石のパッチ・ワーク？

サハリンの芸術家には、肖像画・写真などから石像を造る作家がいます。
この石造芸術をメモリアル・ストーンと我々は呼んでいます。
作家は「石の芸術」と言います。

我々、日本人は細かい分野にこだわる性格がある様で、どうしても細分化した言語が必要になります。
狭い国土の日本人の細かい性質と、広大な領土を持つロシア人の大らかさ、「全・石芸術」と言ってしまう。
内容が勝負なのでしょう。
各種専門家以外、細分化にこだわらない国民性（民族で相違はありますが）は、我々日本人も理解するべきと思います。

キリストの石細工（日本語的発想）は、ロシア正教のシンボルであります。
ウラル山地から産出した石を使った、このＦ６サイズの作品値段は２０００ルーブル「８０００円程度」です。
値段は季節で変化します、冬季間は暇なので安いそうです。

ハンドメイド作品としては、格安とも思えますが・・・いかがです。
素材「写真など」があれば色々と制作してくれるそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サハリン→北海道