸などもってのほかで、
おそらくこのワインはテーマに沿うワインだろう・・・

ココで主宰が09’であることを明かす。
09’???と、ワタクシ目をひん剥いてビックリすると、
少し控えめに、セコンドワインだと、そのカラクリまでばらしてしまったではないですか!

そうなれば、俺様のペース、難無く『パゴダ・ド・コス』と答えてしまった。

ここから始まった、その日の『マコT』は、もちろんテーマは『サンテステフ』!
コレが全容です、まずはご覧下さい↓



最後の『62’シャトー・メイネイ』まで、ずらりと並んだサンテステフ古酒三昧!
お見事でした♪

後ほど、個別にコメントいたします!
ではまた!

2006 ジュブレイ・シャンベルタン VV セラファン ペール・エ・フィス

2013-08-21 04:56:30 | ワイン
お盆中のことでしたが、プティ精進を食べながら、
どうしても骨のあるブルゴーニュを飲みたくなった事があって、
坂から転げ落ちるかのように、堪らずこのワインを開けたんですね・・・





凡そ『村名 ジュブレイ・シャンベルタン』で、今まで飲み比べて見て、
最良の造り手を揚げよといわれれば、おそらく『アラン・ビュルゲ』と、
この『セラファン』を揚げるでしょう。

2006年物はソロソロ熟成も佳境に入って、鉄分とアニマルの香気が立ち上がり、
いかにも色気が出てきたな・・・とブルピノ好きのセンサーを刺激し始めた模様♪

ソコヘ持ってきて、果実は骨組み堅固ではあるものの、
タンニンは甘く、ほどよい親和性を見せてきているところ・・・

一つ注文をつければ、わずかに酸度が低く、甘いがために、
食事との相性云々というよりは、それだけで楽しむワインといえそうだ。

加えて、底に潜む複雑なエキスが半端じゃなく、
それこそ成熟した大人のワインヒートの痒い所にも手が届く代物なんだわさ♪

このワインを飲んで、ブルゴーニュ魂に火がついて、その後の一連の流れになったわけ!
このワインにはそれだけの底力があるということです。

美味しゅうございました。

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06’VVはココからどうぞ↓

『農楽蔵 シードル』を秒飲みするほど、暑い夜!

2013-08-20 22:10:33 | ワイン
ユーロ・カーヴの底の冷え冷えの場所に、このシードルが1本だけありました。
1本だけ残っていた、というのではなく、1本ポッキリしか割り当てが来なかった、
ということなんですわ・・・

シードルですよ、シードル・・・
有名な造り手のブルピノ・グランクリュではないのですよ!

ここにきて、北海道は函館市の『農楽蔵』の一連のワインは、
軒並み売れ行きが良くて、とあるルートにお願いしてヤット数本手中に収めるという塩梅で、
よほどの場面でないと開けられません!

でもヤッパリ、シードルだ!
この暑さで、躊躇無く開けてしまったんです。



そして、秒飲み・・・これほど720MLを恨めしいと思ったことは無かった!

上から中盤、そして旨味の乗った下の部分まで、
ソレゾレが思いっきり飲める、軽快にして、納得のシードル・・・

でも1本しかないシードル!
ですから、ココに書き留めましょう・・・

思い出のシードル♪

業務連絡ーその2

2013-08-20 05:53:28 | ワイン
おはようございます。
昨日から一転して、今日は土砂降りの朝を迎えております。

さて、盆休が終わってひと段落ですが、
先に連絡をしていた『集えワイン・ヒートー盛岡で飲もう最高のワイン』
(オテル・ド・ヤマダ中締めの会)は、すでに約30名ほどの参加表明をいただいております。

が、なにせインペリアルにジェロボアムですので、
もう少しの参加人数の許容はありそうとのこと・・・

もし時間の都合がつきそうなワインヒートが居たら、お待ちしております。

記:9月15日(日)6:30~
  『ダコッタ』にて
  
  ワインはワタクシが用意いたします。
  食事代のみ『ダコッタ』の方に、3000円お支払いください。

連絡はワタクシもしくは、『ダコッタ』のカズクン(019-653-3338)
今までに『オテル・ド・ヤマダ』に参加した方、
もしくはワタクシと他で一緒にワインを楽しんだ方が対象です。

一緒にデカ瓶を開けて、初秋の夜長を楽しみましょう!

ではお待ちしております。