長崎は今日73回目の原爆の日を迎えた。原爆の投下された11時2分。原爆で亡くなられ方々のご冥福をお祈りし、静かに手を合わせた。これまでに原爆死亡者名簿に記された人は17万9226人。
長崎市の平和公園で開かれた平和記念式典で、田上長崎市長は「国連で昨年採択された核兵器禁止条約に賛同するよう政府に求めた」。日本政府は、なぜこれに賛同しないのだろう。安倍総理は「唯一の被爆国として『核兵器のない世界』の実現に向けて努力を重ねる」と主張するが、矛盾も甚だしい。強い憤りさえ感じる。
毎年国連を訪問し、1万人の署名を提出するなど、平和の願いを世界に発信する活動を行っている「高校生平和大使」。ことしは全国で22人が選ばれ、6月の結団式を経て約1年間活動する。その活動は、多くの国連加盟国にも評価され、ノーベル平和賞の候補ともささやかれている。だが、その活動は大変の一言に尽きるようだ
核兵器の悲惨さと、その廃絶を強く希望するわたし。せめて署名だけでも、その活動に参加したい。
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