京都のたびの終わりは国立京都博物館の「 生誕300年伊藤若冲」展。
朝はホテル17階のスカイレストランで、京都の町を眼下にみながらゆったりとした食事を取ったため、ホテルを出たのは10時過ぎとなった。タクシーで博物館に向かったのだが、交通渋滞のためなかなか前に進まない。2条近くのホテルから7条の博物館まで1時間近くかかってしまった。
帰りの新幹線は午後14時29分発の”のぞみ”号。その時間を考えると博物館でゆっくりと絵を鑑賞するには少し時間が足りない。楽しみにしていた若冲展だが、残念なことに駆け足の鑑賞となってしまった。
博物館の説明文には「18世紀の京都で活躍した伊藤若冲(1716~1800)は花鳥画を多く描いた人で、とりわけ鶏はその代名詞ともいえる得意画題でした。しかし、若冲は少ないながら人物画も手掛けており、繊細な描写から力強く大胆な筆墨まで表現の幅も多様です。」とある。
そういえば錦市場(伊藤若冲出生地)の店の前のシャッターの絵も鶏だったことを思い出した。
博物館の入館料だが、一般は520円だが、70歳以上の人は年齢を示すものがあれば無料とあった。
老人夫婦、熊本市の発行した優待証「さくらカード」を示してちゃっかり無料で入場した。