「ビッグモーター」の一連の事件、あまりにも黙殺されすぎではないか?
【そういえばの話】
あの中古車販売でCMでも有名なビックモーターが、保険金不正請求や不正整備などの実態が暴露され、結構な悪目立ち状態にある。
<不正発覚の「ビッグモーター」過去の同社のCMがネットで話題沸騰>
しかし、TVをはじめとする各メディアでは、そんなこともどこ吹く風、一切の自粛などすることもなくCMがバンバン打たれている状況でもある。
【気になるほどのCM数】
先の事案により、またまたまた代車生活となってしまい、おまけにラジオしか視聴できないという環境下となってしまったのだけど、そこで流れてくる同社CMの多さに改めて気づく。
家に帰れば、TVから。
車の中からbayFM(※)などのラジオからだ。
【過去に2回の見積もり実績がある当方】
その昔、どこかのSNSでも発信した記憶があるのだけど、いずれもなかなかの対応を受けた経緯がオレにもある。
1回目は明らかに「人気車種じゃないから」という理由で下取り額をゼロとして算定された。
そして2回目は「走行距離が多すぎる」という理由から、あっさりゼロ査定を受けた。
この対応には、さすがにあれこれ考えることになり、いろいろ相談してみた。
たとえば中古車ディーラーの知り合い4名(うち1名はカーディーラー)に聞いてみたことがあるのだけど、なんと概ね同じ答えが返ってきたんだよな。
それは、程度のいい販売車が多いこと、人気車種は案外高く買い取ることのほか、店員の態度が著しく悪い者がいるという3点だった。
オレはあいにく態度の悪い店員には出くわさなかったが、2回とも早い段階で店が下取る気がないことは気づいていたから、似たようなものかもしれない。
【実は保険屋から警告されていた】
偶然だが、今の前の代の車を買うとき(およそ6年前)に、同級生の損害保険外交員(以下「保険屋」という。)から、
「新車を買うなら各カーメーカーに知り合いがいるから紹介するよ」と言われていて、オレが「予算的に中古車でも程度が良ければ・・・」と話したら、
「だったらビックモーターは気をつけろ」と忠告されていた。
当時、その保険屋は詳しく教えてくれなかったが今思えば、こういうことだったのかと今になって反芻することに。
最近になって、諸々のニュースを見て納得したことは、ここの記事にもリンクを貼ったが、その保険屋は、渦中の一件に巻き込まれたという損保会社の代理店勤務者でもあったのだから。
【やはり“忖度”を疑う】
この一件は、自動車業界を含むリユース業界全体の立場からも大きく、そして由々しき問題なのだけど一部で悪目立ちしているが、そこまで各メディアでもざわつかせている雰囲気はない。
それはなぜなのか?
リンクに貼付した記事では「スポンサーによる忖度などではない」と言い切っているが、果たしてほんとにそうだろうか?という疑問に流れ着く。
冒頭でも語った通り、テレビやラジオでもバンバン同社は(今も変わらず)CMを打ち続けている。
これほどまでCM費を突っ込んでくれているスポンサーに対して、上げ足を取ることなどメディア側は可能だろうか?
【さいごに、おまけのコメントを】
現在諸事情により、聞きたくもないラジオを聴きながら出勤しているが、そのなかでも強いて拝聴しているのが関東ローカルFM局の「bayFM」だ。
同局の朝の帯番組では月~木で有馬隼人氏がDJを務めているのだけど、本当にビックモーターのニュースを強く感じていたタイミングで彼が発した言葉がまさにタイムリーだったので記憶に残っている。
彼はメディア側の出身者でもあるから、そのような発言になったのだろうけれど、
「一つのニュースに対して、一つのメディアからの情報では信ぴょう性が不確実。数多くのメディアから情報を収集することがとても重要。だから、僕は新聞を毎朝何社も読んでいる・・・」
・・・的なまあ実に当たり前のコメントなのだけど、なんかそのフレーズが妙に染みてさ。
それこそbayFMなんか、しつこいくらいビックモーターのCMは流れているわけだからさ。
同社が同曲の大スポンサーであることには違いないわけで、タイミング的にもさ、なんか膝を打つような、なんというか暗に教示してくれたような気がして。
まあ、当然これって杞憂であり偶然なのだろうけどさ。
(↓↓どれかひとつのバナーで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります↓↓)
|
|
|