ジョイフル本田「千葉店大改装」の思わぬ大誤算 「超大型ホームセンター」は生き残れるのか
【はじめに】
当方は、千葉県の中北部地域を居としているため、この「ジョイフル本田 千葉店」(以下、“当店”という。)について、相当数訪店した店である。
当店は、物心着いたころに既に存在しているほどの老舗店であって、当時から近年は同類競合店も少なく、今思えば一人勝ちの様相だった。
今でこそ、近隣には近似店が多く出店していることもあって、当方自身も現在はそこまで行かなくなったものの穴川という超が付くほどの幹線ポイントであるため、近くを通った際に今でも用事があれば立ち寄っているお店でもある。
また、この記事では当店が最も小さいジョイフル本田の店舗と紹介しているが、千葉ニュータウンなどに大型店が出現するまでは、近隣のジョイフル本田では最もここが大きい店舗であったはずであることをここに添えておきたい。
【リニューアル前は】
この記事だと近所の者らが中心に利用するとあるが、その昔から最近まで隣市からでも客が訪れるほどの人気店だったはずである。
今となっては当店の敷地内にマック(直営店)や自前のガソリンスタンドなどが出来たことで、よりいつでも賑わうホームセンターとして確立していたと記憶している。
ちなみに、近隣には「あやめ団地」などの千葉市の集合団地があるのだけど、高齢化も著しいのは参考まで。
そのようなことから主な利用者として高齢者が多かったことから、日用品等の大量買いに対応していた店舗であったことは間違いないと強く言えようか。
そんな自分も家飲みにハマっていたときは、当店でウイスキーやら焼酎やら相当買ったし、ティッシュや簡易カイロなどの日用品を立ち寄るたびシコタマ買い込んだ記憶がある。
要は、DIYのお店として始まった当店だったが、実際には当方のような利用者が多く占める店舗だったことは、この記事のとおりであると同調できることである。
【時代は変わり・・・】
自分自身もめっきり当店での利用頻度が減った。
その理由は、近似の商品を取り扱う大型店舗が近くに出来たことや日用品メインであれば、そのようなホームセンターに行かなくても概ねその辺の大型小売店やドラッグストアでも用が済ませるからである。
【大改装は知らなかったが】
ここ数年利用していなかった当方としては、改装していた事実さえ知らなかった。
この記事では、陳列商品を変更したことで、本来の客を失ったことが原因ではないかとしているが、当方はそれだけが原因と見ていない。
たしかに近隣の高齢者が買いにくい状況になったかもしれないが、当方のようにワザワザ当店まで行く必要がなくなったことが大きいはず。
だから当店は、近隣住民だけに特化した陳列方法を改めて今風のホームセンターにした方策は、二重の客離れを呼んだものと推察できる。
今までどおりの陳列を継続していたとしても、多少の客離れ(売り上げ減)はあったはずだということなのだけど、そこまで落ち込むことはなかったとも言えるからな。
【そもそもの話】
当店は、ぶっちゃけ行きたくないというか行きにくいお店なのよ。
穴川インター(京葉道路)に近く大型産業道路沿いに面しており、長沼原町や隣市“四街道市”への向かう主要道路が交わる、超渋滞のメッカポイントに当店は存在するから、距離的に時間が掛かりすぎるために億劫な移動は敬遠されがちなのよ。
だからオレもよほどのことがなければ行かなくなったしね。
今のご時勢だと、特大の目玉があるか大人しく地元に特化するかの二択だったのにそれを間違えたということだな、当店は。
【おまけ】
ケンミンSHOW的な番組でも「ジョイフル本田」を取り上げていたことがあったけれど、多くの千葉県人は、ジョイフル本田は千葉発祥だと思っている。
まあ実は茨城に本社があるので、その答えは違うということになるが、そう思われるのも理由がある。
本社がある茨城には、いわゆる超大型店舗が存在せず、県内4店舗という数で展開しており、多くの県民に認知はされているがそこまででもない(らしい)。
そんな中、千葉県は最多の6店舗を展開していて、記事中にも登場した千葉ニュータウンにある店舗は、とにかくムチャクチャでかくて、テレビでも散々取り上げられている。
そういった事情からかな、勘違いされているのって。
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