すいませんが、僕の危機意識はもっと高まっています。橋本病は、投薬しているときはもちろん、こんなふうに数値変化が激しくないと聞いています。一年間、安定していた人が5月上旬に突然悪化し、TSH 1台から突然32以上になったケースも報告がありました。医師も原因不明と話しています。安心したい方はどうぞご自由にとしか僕は言いませんが、僕は懸念はそのまま伝えます。懸念があることを隠蔽できません。確実な事がわかった時点では、「遅い」以上、僕はつかんでいる情報で、一定程度可能性のあることは書き続けます。ここまで、書いてきたことの悪い想定に悪い想定に事柄は進んでいます。この情勢の中で、否定したいお気持ちは理解しますが、お気持ちが理解できるだけで、賛同はいたしません。置かれている状況に楽観視できるものは一つもありません。一つもです。こういう形で追い込まれる現実は、僕の想定の中で最も悪いものです。すいません、危機意識の度合いが楽観論を一生懸命コメントする皆さんと僕はもう全然違います。この落差はすさまじいものがあります。理解できないと思いますが、僕はずっと深刻な思いしかありません。
ある専門家は鼻、喉、気管に炎症が起きるケースを想定すると、まず二次感染を警戒すべきだと認識しています。風邪、百日咳、インフルエンザの重症化を今後心配すべきではないのかと話します。さらに、微小な放射性物質が、肺ほうまで入り込む事は、十分ありうるといいます。下手をすると0.3マイクロン以下のものだと、ほとんどのマスクは気休めです。小さい粒子がいりこむと、肺ほうは変性しやすく、肺の炎症がおこります。肺が機能しなくなるケースも想定できなくはありません。アスベストのときに何が問題だったかというと、アスベストの細かい繊維状のものが肺のおくまで刺さり、最終的に苦しんでなくなるケースが、作業員や周辺住民におきたことです。今回の微細な放射性物質も同様の結果をもたらす可能性があるとその専門家は警告します。「アスベストは被害は直接の作業員とせいぜい周辺住民に限られます。今回は違いますよ。関東全域に微細な放射性物質は飛散している。どこでなにがおきてもおかしくない。こんな状況を理解できる人が少ないのが歯がゆい」と。
ガレキを全国で燃やす事は、この状況を全国に蔓延させる可能性があります。僕はこの問題についても優先順位をあげました。放射性物質が付着している可能性があるガレキを全国に蔓延させてはなりません。溶融炉で溶かすと、放射性物質はさらに細かい粒子になります。危険です。線量が高くなくても、体の奥底に届いていく危険が高まります。
6.11が大切なのは、すべての人にとって重要な状況だからです。僕はどの政党にも、どの政治団体にも、過去も現在も一度も所属していませんが、いまだにこの状況の意味合いを正確に理解せず、行動を懸念させるように書き込む人々の神経がわかりません。具体的な懸念があるひとは、名前と携帯番号を明記してメールされれば話します。書いているような次元で僕は考えていないし、人を馬鹿にするのもいい加減にしろと僕は思います。普通の人々がたちあがらないと、状況は変化しません。事態の進行は早いです。
はっきり書きますが、関東圏においても、あなたたちの生存が、今回の原発事故の影響で大変な影響が出るという恐れが、日に日に強まっているからここまで書いています。楽観論だけ言い募って、自分や自分が愛する人々の命を守らない方々は、僕には関係がありません。勝手にしてください。関東で安心できる材料は、どんどん少なくなっています。僕はより真実に近いと思うことを書きつづけているだけです。
「追記」
さらに、専門家は「微小な放射性粒子を気管や肺にいれてしまうことは、線量が多少高いか低いかで判断すべきではない。線量が低いほうが、そういう粒子が少ないとも考えられるが、都市部などの環境ではそうもいえない。土壌がなく、地面の線量と空間線量に変化がなく、ある程度の線量がある場合、空間に微小な放射性物質があると考えて欲しい。肺ほうの中に取り込めば、大変な危険が有るということを認識して欲しい。日本の専門家に知る人が少なくても、欧米で、軍事的な核の知識がある人々の間では、共通認識」と話しています。
ちなみに、福島第一原発に関して積極的に発言しているガンダーセン氏も、「原発からはまだ大量の放射性物質が出ています。最初の2週間ほどではありませんが、それでもかなりの量です。(中略)風向きによって今は南に流れていきます。これから気をつけなければならないのは、ガイガーカウンターで測れるような総被曝量ではなく、高放射能粒子です」(http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/06/blog-post_06.htmlより引用)と、発言しているそうです。このインタビューは読むべきポイントがいろいろあるので(四号機のことやHEPAフィルターのついた空気清浄機のこと)、そのサイトでお読み下さい。