n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

海の架け橋 アインス宗谷 運行開始

2007-05-12 07:11:01 | 人・交流
北海道「稚内市」→サハリン「コルサコフ市」を運行する国際フェリー(アインス宗谷号)が15日より運航が開始されます。
年々増加している旅客数・貨物輸送量で両国の交流は増幅傾向にあります。

しかし、今年から便数も昨年の60便から減少して45便になりました。
時代に逆行している政策・業務展開に対して反対であります。
稚内市は開通当初から支援「補助金・運行補助」している経緯があります。
昨年の実績では、日本側からの乗客数よりロシア側の方が多い事がわかりました。
フェリー会社も民間であり日本人を対象とした官主導の補助を行ってきました。
結果的には、今回の減便措置の背景には「日本人利用者の減であり、補助対象外のロシア人が増えても」フェリー会社には大きな利益をもたらさない事が原因と考えます。

本年も日本政府は、サハリン州政府に「協力金と称して1億5千万円」の拠出を決定しています。
この不明な協力金を「フェリー運行経費」に予算配分する事で「減便・値上分運賃」は解消すると考えられる。
政府も国際化と謳うなら「一地方のフェリー運行」ぐらい問題を解決するべきと思える。

来年は、北海道・洞爺湖でサミットが開催される海外の笑い者にならない手法を民・官・産で考慮すべきと思える。
フェリー運行は、今年10月25日まで続けられる。
人・物が移動する事で両国の文化が開花するのです。
船旅は、飛行機にはない情緒と会話が船内で行われ「国際サロン」の役割を果たしています。

写真・船内での北海道へ向うロシア人若者民間交流団
コメント
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