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僕はトロールというのは、ムーミンのこと、ムーミントロールという意味でずっと解していました。
妖精と訳するのが最も良いのでしょうか。
ただし、これは違う意味で使われていることをヨーロッパで、こうした被曝回避に取り組んでいる人から教えてもらいました。
PR会社に雇われた人が市民運動のフォーラムや新聞のコメント欄などに入って随時かく乱コメントを書いているという話はドイツでも聞いた。こちらでは「トロール」と呼ばれている。デモなどにも混じっているらしい、ということだそうです。
まあ、これではまがまがしいものというべきでしょうか。妖怪に近いニュアンスかもしれません。
まあ、こういう話はよくわかります。日本では「工作員」という単語で表現されていたものと似たりよったりだと思います。「トロール」の日本版が「工作員」。現代日本はことばも味気ないですが。
ただし、日本の場合でもヨーロッパでも同じことかもしれませんが、この「トロール」とか「工作員」とかいうものが、誰なのかという事に血道をあげるようになります。特に、攻撃的な言説で、そのことばかりを言う人が出てきます。
ただし、そういう気持ちも理解できるのは、ネット上でまさしく「トロール」的な存在、「工作員」的な存在であるところから、「被曝回避」「放射能防御」的な言説に対して、匿名による攻撃が凄まじかったからだと思います。
特に字数制限のあるツイッターと、そのツイッターを恣意的にまとめて攻撃ツールとして使うtogetterによって、遣り取りにもならない話で、一方的に攻撃されるという現象が、蔓延りました。これは、140字という字数が、きちんとした対話には不向きで、しかし日本語として、相手を貶める意図ばかり伝えるのには、適当だった字数というシステムが功を奏した形になりました。結局、ツイッターは対話ツールとしては機能せず、かといって英語圏でつかわれているような単純な意思表明手段にもならず、せいぜい広報ツール的な意味合い(これさえも微妙な感じですが)しかありませんでした。
最近は、被曝回避側や反原発の動きが、一定以上抑え込まれている政治情勢や東京での心理情勢が固着化していることもありますし、そうした工作的活動への資金がおそらく出されにくくなっている状況もあって、攻撃のトーンも落ちています。おそらくそうしたことの効果は既に顕れているのが現実だからでしょう。
しかし「トロール」とか「工作員」の活動が次に何を呼ぶのかというと、結局は「不信」ということになります。彼ら自体というよりも、彼らの活動によって、違う波及効果が生じているのです。
その「不信」ということにつながる事象も、この被曝回避を考える人たちの間で頻繁におきることになります。それは、こうした「トロール」による活動の結果ばかりでなく、遠因として、元々のこうした被曝を懸念する意識の人たちの間に、一定数抱える病のようなものを感じています。
一つの問題は、相当な自己顕示欲です。実際に、この活動に関わっている人たちの自己顕示欲というものは、あきれるほどに凄まじいことが多く、その能力や適性を無視するばかりか、経済的にも政治的にも裏づけのない状態で大言壮語する方が多数出るという奇妙な現実が横行しています。
また、もう一つの問題は、別の商売目的などで、あきらかなルール違反の行為が横行していることです。こうしたことがまずいという話はどんなに伝えても、このジャンルに生息している多くの人たちは見ようともしません。多分、何か、代償となる成果物がほしい人たちが多く、そうした特効薬をくれそうに見えるところに、ひざまずきたがる傾向が強くあります。
こういうことが強まっていて、実は厳しい状態にあることをきちんと確認する人たちは少数派です。僕は、この状況を想像を絶する思いで見ています。一体、原発事故がおきてから、多くの人々が懸念し、この事態に真剣に関わっていったと思っていましたが、時間の経過と共に、その大半の人は、何も言わなくなり、関わらなくなりました。
そして、懸念を持ち続けている人々の数は一定数はいますし、実は西日本や北海道で、その数は増えているのですが、そうした群の中に、違う意図があからさまな人が居続けていて、執拗な妨害が続いている現実があります。その人たちの金銭目的に近いケースも多いですし、お1人だけの政治主張や特異な思い込み、更なる恨みのようなものしか聞こえてきません。
何か禍々しいものが多くありすぎて、この事態を改善させる方法が特にないと感じています。僕がもう少し政治手腕があれば、違う手法もとりますが、結局、今できることは、そういう人物を判明しだい、切り捨てていくことしかありません。そういう人が多すぎるのです。
これは読者的な立場の人ではなくて、こちら側に関わり、さらに発信しようとする人に実に多いのです。おそらく昔からこういう人は一定数はいたのでしょうが、それは陰口の世界で収まっていたことが、ツイッターやFacebookといったツールによって、あからさまになっているということだろうと僕は思います。
インターネットは、本来は表に見えてこない、人間の論評に値しない欲望や禍々しい思いをさらけ出させてしまうツールとなっていて、日本ではそれが更にまずい装置になっっているのだろうと感じています。
なお、僕はこういう人々に対しての処し方は、公にマイナスを大きく生じないものは切り捨てるだけです。
しかし、マイナスを多く生じさせると見られる存在には、その問題点を指摘することはやめません。そして、一見、被曝回避や反原発の立ち位置にあるように見えて、まったくレベルの違う酷すぎることが横行していることに、どれだけの人が自覚するのかしないのかが、次のスキームを作っていけるのかどうかという未来の話に関わると思うからです。僕には、個人的にそれで攻撃が加算される構図になっているのだろうと思いますが、こうした指摘を僕以外の人はだれもしないために、やめるつもりはありません。
体制が害悪なのは当然の話ですが、非体制にも害悪は存在しているのは常識です。
その害悪が、この被曝を懸念する渦の周りに多いことは自覚してください。声の大きい輩は特にそうなります。
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【10/11(土) 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】
ひと・まち交流館 京都
9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク
一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料
避難移住者(予約申込必要)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)⇒80人の定員。
予約方法1⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/
予約方法2⇒「puchirita@mbp.nifty.com このアドレスまで、お名前と連絡先、合計人数(うち中学生以下のお子さんの人数)、参加者全員の氏名、避難元の自治体名をメール下さい。」
また、避難者ではない、メルマガ読者の方には、一定数限定で別枠の申込設定をしています。詳しくは配信済みの最新号のメルマガをご確認下さい。
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この汚染車両で体調不良がおきた双子の御家族が、旭川講演の主催者。
【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】
12時開場 13時開演
開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)
申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/
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北海道の食料基地で、防御の要となる帯広で話します。
【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】
開場:午後2時 開演:午後2時30分
場 所 : とかち館 帯広市西7条南6丁目2
参加費: 1,000円
http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
FAX 0155-66-9281