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Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

映画 「十三人の刺客」 レビュー

2010年10月11日 23時09分00秒 | Weblog
今まで観たい映画もあったんだけど、行きつけの映画館じゃないと観ないタチなオレ。
これまでにも数本みたい作品があったけど、スルーさせられてきていた。


今回観た映画は、久々に観たいかも・・・・と、食指が動いた作品だったので足を運んだのだが、なんとなく気の進まない感じで運んだ足も、観た帰りは爽快感に似た感覚を得られたので満足している。


なおオリジナル作品ではないことを理解しているが、内容やキャストのほとんどは知らないまま、着席した。


久々に来たこのホールの客層は、ほとんどオヤジ(笑)
8割はマジオヤジ(ジーさん含む)、あとその連れかな。


一組だけオバハン軍団がいたけど、案の定全くおとなしくしないのね、予想通りだけど。
視界に入って感じたことを、すぐ誰かに話さなきゃ我慢できないみたいで、とにかくうるさかったわ。


あとは数組の若いカップルがいたけど、この客層に面食らったに違いなかろう。
なんたって、館内がオヤジ臭いんだから(笑)


さて脱線もそこそこにレビューを綴ろうか。
(多少のネタバレありだが、見る前からおおかたの結果は、観なくてもお分かりでしょう)

十三人の刺客 - goo 映画


映画 十三人の刺客(2010) レビュー


<エンドロール後のサプライズなし>


まず冒頭の数シーン、リアルすぎて目をそむけたくなるシーンが続く。
これは、いままでにないR-15作品の見せ方だろう。


割腹のシーンを演じた「内野聖陽」氏の見事な演技から幕を開けるのだが、ここから(初っ端から)リアルさ全開だ。


その後のリアルなシーンは、数々続くため正直オレは気持ち悪くなったのだが、ここを見落とすと刺客たちが今後戦う意味を理解できなくなるので我慢してみるべき。


(茂手木桜子氏が演じる名も無き女の役・・・ここもリアルの極みだった。観ていてゾッとさせられた演技力は、評価したい)


主役の役所広司は、さすがの演技力であってヒューマン系の演者をやらせたら、ピカイチだ。


ただ一つ注文をつけると、殺陣というか刀さばきは、もう一つだったのかな。
でもリーダーとしてのリーダーシップ、そして命がけかつ気迫の演技は、さすがだった。


そして人が集まる性格だという雰囲気を持たせることを簡単にやってのけてしまう演者であることを再確認した、やっぱスゴイ人だ、と。


あとは最初全然分からなかったんだけど、尾張藩の嫁を演じた「谷村美月」氏は、なぜか時代劇が似合う女優となったなぁと後々思ったことかな。


その他注目するべくメンバーは、残念ながら・・・あと二名としたい。
なぜかって?
この作品の監督は、三池崇史氏であることに通じる。


いわゆる「十三人の刺客」となるなかで実に半分弱は、映画「クローズzero」に参加した若いキャストメンバーで構成されている。


やはり、演技はそこそこいいのだが、戦闘シーン以外、あまりパッとしない印象だった。
(劇中で大きなカギを握る人物となる山田孝之氏を除く)


オレの中で、この映画の審査員賞を差し上げるとしたら以下の通りになる。
あくまでオレ個人の賞だよ(当たり前だけど・笑)


MVP   市村正親  (最も微妙な位置にいた存在を見事に演じた)

助演賞  松方弘樹  (完全なる脇役だけど、あの立ち振る舞いと殺陣シーンはさすが、最も刀のさばき方が上手かった)

特別賞  伊勢谷友介  (刺客?の中では過酷で難しい役。でも存在感たっぷりだった。)

意外で賞 稲垣吾郎  (奇人の役が案外ハマった。)



忘れちゃいけない賞があった。
「岸部一徳」氏にナイスコミカル賞を贈呈だよね。


岸部氏が演じたあのシーンはオリジナル作品にもあったのか疑問なんだけど、緊迫の長い長い戦闘シーンの前の唯一の休息となる場面をコミカルに演じた。
まさか、彼があんなシーンを演じるのかという驚きもあったけど。


最後に。


戦闘シーンが長すぎるという批判もあるようだが、あのシーンが9割でもいいくらいの重要な場面(50分もあるぞ)。


最もハラハラドキドキする場面への入り方、待たせ方も監督ならではの演出なのか、観ているほうをヤキモキさせつつ、戦闘シーンに行くので、あまり長く感じなかったのだ。


ただ、振り返って考えると、たしかに中盤は長かったかも知れない。
でもね、この映画を見終えて初めて憶えた感覚がある。


それは。
「この映画のパンフレット、買ってもいいな」


ってこと。
生まれてこの方、パンフレットなんて買ったことないんだけどね。



十三人の刺客 - goo 映画
(2010)


Wikipediaの情報はコチラ → 
主要キャストの画像などは → 

nobizouの映画鑑賞レビュー一覧 → △△

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歴史上の背景は、
松平斉韶 と 松平斉宣 について、実際の話と語り話、映画のモチーフとなったネタなど入り乱れているのが現状のようだ。

詳しくは、リンク先としてWikipediaを貼り付けておいたので、歴史に興味のある方は、参照されたし。

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どーでもいいこと

2010年10月11日 21時33分16秒 | Weblog
今日「お試しかっ!」を観ていたら、ロッテリア編をやっていた。


オープニングや途中のジングルに使用される曲が、マリンスタジアムで聴くことができる(ロッテがチャンスの時に流れる)チャンステーマと同じ曲だった。


偶然なのか、狙ってチョイスしたのかわからないけど、後者だったらスタッフや関係者は、見えないファインプレーである。


そして黙ってオレは、それを評価したい。


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20年弱も通ったレンタルビデオ屋が消える

2010年10月11日 00時57分54秒 | Weblog

タイトルのまんまだけど、オレの青年期から今のオレまで支えてきたレンタルビデオ屋が消える。


ここは、家からクルマで15分もかかるところだったけど、独特の品ぞろえが気に入って20年弱も通ったところだ。


まあ、中学時代の悪友が教えてくれたお店だったけど、多分オレのほうが通ったと思う。
近くにレンタル店がないこともあったけどね、そのちょっとだけ近所にツタヤもできたけど、通った比率だと9:1ぐらいだもんね。


ある日、2カ月ぶりに訪れた行きつけのそのビデオ屋が棚卸しの真っただ中だった。
でも、一部のDVDはレンタル専用のものまで安価で販売していた。


つまり、店を畳むため少しでもカネを得ようという魂胆が見え見えでもあった。
なんとなくちょっと軽い立ちくらみを覚えたオレだったが、店員に聞いてみた。


お互い多分顔は知ってはいるんだろうけど、口すら聞いたことない店員にオレから話しかけた。


「この店、無くなっちゃうの??」

「もうここも古いんで。この近くで探しているんですけどね、いいとこあればやるつもりです。」


つまり、建築上の都合というか建物が古くなりすぎて貸主から追い出される格好になったようだ。


レンタル屋が経営の意志があるというのにね、なんかとても悔しい気持ちになった。
ぜひ今後もどこかでやってほしいと切に願っているのは、絶対にオレだけじゃないはずなので。


ツタヤとかの大手レンタル屋さんにない品揃え、そして20年近くも通ったお店、このような店がなくなる気持ちって、家族でも失うような切ない気持ちになったんだな。



↓ オレが好きな映画の中の一つ「スクールオブロック」。
↓ まだ、DVDが新品で買えるのが嬉しい。


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