ここのところ、実際に西日本各地からガイガーカウンターの数値が高いという報告は聞いていて、空間線量と蓄積されている放射性物質の相関関係は一定程度はあるとおもっています。しかしながら、数値は明確に高いほどではなく、例えばγ線で0.05マイクロシーベルトほど高い程度だと、空気中を漂っているダストはあるものの、土壌にセシウムなどの放射性物質が吸着が、どの程度あるのか見極めていかなければいけないと思います。ダストとして、放射性物質が一定程度全国に拡散しているのは、もう常識ですが、そのレベルを超えて、ホットスポットというものをどうやって発見するのかが、大きなポイントになります。チェルノブイリの時には、実際に何らかの症状が出始めて、そのことから逆算してホットスポットを割り出していく経緯がありました。それ以外には、色んな作物の検査結果がオープンにされていく過程の中で、ヨーロッパ内の各国で、その国の中でのホットスポットが解明されていく実態があります。こうしたことが、前例としてある事が分かっているはずですから、色んな形で、ホットスポットの解明を西日本でも続ける必要があります。
ひとつ、ヒントになるのは、過去に光化学スモッグや大気汚染のひどいエリアは確認作業は早めにしたほうがよいと思います。気体として舞うことから、過去の公害事例でひどい場所は、関東からの避難者には、避ける方がよいとアドバイスはしています。
他には平野が広がっているエリアでは、そこでの十メートル程度の高低差は、かなりの差になっている感じがしています。東京で顕著に出ているホットスポットが、やはり低地に集中している事から、放射性物質の漂い方は特徴があるようです。
土壌調査は、調査会社の事務作業中で、まだ結果の数字が三割程度しか、かえってきていません。首都圏で150箇所以上の数字がまとめて公表されるのは、はじめてです。社会的に、きちんと公開しますし、ブログでもお伝えします。ただしとりまとめるまで、時間がかかる事は認識下さい。これが一つの目安と考えています。
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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。
①企業名
②商品名
③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)
④主要な原材料
⑤原材料の産地
⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。
⑦放射能対応の有無、具体的な対応
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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。
僕への様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp