n45-50

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サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

旭川市・ユジノサハリンスク市 実務内容 サハリン報告

2007-09-14 09:08:08 | 人・交流
今月8日-11日の間、ユジノサハリンスク市を訪れた旭川市は、建設的な実務レベルの意見を提案した。
提案内容
旭川産の野菜・果物をサハリンへフェリーを利用して輸出する。
旭川空港からユジノサハリンスク空港間に定期航路を開設する。

北海道サハリン事務所HPより引用
ユジノサハリンスク市議会のプレス・サービス発表。
10日市議会で議員たちは、姉妹都市である旭川市の代表団と会談を行った。
今年、ユジノサハリンスク市と旭川市の間で姉妹関係提携が調印された日から40年になった。
旭川市長が代表団を率い、初めてサハリンを訪れた。
ゲストの意見では、今までは両市の間の姉妹関係は文化、医療、青年交流のレベルで実現してきたが、今後、貿易分野関係の発展にも注意を払いたいとのこと。
旭川市近郊の市民は米や様々な野菜を栽培している。
代表団のメンバーはサハリンの企業家に対する農業製品の販売について関心を示した。
朝に収穫して稚内に運び、フェリーに積載することができる。
そして、サハリン州市民は夕方には高品質の生野菜を食べることができる。
ユジノサハリンスク市議会の議員は貿易関係に関する日本側の意欲を歓迎しているが、ユジノサハリンスク市で売っている日本製品がとても高いということに注意を向けた。
そして、議員は市役所のレベルで契約を結び、ユジノサハリンスク市で日本製品を販売する商業センターの開設に関して提案した。
議員の考えでは、これは仲介による物価の上昇を阻止することができる。
もう一つ、少なくても週一回ユジノサハリンスク市と旭川市を結ぶ定期航空便の設定について日本側から希望がある。
旭川からサハリンへの飛行時間は40分だけである。
市議会の議員は、日本側の提案に関心を表した。
その他、ロシア側は日本側に文化品と、ビジネスの指導を勉強しなければならないと指摘した。
また、日本当局に、サハリンの医者が日本の医療センターで定期的な研修を提供されていることの謝意を表した。
両市側は会談の結果に満足し、姉妹都市の関係が発展し強化することについて共通の希望を表明したとのこと。

解説
サハリンでは、現実に新鮮な野菜・果物が不足気味である。
しかし、課題も多い「ロシア側の植物検疫が厳しくて輸入する野菜・果物」に対して食物の分析データーを毎回提出しなければならない点が挙げられる。
又、稚内発着の国際フェリーの年間運航の実現。
旭川空港からユジノサハリンスク市まで40分間の飛行時間は魅力的であり日本の航空会社の運行実現をして欲しい。

サハリン→北海道


コメント
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