毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

嘘を言っているのはだーれ

2018-05-27 16:30:18 | 日記

 日大アメフットボールの悪質タックル問題が、連日テレビを賑わせている。要は、悪質なタックルをした守備選手に、日大の内田監督と井上コーチから、指示があったかどうかだが、監督やコーチは記者会見や関西学院に行った報告書で、指示はしていないと明確に否定している。

 22日には悪質なタックルをした選手の記者会見の模様がテレビ各社から報道された。

 選手は「償いの一歩として真実を話さないといけない」といい、「相手選手を1プレー目で潰せば(試合)に出してやる」という話をコーチから伝えられ、さらに「相手がけがをして秋の試合に出られなかったら、こっちの得だろう」と念を押された。試合当日に監督から「やらなきゃ意味ないよ」と直接言われたと、明確に監督やコーチから指示があったことを説明した。

 どちらかが嘘を言っている。だが、その後の報道を見る限りでは大学側に嘘があるとしか思えない。

 それにしても時の政治。数々の証拠が次々と出て、詭弁とも言われかねない言葉でそれを覆そうとする総理や官僚の姿勢に、真実はどこかと問いたくなる。

 「ひどい仕事でも、任務となると疑問を棚上げして淡々と取り組む。一つの社会や組織にどっぷり浸かってしまうと、自分の立ち位置を変えるのがどれだけ難しいか。森友・加計問題では、政権の見解に沿うような言動をしたエリート官僚が相次いで苦境に追い込まれている」。悪質なタックル問題で加害者となった日大の選手は記者会見で、「監督、コーチ陣からプレッシャーがあったにしろ、そのプレーに及ぶ前に、自分で正常な判断をするべき」だったと記者会見で語り、「少し考えれば自分がやったことは間違っていると前もって判断できたと思うので、自分の意志を強く持つことが、今後重要だと思いました。」と述べた※朝日新聞日曜版コラム「朝日新聞の日曜に想う」(2018.5.27から一部転記)

 あとからあとから出てくる証拠資料等について、総理に対する疑問はひろがるばかり、嘘を言い続けるのは誰だろう。