「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

6.11からの僕らの新しい道が始まります。新しい道です。

2011-06-11 04:25:54 | 福島第一原発と放射能
きょう、ティータイムの午後三時からお散歩します。

黄色のリボンや黄色の帽子、黄色のものを身につけてお散歩です。
放射性物質を警戒し、お散歩できる人は、マスクを付けましょう。
このイベントのテーマはお散歩です。
 特に何も言いません。もちろん何も騒ぎません。
静かにお散歩するだけです。和気あいあいとお散歩しましょう。

うまくすれば、ちょうど雨上がりかもしれません。
雨の後なら、放射能も落ち着きます。お散歩も楽しくできますよ 
(雨が強いなら無理はしないようにしましょうね)

お散歩に行けない皆さんは、是非黄色いものを身に付けてください。
よろしくおねがいします。
 
 新しい道をどのように切り拓いていくのか。これまで、名古屋→自由が丘→東向島→東村山→小金井→小美玉(茨城)→三鷹→松戸→渋谷→白河→福島→大阪→京都→吉祥寺→新宿と、一ヶ月くらいで、講演会、対話集会、ミーティングを十五回、僕は続けてきました。ある意味、「狂気の行進」です。ダブっているひともいるでしょうが、のべで1000人ほどの方々と対話を続けてきました。これだけ、短期間にいろんなみなさんと話す事ができたのは、いろんな意味で大きいと考えています。僕の人生の中でも、これだけ短期間にいろんなことが目まぐるしく変化した事はありません。吉祥寺でも、新宿でも皆さんのいろんな動きが僕の五感を刺激します。本当にこんなに自分が活性化したことはないと断言します。
 今のこの時代の中で、僕らはいったい何が出来るのか。そこが大きく問われます。放射能には人間は勝てないのですが、それでもなんとか僕らが生き残る方法はあるのか。なんとか、巧く逃げ切る方法はあるのか。そして、切り返す術はあるのか。サバイバルと言う事が切実な時代となった事を、政府も役所もマスコミも財界も、未だに認めようとはしません。そうした中での、僕らの切実な危機感を、きちんと表明する事が大切です。
 
何よりもあなたの意思表示をしてください。
 
 内部被曝した30代と40代の東電男性社員2人は、総被曝がそれぞれ678.08ミリシーベルトと643.07ミリシーベルト。これは、尋常な被曝量ではない。現場が追い込まれている実態がよくわかる。3号機の地下に大量の汚染水をまた発見、プラス材料はまるでないということ。
 別の話、関西に移住者が増えている。大阪圏で3月と4月、転入者が転出者を上回った。2カ月連続の転入超過は1984年3~4月以来27年ぶり。当然、原発によるものでしょう。住民票を動かしていない人も多いだろうから、実数はもっと多いと僕はみている。変化は確実に近づいている。あなたが認識できるかどうかだと僕は思います。