藤見幸雄の『痛みと身体の心理学』(新潮選書)の読書ノートは、読書日誌・エポケーの方に書き始めたので、そちらも参照いただたい。
◆シンクロにシティー
ところがこの日の帰り、職場近くの駅で、夢に出てきた保健室の養護教諭の一人と一緒になり、二駅ほどの間、話をした。よく一緒になるのなら不思議はないが、帰りに同じ電車になって話したのは初めてであった。その時、私の気功が生徒とのコミュニケーションのきっかけになっていること、受験前に気を入れてと頼みにくる生徒が何人もいることを話した。また、落ち着いて受験できるよう自己催眠によるイメージトレーニング法を教えて、これがかなり人気がある話などもした。実際、この数日、受験前の数人が依頼して来た。それを聞いた養護教諭が、笑いながら「教室の前に旗でも立てて宣伝したらどうですか」と言ったのである。
◆夢の意味は分からないが‥‥
夢に関係した人物と偶然に一緒になり、しかもその言葉が夢のイメージと重なったとなると、かなりのシンクロニシティーかなと思った。夢の意味は、まだよく分からない。気になるのは、私が渡し続けた薬は、医者が副作用があると言って止めた薬と、とてもよく似ていることだ。これは、夢の中でも気になっていていた。
少なくともはっきりしているメッセージが一つある。それは、足の湿疹の意味を、ミンデルの方法にしたがって、しっかりと感じ取って見よ、ということだ。
「病や夢は、私たちの関わり次第で、私たちを魂あるいはドリームボディの世界へと誘う媒体となってくれるでしょう。一つの症状であっても、それとの関係を育んでいくならば、それは魂からさまざまなものを運び、また魂にいろいろなものを送り届けてくれることでしょう。」(『痛みの身体の心理学』p38)
ところがこの日の帰り、職場近くの駅で、夢に出てきた保健室の養護教諭の一人と一緒になり、二駅ほどの間、話をした。よく一緒になるのなら不思議はないが、帰りに同じ電車になって話したのは初めてであった。その時、私の気功が生徒とのコミュニケーションのきっかけになっていること、受験前に気を入れてと頼みにくる生徒が何人もいることを話した。また、落ち着いて受験できるよう自己催眠によるイメージトレーニング法を教えて、これがかなり人気がある話などもした。実際、この数日、受験前の数人が依頼して来た。それを聞いた養護教諭が、笑いながら「教室の前に旗でも立てて宣伝したらどうですか」と言ったのである。
◆夢の意味は分からないが‥‥
夢に関係した人物と偶然に一緒になり、しかもその言葉が夢のイメージと重なったとなると、かなりのシンクロニシティーかなと思った。夢の意味は、まだよく分からない。気になるのは、私が渡し続けた薬は、医者が副作用があると言って止めた薬と、とてもよく似ていることだ。これは、夢の中でも気になっていていた。
少なくともはっきりしているメッセージが一つある。それは、足の湿疹の意味を、ミンデルの方法にしたがって、しっかりと感じ取って見よ、ということだ。
「病や夢は、私たちの関わり次第で、私たちを魂あるいはドリームボディの世界へと誘う媒体となってくれるでしょう。一つの症状であっても、それとの関係を育んでいくならば、それは魂からさまざまなものを運び、また魂にいろいろなものを送り届けてくれることでしょう。」(『痛みの身体の心理学』p38)
◆クスリの夢
明け方見た夢は、薬に関係するものだった。私は皮膚が弱く子どもの頃、6月下旬から7月、急に暑くなる頃に足などにいくつものできものが出た。今でも同じ頃、腕などに数個のできものがかわるがわる出ては消え、2週間弱でまったくでなくなる。最近はあまり出なくなっているが。子どもの頃は強烈な臭いのあるよく効く軟膏を使っていた。副作用が強いらしく、ある時期から使わなくなった。
夢のなかでは、大人である今の私が、その薬かどうかわからないよく効く軟膏を医者からもらってくる。だが、何故か私はもう必要がなかった。それを職場の保健室が必要としているというので、医者からもらう度にあげた。保健室は非常に喜び、それをストックして、必要な生徒に使用した。効果が高いため評判になり、生徒だけでなく保護者らしき人や、もしかしたら一般の人まで保健室を訪れた。二人の養護教諭も喜び、旗のようなものまで立てて宣伝し、その薬を有効に使っていた。
そんな奇妙な夢であった。目覚めたときは変な夢だと思っただけで、そこから連想することは何もなかった。しかし、『痛みと身体の心理学』を読んだとき、まさにこの夢と現在の身体症状が関連していることに気づいた。
私は現在、両足のすねにちょっとした湿疹がひろがっている。毎年、真冬の寒い時期にずっと続く。日中はほとんど気にならないのだが、時々痒くなったり、痛痒く感じることがある。市販の軟膏を塗ったりすることもあるが、今はクスリを使うほどには気にならない。しかし、最近一二度クスリを塗ろうかと思ったことはある。まさに、これが夢に関係していたのだ。
ただ、この夢自体は、シンクロにシティーというほどのものではない。『痛みと身体の心理学』を読もうと決めた時点でミンデルのことは意識するから、その明け方にミンデルの説を示唆するような夢をみても何も不思議はない。
明け方見た夢は、薬に関係するものだった。私は皮膚が弱く子どもの頃、6月下旬から7月、急に暑くなる頃に足などにいくつものできものが出た。今でも同じ頃、腕などに数個のできものがかわるがわる出ては消え、2週間弱でまったくでなくなる。最近はあまり出なくなっているが。子どもの頃は強烈な臭いのあるよく効く軟膏を使っていた。副作用が強いらしく、ある時期から使わなくなった。
夢のなかでは、大人である今の私が、その薬かどうかわからないよく効く軟膏を医者からもらってくる。だが、何故か私はもう必要がなかった。それを職場の保健室が必要としているというので、医者からもらう度にあげた。保健室は非常に喜び、それをストックして、必要な生徒に使用した。効果が高いため評判になり、生徒だけでなく保護者らしき人や、もしかしたら一般の人まで保健室を訪れた。二人の養護教諭も喜び、旗のようなものまで立てて宣伝し、その薬を有効に使っていた。
そんな奇妙な夢であった。目覚めたときは変な夢だと思っただけで、そこから連想することは何もなかった。しかし、『痛みと身体の心理学』を読んだとき、まさにこの夢と現在の身体症状が関連していることに気づいた。
私は現在、両足のすねにちょっとした湿疹がひろがっている。毎年、真冬の寒い時期にずっと続く。日中はほとんど気にならないのだが、時々痒くなったり、痛痒く感じることがある。市販の軟膏を塗ったりすることもあるが、今はクスリを使うほどには気にならない。しかし、最近一二度クスリを塗ろうかと思ったことはある。まさに、これが夢に関係していたのだ。
ただ、この夢自体は、シンクロにシティーというほどのものではない。『痛みと身体の心理学』を読もうと決めた時点でミンデルのことは意識するから、その明け方にミンデルの説を示唆するような夢をみても何も不思議はない。