京都 「A2-B-C上映会」、避難者が参加費半額の500円となる事前申込は、きょう9/30(火)24時で締め切ります。僕は避難者こそ見た方がよいと思い、こちらでフィルム費用など、一定額を負担して、安くなったら、見に来るだろうかと思い、設定しましたが、そういう避難者が圧倒的に少ないことを認識しました。
僕の話ではなくて、よくも悪くもこのフィルムで、避難者が再認識する内容がとても多いです。福島避難者に限りません。関東避難者も。そうした感覚が、全く伝わらなくて、僕のブログを読んでいる京都周辺の避難者が一定数居ることが、よくわかりません。嫌なものは見ないという感覚で、避難をしていることは、相当に矛盾しています。僕はそう思います。
実は西日本で似たような傾向が出ています。地元の意識ある人は集うのですが、どんどん避難者は来なくなります。総数が同じでも、その内訳が全く違っています。いろいろ気持ちの面で大変であることは理解しますが、それは何か違うと僕は思います。
【10/11(土)午前の部 京都 「A2-B-C上映会&木下黄太ミニトーク」 】
ひと・まち交流館 京都 9:30受付開始 10:00上映開始 11:10上映終了 11:10から11:40 ミニトーク
一般(予約不要)参加費 1000円 中学生以下は無料
避難移住者(予約申込必要、80人限定)参加費 500円(予約がない方は一般扱いになります)
避難移住者の予約先⇒http://kokucheese.com/event/index/212307/ (本日9/30迄、受付)
この土曜です、御嶽山の噴火は。映像もすぐに流れました。日曜に30数人心肺停止と伝えられていても、私邸でごろごろしていたのが、安倍総理大臣です。信じられません(まあ何か体調不良でもあったのかもしれないので、その場合は強くは言いませんが)。
こんな感覚の人たちが政府中枢なのが、今の日本、自民政権。
菅官房長官は「原発再稼動、噴火の影響なし」と言い張っています。
こういう人々、勢力を押し出したのが日本国民です。選択肢がないとは言え。本当に終わっているということです。
本日の所信表明でも「安全性が確認された原発は再稼働を進める」と話すのは、安倍総理。
安全性が確認される原発という存在が、如何なる場合でも担保されるものとして在り得る可能性が極めて低いことも、この政治家は認識しないようです。週末に想定外の噴火が起きても、桜島から50キロしか離れていない、川内原発の安全性をどうして担保できるのか、全く理解できません。
一方で、きょうは小泉元首相がこの状況にあたりまえの言語を発しています。
「御嶽の噴火は専門家でも想定外。想定外とはいつでも起こりうること。日本は原発をやっちゃいけない」と記者団に話しているそうです。
あたり前の感覚です。
噴火が予知できないし、その規模も事前にわからないのに、原発を再稼動させ、大きな噴火が、その原発周辺で発生したら、完全に日本が終わる可能性が高いです。
こういうあたりまえの常識的感覚も、今の政権にはありません。
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木下黄太メールマガジン34号。
【 放射能汚染チップ投棄事件で逮捕の元官僚が設立時は監事の団体、最近まで理事だったのは有名ネットジャーナリスト 】
【 鶏がらでスープを作り続けている、同じマンションの外国人妊娠女性、お腹の赤ちゃんが水頭症と診断 】
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日本の火山は、近畿や四国、中国地方の大半を除いて、全国に存在しています。気象庁のサイトより転載しました。
確認してください。
[2003(平成15)年に火山噴火予知連絡会は「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山と定義し直しました。 当初、活火山の数は108でしたが、2011(平成23)年6月にはさらに2火山が新たに選定され、活火山の数は現在110となっています。](気象庁サイトより)
そして日本で活火山として監視されている火山は次の図で分ります。
この地図を見ると、甲信越以東の東日本には、火山が相当数あること。西日本では、九州のみに集中していること。
北海道にも多いこと。関東は平野の周りが火山で取り囲まれていること。そうしたことが良くわかります。
この火山がどのようになっていくのかを、我々が知る術が決定的に少なく、こうした火山列島で、原発のようなものを運用していたのが、日本という国だったということです。
その反省が為される可能性があるのか、監視対象である、神の山、御嶽山の噴火が僕らに教えてくれることは多いと思います。
しかし、その教えを今の日本人がくみ取れるのかどうかが、相当に難しいともいえます。
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大人気アニメ番組『はなかっぱ』の原作者、絵本作家のあきやまただしさんが来場。
【10/11(土)午後の部 京都 「あきやまただしさん絵本ライブ&音楽コンサート」】
ひと・まち交流館 京都 13:00受付開始 13:30音楽演奏開始 14:20音楽演奏終了予定、休憩
14:30あきやまただしさん絵本ライブ(15:30終了予定)
避難移住者 無料(先着順、予約不要)
一般 寄付(先着順、予約不要、お1人1000円からでお願いします)
中学生以下は無料
独創性あふれる絵本ライブです。オリジナリティあふれるパフォーマンスはお子さんにうけること間違いなし。あきやまさんは、沖縄から、このために参加されますし、原発事故以降、最近では、沖縄以外では開催をしていなかった絵本ライブが、久しぶりに本土、近畿で見られる、レアな機会となります。
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御嶽山の監視体制を、民主党が事業仕分けで予算を削った状況があるという話が流布していたそうです。流布していたことも、私は知らなかったのです。
しかし、原発事故対応とは違って、これは事実ではありません。仕分けということで、一般論的に、火山監視について、そうした議論をしていた評論家の勝間和代氏がいたようですが、結果的に御嶽山はそうはなっていません。
まあ、今回は監視体制の問題ではありませんから。本質的には。
民主党の泉代議士のFacebookより引用ですが、事実関係は間違っていないと思います。しかし、こんなウソ話をよく言い触らしている人たちがいますね。あきれます。
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ネット上に「事業仕分けで御嶽山の観測予算が削られた」との情報が拡散していたので、本日、気象庁と文科省に確認しました。
①民主党政権が御嶽山を大学機関の観測「強化」対象から外した?
御嶽山が文科省の「強化」対象から外れたのは自民党政権時の「2008年12月15日」→民主党政権というのは事実誤認。
②観測体制が民主党政権時に途切れた?
御嶽山は以前から連続監視対象26火山の1つ。→民主党政権時に監視体制が縮小したり途切れたりした事実はない。
③平成21年の補正予算対象に御嶽山がない?
この時の対象は新たに「21火山」を連続監視対象にするもの→御嶽山はもともと連続監視対象。
④御嶽山の地震計は高精度ではない?
平成25年度に気象庁設置2基のうち1基を従来性能と同じ高精度機器で更新。→観測機器の性能にはそもそも問題はない。
⑤民主党政権で火山観測予算が減った?
平成21年度の40億はあくまで単発の補正予算。それ以前の自民党政権が年2.5億の予算執行。民主党政権は年5.8~5.5億の予算執行で観測体制を整備。→予算が5分の1になったとの表現は間違い。
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【10/18(土)旭川講演『チェルノブイリからみえるニッポン』~北海道を生き抜く~ 】
12時開場 13時開演
開催場所 旭川市市民活動交流センターCoCoDe(ココデ)ホール(北海道旭川市宮前通東)
申込・詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/215418/
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北海道の食料基地で、防御の要となる帯広で話します。
【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】
開場:午後2時 開演:午後2時30分
場 所 : とかち館 帯広市西7条南6丁目2
参加費: 1,000円
http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
参加申し込み先 十勝ネット市民の会事務局
FAX 0155-66-9281