子豚もすくすく成長しています 上富良野牧場

十勝岳の麓にある北海道で三番目の規模を誇る養豚場があります。
上富良野牧場には、生産用豚が1200頭・子豚が12000頭飼育されています。
完全な衛生面を配慮した場内は、コンピューターシステムの導入で自動化されています。
場内で発生する汚物などは、最新式の浄化システムを取り入れて日当たりの処理能力も120トンと北海道では最大です。
安心・安全・新鮮・健康　等々豚の生産には全ての配慮がなされています。
餌代も月当たり何と!!6000万円程との事です。
毎日・200万円程度を食べている計算です。
場長の大邨弘一さんは、
「餌は植物性のものを使用して安全に配慮しています。少し頭の痛い問題もあります。それは、餌は海外からの輸入に頼っているのが現状です。この価格が高騰すると経営に大変な打撃を受けます。国内ではバイオ燃料の生産で外国の穀物相場が高騰している背景もあります。」
養豚場にも輸入穀物への影響を与えている実態に考慮すべき問題とも思います。
安心・安全・海外に頼らない食の確保を考える時期とも思えます。

写真・親子豚