フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

桃ちゃん算数遊び+フィリピン人に利用されない工夫

2012年02月23日 06時38分49秒 | 子ども達とフィリピンの学校
桃ちゃんの幼稚園ではたま~に算数遊びセットを家庭でやらせて下さい~と子どもに持たしてくる。
説明書を英語で読むのが面倒だけど、こういう学校から来るゲームは桃ちゃんは大好き。

入ってたのは数字の書いてあるカードと、大きいビーズと、2色に分かれた紙。

説明書きが長ったらしかった割には簡単な遊びだった。





先ず、好きな数字のカードを取って、それを2色のカードの真ん中に置いて、






数字の数だけのビーズを取って、二色の紙のそれぞれに分けて置くだけ。






こんな感じ。






その組み合わせを桃ちゃんは紙に書いてました。
(別に書きなさいと指示はなかったけど)







桃ちゃんは一つの数字に2つずつの組み合わせしか書かない、と自分で決めたので、これは別に宿題じゃないし(提出しなくていいし)好きなやり方でやらせました。




それにしても桃ちゃんの幼稚園、去年の年中さんでは足し算、引き算があったのに、今学年(年長さん)では分数が出て来ただけ。
それなのに来年は突然小学校1年生を飛ばして2年生になるの~大丈夫かな。



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ところで色々利用される事が多い私に息子の学校のある保護者が助言してくれました。
あくまでもフィリピン限定かもしれませんが、今、日本にもフィリピン人が多いし、誰かの役に立つといいな~と思って書いておきます。


誰かに寄付とか援助とか求められることがフィリピンではとっても多い。

そんな時、相手の必要な金額、又は物の10%だけ最初にあげなさい、そして暫くしてまた援助を求めたらまた10%、と言う風に最初から全部与えずにちょっとずつ、ちょっとずつ援助してあげるそうなんです。そうするともの凄く恩を感じるし、感謝もされる。最後には100%あげる事になるかもしれないが、もしそこまで行き着いたら一生の恩を感じたと喜ぶ。でも最初から100%あげてしまうと何の恩を感じないどころか、後で返せと言われないようにわざと喧嘩別れに持っていったり、金持ちだから当たり前、自分はアンタみたいな人がいるからお金がないなど筋違いの感情を抱いたり、とにかく感謝はしないことが多い。



そして偶然だけど、長女がフェイスブックでこんなつぶやきを・・

The reason why people start taking you for granted is because you are starting to give too much.

周りの人があなたを利用して当然と思うようになり貰いっぱなしで平気になるのは何故かと言うと、あなたがその人に必要以上にあげてしまったから。



私も今学年は息子の友達の事で色々失敗しましたよね。別に彼らに払って欲しいと思ってはいないけど、感謝されないのは私にも問題があったわけですね。

そう言えば昔だけど外国人の弁論退会である外国人が言ってたのを思い出します。(大体こんな感じの文章)

「日本人に何かをプレゼントしたらありがとうと言われました。その次の会ったらその人はまた私に有り難うと言いました。そして何度も何度も同じプレゼントの事でお礼を言われたので、何故なのかわかりませんでした。またプレゼントが欲しいから催促してるのかなと思いました。私の国ではお礼は一度しか言いません。でも日本人はいつまでも覚えていてお礼を言います。」

なんかこういう日本人の恩を覚えている、して貰った事を忘れない、って素敵だと思います。

フィリピンに住んでても私はやって貰った事は忘れないです。でも私は日本人なので私がやってあげた事も忘れない。だからって相手に恩をきせたりはしないけど、やって貰った事も、やってあげた事も忘れない。

フィリピン語には「オタン ナ ロオブ(恩)」って言葉がありますが、日本の恩とは全然違う。
「オタン」は借金のこと、ロオブは心。

じゃあ「恩」だろう、と思うとそうでもない。

その言葉とかなり矛盾してる言葉は「ソンバット(sumbat/nanunumbat)」で、フィリピン人はこれを凄く嫌う。

タガログ語のオンライン辞書でソンバットを引くと「叱る」とか「罪の意識」など書いてあるけど、実際には私にとっては「恩をきせる」って意味。

例えば私がメイドさんに「お米が沢山取れたからどうぞ持っていって。でも良かったら超過勤務は払えないけど明日、働いてくれないかな」と頼んだとする。でもそのメイドさんはお米は貰ったけど次の日欠勤したとする。その時に私がそのメイドさんに「あなたが来ると思って待ってたのに。お米もその為にあげたでしょ。」と言ったらそれは「ソンバット」

