「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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安倍首相シンパで知られる荒井広幸参院議員、福島県知事選挙に出馬予定の熊坂義裕氏と姻戚という事実。

2014-09-22 02:15:15 | 福島第一原発と放射能

 

 

よい意味でも、悪い意味でも、このフィルムは今の福島がよくわかります。

【10/11(土)  「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】 

 ひと・まち交流館 京都    

 9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク

 一般(予約不要)参加費 1000円  中学生以下は無料 

避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)⇒80人の定員。

予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/

予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」

また、避難者ではない、メルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは配信済みのメルマガでご確認下さい。

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 僕は今回の福島県知事選挙が、現在の体制である福島県側の内堀副知事が圧倒的に有利なことは、間違いないとおもいます。他が一本化してもかわりません。

 その状態の中で、反原発的な立場の候補と、被曝回避的な立場の候補が、各々、立候補することになるなら、しかしそれも違和感があります。できれば、現況の福島体制にノーを言いたい県民がどのくらい居るのかを確認する為に、一本化したほうがよいとは思います。仮に被曝回避が多少譲っても。

ここまでは、見解は変わりません。

 しかし、きょうこの2人の候補に関して、細かく確認作業して、気がついたことがあり、これは皆さんにお伝えしておこうと思います。

元宮古市長の熊坂義裕氏のことです。

 僕はこの方のことは、ご本人のツイッターやホームページ情報は確認しましたが、その出馬背景に関して、詳しくはわかっていませんでした。ご本人の言説は確認していますが、それでもどうして出馬に踏み切られたのか、いささか納得できない感覚はきょうまでありました。

あることに気がついて(気がつかなかった僕が間抜けなのですが)、ある意味では納得しました。

熊坂氏を支援するということを新党改革が公にしていました。代表で、参議院議員の荒井広幸氏が会見しています。

荒井氏は、元々、福島が、地盤の政治家です。県議出身。

郵政改革などで名前が世間に知られた荒井議員は、その後の自民を離れて、政界の荒波をしぶとく生き続けている政治家で、ある意味、日本の政治家らしい方です。

そして、昔から安倍晋三氏とは親しいことは、業界内では誰でも知っています。2006年、小泉首相の退陣後の首班指名で、ご本人は当時は新党日本にいたのに、安倍さんに投票したことで、新党日本と国民新党の統一会派を反故にするきっかけもつくっています。そのくらいの安倍首相シンパです。

最近の動向は、週刊誌の次のような記事も参考にできるでしょう。

安倍首相を助ける一寸法師 荒井広幸氏のスパイ大作戦」http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2590

そして、こうした立場であることが政治的には公然の事実である荒井広幸議員。


その荒井広幸議員と熊坂義裕氏が姻戚関係であるそうです。

荒井議員の奥さんの旧姓が熊坂。

そして、荒井氏が代表の、新党改革は熊坂氏を支援。

一昨日には、荒井議員の後援会定例役員会に、熊坂氏がゲストで登場している状態だそうです。


この構造を見れば明らかな状態です。どこからどう見ても、熊坂氏は、安倍総理シンパ荒井広幸議員が肝いりの、福島県知事候補であることが、極めて濃厚ということです。


一般的に政治家は耳ざわりよいことを皆言いますし、選挙の前は特にそうです。

その文言は、素晴らしい方たちは多いです。

しかし、そうした言葉よりも、実はご本人の政治的な立場が、どこに立脚しているのかを、まずは事前に確認する必要があります。それが必要なことです。


原発再稼動を積極推進しているのは安倍首相。

その安倍首相シンパとして今も活動する荒井広幸議員。

その荒井議員と姻戚であり、密接な状態で出馬しようとする熊坂氏。


こういう構造を見極めておかないと、何かが違うこともありえますから。

 

本当に反原発なのか。

本当に再稼動反対なのか。

被曝回避をどこまで考えているかよりも、まずは、もっと手前の話から、確認が必要であるということです。


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