建物の一部が壊れた場合、修繕しなければ徐々に破損が広がる。修繕すれば元に戻り破損は広がらない。修繕と修復には因果関係がある。しかし生物の体の場合、多少の破損であれば修繕しなくても、あるいは多少自然治癒力の妨害をしても、自力で修復する。この自然治癒力という特性が実は曲者だ。
たとえデタラメな治療でも自然治癒力が働いて治ってしまう。デタラメな治療と治癒に因果関係は無い。治療をしたから治ったのではなく、デタラメなことをしている内に自然治癒力が働いて治ってしまっただけだ。これによる治癒率は偽医療や祈祷とほぼ同程度だろう。これらには自然治癒力以外にプラシーボ効果が働くから放置する場合よりもほんの少しだけマシになるだろう。
対症療法は一時的に不快な症状を緩和する。これで時間稼ぎをしている間に自然治癒力が働いて治る。対症療法など必要無い。それどころか風邪に対する解熱剤などであれば、対症療法を施さないほうが早く治る。
勿論、総ての医療が無駄な訳ではない。抗生物質には多くの細菌を殺す効力がある。しかしウィルス性疾患には抗生物質は全く効かない。それにも拘わらずウィルスが原因である風邪に対してしばしば抗生物質が処方されている。
医療の殆んどが迷信と大差は無いが確実に治療効果があるのは歯の治療だ。歯茎とは違って歯には自然治癒力が備わっていない。だから虫歯になれば悪化する一方だ。我慢している内に痛みが鎮まってもいずれ必ず前よりも悪化して再発する。だから歯の治療だけは必須だ。自然治癒力が働かない歯は建物と同じように修繕せねば治らない。
自然治癒力の存在を無視するから多くの無駄な医療や有害な医療が蔓延る。かつては傷口は消毒することが常識だった。しかしこれが傷口の細胞を破壊し、善玉菌を殺してしまうことが明らかになり、今では消毒せずに水洗いすることが常識になった。関節痛や筋肉痛に対するアイシングもいずれは自然治癒力の妨害をする有害な医療として否定されるだろうと私は思っている。
たとえデタラメな治療でも自然治癒力が働いて治ってしまう。デタラメな治療と治癒に因果関係は無い。治療をしたから治ったのではなく、デタラメなことをしている内に自然治癒力が働いて治ってしまっただけだ。これによる治癒率は偽医療や祈祷とほぼ同程度だろう。これらには自然治癒力以外にプラシーボ効果が働くから放置する場合よりもほんの少しだけマシになるだろう。
対症療法は一時的に不快な症状を緩和する。これで時間稼ぎをしている間に自然治癒力が働いて治る。対症療法など必要無い。それどころか風邪に対する解熱剤などであれば、対症療法を施さないほうが早く治る。
勿論、総ての医療が無駄な訳ではない。抗生物質には多くの細菌を殺す効力がある。しかしウィルス性疾患には抗生物質は全く効かない。それにも拘わらずウィルスが原因である風邪に対してしばしば抗生物質が処方されている。
医療の殆んどが迷信と大差は無いが確実に治療効果があるのは歯の治療だ。歯茎とは違って歯には自然治癒力が備わっていない。だから虫歯になれば悪化する一方だ。我慢している内に痛みが鎮まってもいずれ必ず前よりも悪化して再発する。だから歯の治療だけは必須だ。自然治癒力が働かない歯は建物と同じように修繕せねば治らない。
自然治癒力の存在を無視するから多くの無駄な医療や有害な医療が蔓延る。かつては傷口は消毒することが常識だった。しかしこれが傷口の細胞を破壊し、善玉菌を殺してしまうことが明らかになり、今では消毒せずに水洗いすることが常識になった。関節痛や筋肉痛に対するアイシングもいずれは自然治癒力の妨害をする有害な医療として否定されるだろうと私は思っている。