「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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自民女性閣僚と写真、「ネオナチ」の正体。【京都・避難移住フェス 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り】。

2014-09-11 15:00:18 | 福島第一原発と放射能

【10/11(土)『京都・避難移住フェス2014』 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り♬】

詳細が固まりました。チラシは下記のとおりです(ご自由に是非拡散下さい)。

 原発事故から3年半が過ぎて、身のまわりを見つめ直してみませんか。避難した西日本から、新しい風を起こす為のイベントです。お子さんも楽しめて、いろいろ次へのステップを作る為に、きょうは一日、放射能が嫌いな人たちが、楽しみながら、過ごしてみませんか。だっげらいよんも登場するかもしれません。

 


 

【10/11(土)『京都・避難移住フェス2014』 放射能なんか大嫌い!みんなの秋祭り♬】

    

 会場「京都・ひとまち交流館」大会議室(アクセスはチラシ画像で確認して下さい、最大300人定員)

午前と午後で入場は別になります。事前予約が必要なのは、午前の映画上映で、避難移住者のみです。
 

午前の部 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」   

 映画「A2-B-C」は福島の甲状腺検査などについて、アメリカ人監督が現地で実態を取材したドキュメンタリーフィルムです。京都でも短期間の単館上映しかなかった為、今回、設定しました。僕が見て、この被曝問題を認識する為には、見ておいたほうが良いフィルムと判断しています(いろんな是非はともかく)。ご覧になっていない方は、どうぞ。一般でも、京都の映画館上映よりもお安く設定いたしました。    

       9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

       一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料 

       避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)


 避難移住者は、こくちーず申込かメール申込かいずれかの方法でお申込下さい。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

      

午後の部 「あきやまただしさん絵本ライブ&移住避難者による音楽コンサート」   

        13:00受付開始
        13:30音楽演奏開始
        14:20音楽演奏終了予定、休憩
               14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)

        避難移住者 無料(先着順、予約不要)
        一般  寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
        中学生以下は無料


 大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場します。独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなしです。沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。

 そして音楽演奏、奏でるのは宮城と神奈川からの原発事故後の移住者。クラシック音楽のヴァイオリンと、伝承音楽のフィドルという日本で珍しいデュオです。トラディショナルな音楽のコラボに挑戦、中世のバロックから、素朴なダンス、モダンな響きまで、お子様と一緒に気軽にお楽しみください。

 

主催「放射能防御プロジェクト近畿」  共催「放射能防御プロジェクト」 

後援「バンダジェフスキー講演プロジェクト」 「放射能防御計画」

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【 私のまわりで、震災後からおき続けていること、突然死、死産、脳溢血 】  

【「今からでも東京から逃げたい」戦争を知る老母が願い続ける理由 】  

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 「学生の頃、某自民党衆議院議員(故人)の国会事務所に学生秘書として勤務していたことがある。その時の仕事は、いろいろなルートでやってくる『面会依頼』を仮の日程表に漏れなく載せることだった。公設秘書がその日程表を見て、政治的判断で、誰を議員と会わせるかを決定した。つまり、誰彼なく面会する、ということはあり得ない、ということだ。ましてや、写真を撮るなんてことはなおさらで、撮られた写真がどう使われるかはわからないのだから、正体のわからない人と一緒に写真に収まる、なんてことは、絶対になかった。」

 僕の友人、元政治家の話です。安倍政権が女性閣僚を多くしたから、支持率が上がるという報道を見て、日本人の大半はバカだということがはっきりと分りますが、その中でも顕著におかしな話となっているのは、ネオナチ的な言説をおこなっている団体の代表と高市総務大臣や稲田政調会長が仲良く写真におさまっていた話です。

欧米メディアは一斉に報じています。ガーディアン紙より。写真も掲載されているようですね。

http://www.theguardian.com/world/2014/sep/09/neo-nazi-photos-pose-headache-for-shinzo-abe

これは、ナチス・ドイツの「かぎ十字」も出している「国家社会主義日本労働者党」です。http://www.nsjap.com/jp/index.html

 欧米から見たら、「ネオナチ」というカテゴリーに入ってもおかしくはない団体でしょう。その実体はともかくとして。

 ここの代表、山田一誠氏は、オウム事件の頃に、僕はこういう主張をしている団体があることは知りました。たしかオウム側にも何らかの形でリンクしたグループです(地下鉄サリン事件後の話ですから、事件には無関係)。僕自身は彼とは直接、対面で話はしていませんが(一度くらいは電話取材したかもしれませんが。。。)、山田氏が出版も含めて、いろんな展開していたのは、当時はよく知っています。

その後、宮崎学氏VS上祐史浩元オウム幹部の対談本も出しました。

 またその正体がオウム信者ではないかと取り沙汰された、河上イチロー氏の本も出版しています(この辺は故・御堂岡氏も詳しかった筈、生きていたら電話で今頃長時間、僕と話していた気がします)。

 主張の是非はともかくとして、当時のいろんなパフォーマンスから、ちょっとした業界著名人と僕は認識しているのが、この山田氏です。ゆびとま事件後に、プロレス雑誌『ゴング』の日本スポーツ出版社で代表取締役も一時していたようですね。なるほど。

 そういう団体であることを「まったく知らなかった」というのが、大臣や政調会長の言い分ですが、そんなことが本当にありえない話であることを、世の中の方には再確認してほしいと思います。僕の友人の元議員秘書の話からも、わかります。少し調べたら、分るレベルと言うことです。そんな最低限の確認もしない秘書しかいないのが、総務大臣や政調会長になる政治家の事務所というなら、あたりまえの政治活動が何故できているのか、不可思議に思いますね。

 ちなみに稲田政調会長は、統一教会系の団体で、挨拶されている様子をご自身のホームページに掲載されていることも簡単に確認できます。まあ、脇は相当に甘い女性政調会長のようですね。

http://www.inada-tomomi.com/katsudou/k_200911.html

 こういう女性議員達を、閣僚や党幹部に祭り上げるのが、原発再稼動を推進する自民・安倍政権ということです。それは、まあそんなレベルの内閣だとは、普通に思いますが、これを支持する人が過半数を超えていくのが、日本国民のレベルということです。欧米の常識ある人からは、日本人が相当にバカにされるとは思います。

愚鈍。

 しかし、この日本国民のリアルを再認識することが、貴女に大切だと僕は思います。