先日、四谷の須賀神社に訪れたというレポをお送りしたところだが、なぜホーム上にお互い留まっていなかったのかとか駅周辺で探せよって悪態を付いたところ(失礼・笑)。
さて、同作品の聖地巡礼ツアー(東京編)を回れというなら、本来なら東京駅に始まって、四ッ谷駅(その周辺)、瀧のバイト先のモデルとされる「カフェラ・ボエム」、奥寺先輩とのデート場所など、挙げたらキリが無いが、ぶっちゃけラストシーンである四谷須賀神社の階段を拝んだら、もうOKだという人が大半かと思うし、オレもそう思う。
そう考えたときに、(今は行く気がないけれど)岐阜高山編を回るときは、どこまで回るべきかと悩んでしまった。
そこで、オレが現時点で調べた限り(今日現在)での、岐阜高山での巡礼案および考えられる交通プランなどを提案しようと思う。
ただし、岐阜高山編は、三葉らのバックボーンである地区において、ほぼ架空の設定または合わせ技、もしくは岐阜高山地区以外であるため、巡回ルートはある程度の取捨が必要になるだろう。
【巡礼案は大きく分けて4案】
A案としては、「飛騨古川中心コース」を提案する。
古川側でのポイントは、三葉サイドと瀧サイドをどう取捨するかになると思う。
個人的には、瀧が聞き込みを行った際に訪れた場所である、駅跨線橋、飛騨市図書館、五平餅の店(実はここでないという話もある)、さくら物産館、気多若宮神社および高山側の日枝神社の6箇所を巡礼する。
ちなみに、落合バス停は古川の駅から駅2つ離れていて車でも20分以上掛かるので工程に余裕ができたら訪れることとして、バス停に行くほうをB案とする。
そしてC案「神社中心コース」を提案する。
これは表題のごとく、最低でも気多若宮神社と日枝神社を巡ることに特化したルートだ。
このコースであれば、自動的に古川駅跨線橋や特急ひだ号を拝めるし、さくら物産館ぐらいは回れることになると思う。
つまり、行ったからには最小限でもポイントだけは回ってみようというルートだ。
D案は、ほぼすべてのポイントを自力で回ろうというもの。
ここでいうポイントとは、前述と重複するが、古川駅周辺、図書館、五平餅、白壁土蔵の街並み、物産館、神社2つ、バス停となる。
ただし、これを実行するためには、落合バス停の取扱がキモ。
列車を利用するなら、1日で片道8便しかないから、現地スタートするか古川からタクシーを利用するなど、ちょっとした工夫が必要になる。
最後にE案だが、これはC案のすべてを高山または古川から、すべてタクシーで巡ってしまおうというもの。
一昔前なら、ドライバーに2~3万握らせたら、大概の回遊は許容してくれるものだったから、雨でも安心なルートになるだろうし、場所に悩むことも無かろう。
【さあ、まず名古屋からの実費を勘案!】
北陸方面の在住でなければ、名古屋発着の巡礼で異論はないという前提でA~Dについて負担金の比較をしてみた。
ただし、駅間の移動には、すべて特急を使い、名古屋発着便は指定席であることを前提とする。
なお、すべての鉄道移動は名古屋→古川→高山→名古屋の移動とする。
参考までに、B案でのバス停移動は、古川-角川間の鉄道移動+徒歩を利用するものとして計算し、D案でのバス停移動は、片道6000円として算出する。
<表-1>
この表から分かるとおり、すべて徒歩移動しようと思うならば、古川と高山での発着なら名古屋からの負担が同じだということは、(順序を逆にしても同じ)どちらを起点にしても12600円かかるということ。
バス停まで移動しても、プラス480円払えばOKだ。
次にタクシー利用案。
<表-2>
あくまで目安なので参考程度のとどめて欲しいが、明らかなことは、バス停まで古川から5000~6000円掛かるということ。
また、ひとたびすべての名所をタクシーで回ると、古川駅からの発着で運よくタクシーを自力で捕まえられたと仮定すると24900円くらい負担することになる。
これにタクシーの待ち時間を加えたら、最低でも3万円以上を支払わないとチャーター便は了承してくれないことが容易に予想できる。
つまり、お金がある人は名古屋からの往復で5万円くらい出せば聖地巡礼することが出来るということ。
オレみたいな貧乏人にはとても、そんな大枚は払えない。
そこで、地元のバス会社が実施している観光ガイドタクシーは、さすがの展開力を発揮しており、なかなかニクイ値段設定をしている。
それを簡単に次表へまとめたが、正式なものは濃飛バスの公式HPで適宜確認されたい。
<表-3>
この表をご覧になって分かるとおり、どのプランもバス停と気多若宮神社はマストで回ることになっている点だ。
つまり、バス停に行くには、タクシーの機動力が不可欠であって、その鉄道移動の弱点を逆手に取ったプランになっている。
古川からバス停まで片道5000円以上でしょ?
