「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「東電はウソをついた」と言う菅直人総理、「放射能ミスト4000ミリシーベルト」で気づいた情報

2011-06-06 01:51:15 | 福島第一原発と放射能

 4000ミリシーベルトの「放射能ミスト」が、一号機に出ていたことから、菅直人総理が「東電はウソをついた」と言いはじめている情報が入ってきました。つまり、現在も4000ミリシーベルトであることから考えて、今も、そのような反応がおきていて、冷温停止などの状況に至るメドがたたないという、あたりまえの事実にようやく気がついたという事のようです。こんな事を東電→保安院→細野補佐官→菅総理のラインの情報更新で、これまで信じ込んでいた事が、僕には驚きです。人というのは、やっぱり追い詰められないと、自分の周りの実状が、わからないのでしょうか。もちろん、気づいていなかったことにしたいという感覚かもしれませんが。総理自身がこういう認識をお持ちなのであれば、今からでも遅くありませんから、この原発事故の影響をもう一度正確にトレースして、福島のみならず、東北の一部や関東のほぼ全域に、かなりの悪影響が出ていることを率直に国民に伝えるべきです。そして、国民の健康を守るために政府が出来る最大限がなんであるのか、そしていろんな自治体や機関や団体が、今後、情報を捻じ曲げたり、過度に安全強調したり、隠蔽したりする事のないように、総理メッセージとして明確にするべきです。そういうことをしなければ「東電はウソをついた」と東電に責任転嫁しても始まる話ではありません。最高責任者として、レイムダック内閣とはいっても、できることはまだあります。振り子をきちんと安全側にふり、危険がないと言い張るデマを、これ以上拡大させないように、言い始めるべきです。最低限は、必要です。

 菅総理と東京電力の相互関係がもう一つ変化する要素があります。内閣の顧問で、連合の最高実力者、元会長の笹森清氏が亡くなりました。「東日本壊滅」の菅総理発言は、この笹森氏がマスコミに洩らしたものです。笹森元会長は、東京電力労組が母体ですから、当然、東電の経営陣と強いパイプがあります。そして、菅総理は、選挙協力の観点から、連合、そして笹森氏のバックアップが不可欠でした。菅総理が、笹森氏に気を使うために、この原発事故で東電との距離感をあやまっているのでは疑いは、僕は当初から持っていました。笹森氏が亡くなった後に、東電についての菅総理の認識がこうだという類の本音が聞こえてきた事は、偶然ではない気がしています。

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一人でも多くの方が参加し、行動してください。Facebookのグループ「福島第一原発を考えます」は行動する皆さんの参加を期待します。参加は→ http://www.facebook.com/home.php?sk=group_163985373661863

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①「6月11日(土)午後から官邸や国会周辺にお散歩しましょう」

②「黄色のリボンや黄色の帽子など黄色の物を身につけましょう」

     散歩でマスクは必需品。

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今週金曜日、夜開催です。

【ジャーナリスト 木下黄太 新宿講演会】

福島第一原発の事故をきっかけにして、
今起こっている諸問題を木下さんと一緒に考えます。
皆さん積極的に参加してください。

参加希望者は
代表者のお名前と人数を必ずメールしてください。
qqqppip@gmail.com

※注!その他問い合せも全てこちらにおねがいします。


2011年6月10日(金曜)
場所:新宿御苑※下記詳細
定員:120人くらい
時間:20:15
~22:30(20:00より受付開始)
場所代として600円お願いします。

お釣りがないようにお願いします。

会場/スター会議室603号室

東京都新宿区新宿2-1-13 フーバー新宿御苑6階

丸ノ内線「新宿御苑前駅」徒歩0分
(※新宿御苑前駅直結のビルです)
都営新宿線「新宿三丁目駅」徒歩5分