【まえがき】
詳しくは今の時点で明かせないが、「とある釣宿」のお世話になったというのは、過去ログ(前ログ)で予告したとおり。
今の職場では、一緒に同行してくれる人もいないし、自分には(そうした)友達もいないので、誰にも相談できずに、何もかもが初めての状態のまま、釣り宿に飛び込んだんだ。
結果は、潮と天候にやや恵まれない環境と、自らの未熟さ上のライントラブルを5回も生じさせてしまったこともあって、メインの釣りものが3匹しか釣れなかった(うち2匹はリリース)。
のちのち思ったことが、船宿経由での船釣りを全く知らない人が、いきなり無知で経験することはハードルが実に高すぎるということ。
釣宿によっては、細かくHPなどで紹介してくれているところもある。
だけど自分の場合、逐一、お店の人に確認しながら臨んだにもかかわらず、実は必要な情報が3割にも満たしていなかったことが後に分かった。
従ってここでは、一般的な釣り宿(釣り船)の利用方法や現場でのルールを御紹介しておこうと思う。
【予約の方法】
予約は、釣り宿の直接向かうか電話で行うが、営業時間中に行うのがマナー。
そして釣りものや午前便なのか午後便なのか夜便なのかを伝えることになる。
人数担保がある便の場合は、折り返し電話が来ることになると思うので、連絡先を登録してもらうことになる。
【乗船手続き】
無事に予約が確認出来たら当日は、まず釣宿へ向かう。
釣宿入口には、釣りもの別で船の釣座位置もしくは順番札がぶら下げてあると思うので、希望の場所もしくは番号札を持って入店する。
次に、乗船表へ記入するのだが、釣りもの別になっている場合もあるので確認されたい。
記入が終わったら、札と乗船表をレジまたは受付で代金を支払い手続き完了。
手続きが終わったら、氷付の船なら、氷を受け取ってから船へ向かう。
【乗船前】
釣り座方式なら、船長の合図で乗船し、自分で予め決めておいた釣り座に着席する。
順番の番号札方式なら、船長の合図で1番札の人から乗船して釣り座に着く。
なお、何分前から指定船の前で待っていればいいのかは、各船の暗黙ルールがあるかもしれないが10分前に現場にいれば、誰からも文句はなかろう。
ちなみに、自分は30分前から船の前にいたが、結局乗船指示は5分前だった。
【いざ本番】
どんなエサ釣りでもルアー釣りでも、回りと仕掛けの重さは合わせるということが大重要!
HP情報だけでは分からないことが、案外ここにあったりする。
自分の場合は、たまたま隣に乗り合わせた方が、本当に装備するべきタックルだったり仕掛けの重さなどを教えてくれたので助かったのだけど。
(スーパー大感謝!)
自分のケースでは、HPでの情報を信じ切って、重さ○○~○○gを各種揃えて持参したのだけど、その彼いわく「ズバリ△△gだよ、ほかは使わないかな。」と回答。
もしコレを知らずに、自分だけ違う重さで釣りをしていたら、都度オマツリ地獄だったかもしれない。
親切な常連さんとは、こうしたこともあるので確実に情報交換をしていた方がいいだろう。
まあ、そのおかげもあるが、最悪のボウズは免れることができたのだろうと思う。
【釣った魚について】
多少の大きさがある船ならば、足元または背後にバケツがあって、そこへ釣れた魚を放り込むシステムかと思う。
ただし、乗船後にそれぞれが船にあるバケツを準備することになり、後始末もやることになるかもしれない。
なお、そのバケツには海からくみ上げた海水が定期的又は船長判断で流水される釣り船もある。
【装備】
オールシーズン共通することは、足もとについてソールが滑りにくい靴かつ長靴(ちょうか)であるべきだろう。
前述の通り、バケツから流水状態もあるので、船中は船上であっても水の動きがあるものだと考えていい。
ゆえに濡れやすいスニーカーやサンダルは、釣りものによるが避けるべきだろう。
上下については、降雨や移動中に波をかぶるので濡れたり乾いたりしてもいい装備、つまり雨合羽などが必要な装備。
もちろん、いつでも帽子が必需品だし、真冬なら防寒、真夏なら薄着でもいいが日焼け対策も必須となる。
ちなみに、帽子、長靴(ながぐつ)、サロペットタイプの雨具といった装備であれば、船長からも注意を受けることもないかと思う。
【帰港中、帰港後】
道具の片付けもそうだが、釣った魚の処理も重要な作業だ。
ただし、竿頭者や最大サイズを釣りあげた人は、船長から写真撮影の協力を求められる場合もあるので、思い当たる人は釣魚の片づけを下船直前にしたほうがいいかも。
【下船後】
余裕があれば、下船直後に魚を締めておきたい。
食べるつもりやおすそ分けするつもりがあるなら、尚のこと。
その後、手指の清潔後、帰路に着く。
自分の場合は、魚屋だったり居酒屋へ持ち込む事情があるので、まだ終われないのだが、釣魚を美味しく頂けるのは釣り人の特権だから、心して食すためにも、その後の処理も充実させよう。
【PS】
マジの釣行記は、相当先にするつもり。
理由は、その船宿を明かせないことにあるし、親切にしてくれた常連さんのためにも、まだ明かせない。
自分がもう行かないと決めたら、場所と釣りものを紹介するかも。
まだまだリベンジしなければならない理由がオレにはあるしね。
![]() ダイワ(Daiwa) リール 16 月下美人 MX 2004H
|
![]() ●ダイワ 月下美人 アジング 74L-S 【ts01】
|