列車時刻表とにらめっこすれば誰でもわかることだが、どんなに頑張っても、角川駅では1時間以上は待つ。
(参考までに、最短は朝イチ6:02に到着する列車が最短で1時間くらい。お昼が最長で3時間以上待つことになるぞ。)
三葉が田舎暮らしに悲観するのも、分からんでもないということを実感するにはいい旅かも知れんが、巡礼目的ならタクシーを絡めてみたくなるものよ。
まあ、このタクシーガイドも人数が4人揃うのだったら、そこまで悪くないけど、逆に4人揃うのだったら、バス停だけタクシーを使うのも割り勘なら、時間を買うという意味でそこまで高くない気もする。
つまり、このタクシーガイドは、鉄道移動のリスクを最大限に取っ払った最強の巡礼移動プランといえよう。
【飛騨路フリーきっぷを利用したらどうか?】
JR東海では、この巡礼プランに寄り添うようなお得感が見え隠れするフリー切符を販売中だ。
ただし、特定の繁忙期は販売しないので利用には注意が必要。
ちなみに、この切符は、飛騨金山~飛騨古川までの区間がフリー区間となっていて、自由席なら特急でも利用可能で乗り降り自由だ。
(特急が使えなかったら、ただのクソ切符だがな・笑)
この切符のポイントは、フリー区間までの往復に特急自由席が使えるほか、片道の一回限り特急指定席を利用できるということ。
ちなみに巡礼ツアーで必要な(バス停がある)古川~角川間が、フリー区間外というところがミソね。
この区間は、表-1に示したとおり実費で行っても往復500円くらいだから・・・と簡単に考えてはならないのは、前述のとおり。
自力で一日で回りたいなら、どうしてもバス停までの1区間をタクシーで行くか、切り捨てるかの選択が出てくる。
この切符のメリットは、オマケでタクシーチケット6000円分が付いてくること。
ん?6000円??って思うでしょ?
ちょうど、古川からバス停までの片道分の運賃だし、おつりもきそうだよね。
しかもフリー切符の販売価格を下表に掲げてみたので、表-1と比較しながら見比べて欲しい。
<表-4>
一人用だと、タクシー券が無ければ、帰りの指定席券の代金分だけ赤字になるという設定価格。
これをタクシー代6000円について最初から差し引いて考えるかは、貴方の価値観次第。
(タクシーで6000円掛かるところを2360円でいけると思えば、お得になれる・笑)
そう考えれば、その販売価格は、帰りの指定席料金2360円を自腹で払っても相当安い計算になる。
しかし、最初からバス停を切り捨てているなら、正直一人用なら旨みはない。
でも完全に明らかなのは、複数人で利用する場合だ。
2人用で考えたら、タク券なくても2300円/人ぐらいオイシイし、4人用なら14650円/人もオイシイ切符となる。
それくらいお値段が浮くのなら、前述の濃飛バスによるタクシーガイドの2時間コースを契約して、残りはすべてタク券で移動したってお釣りが出そうだから、そんな贅沢なプランも4人なら可能だ。
【さいごに】
ここまで書き綴っていたら、行くつもりはなかったのに行く気満々になってしまったことをお詫びしたい。
また、本文中にあった濃飛バスのタクシーガイドは、ブームによることも左右されるので、いつまで実施しているのかは、利用を考えている方なら直接先方へ確認していただきたい。
此方は一切の責任は負わないし取らないので。
そこで!!
自分と同じくらいの受け止め方(熱量)の人であって、熱量はそこまでないけど行ってみようかと思う貴方。
一人だと旨みはあまりないし、共感できる人と行ったら楽しそうなんだけど(笑)
ちょっと興味のある方は、このブログにコメントいただくかアメーバブログへ直接メッセージメールでご連絡してください。
老若男女問いませんが、条件はたった一つ、私と今秋に日程が合う方で前日夕方に名古屋駅で待ち合わせが出来る、ワタクシ発案の工程に参加可能で理解ある方に限ります。
ぜひご検討ください。
【PS】
このツアーは、近日中にスケジュールをこのブログで発表します。
なお、最低催行人数は、当方のほか1名以上の飛騨路フリーきっぷ同行者がいることで実施します。
ただし、3名以上となった場合は、抽選にて調整いたしますのでご了承ご承知おきくださいませ。
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