【あくまで持論だぜ?】
皆さん、福袋って買います??
そう、お値段以上の商品がたくさん入っていて、超お得ですよっていう中身が分からないアレですわ。
中身が分かっている福袋に関しては、実際に価値が勘案できるから今回の持論のテーマから外すけれど、基本的には、電器屋の福袋をのぞけば、ほぼ中身が見えないものが主流だろう。
オレは人生で2回だけ中身が見えない福袋を(中学生の時代に)買ったことがあるが、いずれも“クソくらえ級”の散々足る結果だった。
まあ、そうはいっても本当にお得な案件もあるだろうし、大人数で不用品をやり取りすることができれば負のリスクも避けることができる。
そうしたことが限りなくできない人に向けてオレは、皆さんへ福袋こそ「損する買い物」だと声を大にして物申したい。
今回はそうした記事になっているので、中身が見えない福袋は特に注視してもらいたい。
【実は今年、福袋を買う気満々だったオレ】
今冬は、メバル釣りに精を出そうと思っていたので、一通りの道具は持ち合わせていたが、お得感があるものがあったら迷わず買ってみようと考えていた。
そこで、千葉県内にある異なる大手釣具屋チェーン2店舗へ元日からノコノコのぞきに行ってみたんだ。
いずれの店舗においても、滞在時間5分程度で、それぞれちょっとした小物を買って退店した。
つまり、福袋を買わなかったということなんだ。
【理由は簡単】
なぜ買わなかったのかは、いずれも自社のプライベートブランドの商品を中心として盛り込まれていたから。
目立ったのは共通していたこととして、釣種ごとにパーケージされていたことは、近年になってからなのかな。
オレが欲しいメバルグッズもあるにはあったが、メバリング(ルアー釣り)用が主だったし、有名ブランド品以外にも信用ならないPB品を押し付けられても・・・と考えたら一気に冷めて買う気も失せたことが大きい。
売るほうとしたら、福袋はいい客寄せパンダになることに加え、ある意味、抱き合わせて不用品を一斉に処分できるチャンスであるとも言えるから、WINWINとも言えなくもない。
【オレには苦い経験アリ】
オレが福袋を購入した過去2回には、大手釣具系列のJ屋というショップも含まれる。
当時は、値段別に漠然と福袋が並べられていて、一切中身が見えないままのものだった。
なけなしのお年玉を握って買った福袋の中身は、子供でも分かるほど散々なごみたちばかりだったのを強く記憶している。
その詳細は、PB品なんかむしろ少ないほうで、ノーブランドの粗悪なバスルアーで値段分をカウントしていたんだから、子供心に相当傷ついた。
ちなみに、あと1回は切手の福袋。
レア物期待で某デパートにて購入も、消印つきの海外切手も多く混じり、子供ながらに呆然とした記憶が今でもよみがえる。
【福袋のジャンルはこれらだけじゃないから一概には言えないかもしれないけれど】
くどいようだが、もちろん大当たりもあろう。そして先着順の福袋という名で中身が100%判明しているものも当たり品だろう。
でもそういう品に限って、転売目的の輩が登場したり、深夜から並ぶツワモノが先陣を切るので、純粋な気持ちで目玉商品をゲットするのは厳しいのも事実。
一般人には、大きな努力もせずにノーリスクで素敵な福袋を手に入れることは、それこそ運なくして難しい。
【結局どう判断する?】
じゃどうすればいいのか?
答えは二択。
まずひとつとして、大勢の仲間やグループを形成し、不用品同士を希望者間で交換する方法だ。
この方法は、一見さんでも共有能力が高い女性同士のあいだで結構成立していることだという。
事実、渋谷方面では実際に店先でそれが行われているというから、やっぱり女性は凄いと思う。
もうひとつの答えは、「買わないこと」だろう。
中身が不明なら、欲しくないものを一つ以上掴まされる確率って100%あるんだから。
その100%を排除しても。
欲しいものが希望価格以下で購入できるリスクが担保できるのなら、当然、「買わなきゃ良いのに」とはオレも言わん。
【余談】
千葉県を中心としたカー用品店チェーンの「オートウェーブ」では、2018年の福袋(10800円/個)を販売しなかった。
企業として全て売れれば単純に500万円も売り上げが確保できるという目玉イベントでもあるのにもかかわらずだ。
理由は当然知らないし、うわさやネット上でも情報は錯綜しているのだが、オレが思うに「売れないことのほうが高リスク」ということにそろそろ気づいたんだと思う。
中身の商品が瞬時に明らかとなるこの時代、オートウェーブのPBオイルやPBオイルを使わせるためのクーポンなどがほぼ入ってくるわけで、そんなの正直使いにくい。(オレは絶対にいらん。)
それに、ある年の福袋販売日の終わり際にのぞいたら、20万超のカーナビが残っているのに福袋の残りが10数個だったようで、残りの福袋を買い占めた猛者がいた。
その後店先で中身を展開して、当然希望のカーナビをゲットできたようだが、その他用品などは、仲間たちへ分配し、どうしても不用だったらしい。
その他グッズは、駐車場へゴミのごとく撒き散らして退散していたが。
そんな光景、もしかしたら毎年繰り広げられていたのかもしれない。
(だからヤメタのかも?)
逆にPB品などが少ないオートバックスやイエローハットなどの大手カー用品店の福袋は、そんなPB品が無い代わりに、必ずいらない車内小物パーツが一つ以上入っているようだから、やっぱりゴミを増やすだけだと思っちゃうんだけど?
興味のある方は、みんカラなどで確認してみては?
オレは、みんカラとかで片っ端から眺めてみたけれど、どれも一つもうらやましいとは思わなかったなぁ。
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