こんな事をフィリピン人のメイドさんに言ったら泣き出して怒って仕事を辞めてしまう。屈辱なのです。

「私が貧しいと思って恩をきせるんですね」

と言うわけ。

フィリピン人に物をあげる時にはその事について二度と口に出さない覚悟が必要。


だから先日のライアン君の卒論制作費も私がライアン君に「あなた達の出費は私は出してとは言ってないでしょ。でも先生から払い戻し出来るって保護者から聞いたから私が聞きに言ったら変だから聞いて来て。」とお願いしたのも、ライアン君にとってはきっと「ソンバット」で屈辱で、信じられない私の態度なのだろうと思う。

フィリピン人は自分から恩を感じるのは良いけど、あんた(恩をくれた人)には言われたくない。

しかも、本当に恩を感じるかと言うと、最初に書いたように、始めから全部あげてしまうと恩を感じないよう。
ちょっとずつあげた方が感謝もされ、恩も感じる場合が多いとか。

そして彼らに借金を申し込まれるのは本当に面倒。何故かと言うと彼らは平気で

「あなたは車何台持ってるじゃないの」とか、「自分の家を持ってるけど私は借家なのよ」とか、「あんたの子どもは高い私立に通ってるのよね。金持ちは違うわね。それに比べて私の子は公立よ。私に恵む借金くらい簡単に出せるでしょ。」と詰め寄ってくる人が中にはいる。

泣き落としでも、無理押しでも、昼メロドラマ並みの演技でも何でもする人は大勢いる。

そんな時に良い断り方を見つけたので重宝している。それは彼らと同じレベルの問題を提示すること。(内容は嘘でもいい)

「車を買っちゃったのだけど、実はその直ぐ後に日本の父が骨折して手術代が払えないから銀行に借金する羽目になったの。子どもの学費も義両親から恵んでもらったのよ。」

フィリピン人はあちこちに借金してそのまま返さない人が多いので、借金して大変という文句は彼らにはもの凄く有効な断り理由になる。そんな理由を言うと借金の申し込みを直ぐに取り止め、むしろ同情、共感してくれることが殆ど。頭から「家は借金はしない方針なので」なんて言う言葉は通じないフィリピン人。色々な付き合い方のテクニックが要ります。

長女の桜は私よりもっと色々なテクニックがあるので今度はそれも紹介しますね。

フィリピンがアメリカ式義務教育を導入

2012年02月23日 03時27分03秒 | 子ども達とフィリピンの学校
フィリピンの教育制度改革について。直接関係のない方はどうぞスルーして下さい。



末っ子桃ちゃんが幼稚園の年長さんに通うポベーダからお手紙が来ました。
今度導入されることになった義務教育を年長さん(キンダー)+12年=13年教育にする教育省の新たな改革について、
今年の新学期から導入されることになったからです。

私がこの話しを初めて聞いたのは去年の今頃。

息子の同級生のお母さんで大学で会計学を教えている先生が話してくれたのです。そのお母さんは、

「ねえ、もう決定されたらしいけど、来年から義務教育が変わるのよ。今まで10年だった義務教育が幼稚園年長+12年になるらしいのよ。って事は私たち大学は2年間入学者がゼロって期間が出来るってことなのかしら?お給料はもらえるのかしら。もの凄く不安だわ。」

と心配そうでした。

そして今年度は移行期間ということで、何処の学校も別々の対策を立てています。

ちなみに桃ちゃんが通う学校は、今までは幼稚園3年間、小学校7年間、ハイスクール4年間だったのですが、こんな風になりました。

・ 今、小学校7年生の生徒は予定通り3月に卒業します。この学年の生徒は予定通りハイスクールに入学し、4年間のハイスクールを終えて卒業となります。
(つまり11年教育のまま)
・ 現在小学校5年生は6月の新学期には小学校7年生になり、現在小学校6年生は6月の新学期に8年生になります。そして12年生まで学んだ後に卒業となります。
(つまり11年教育のまま)
・ 現在幼稚園の年中さんで学んでいる生徒は6月の新学期から小学校1年生になるので3月に幼稚園の卒園式をします。(12年教育)
・ 現在幼稚園の年長さんで学んでいる生徒は6月から小学校2年に入ることになったのですが、幼稚園の卒園式は予定通り行います。(11年教育)
・ 現在小学校1年生は新学期から3年生に、小2は4年生に、小3は5年生に、小4は6年生になります。(11年教育)
・ 現在幼稚園の年少さんに属する生徒はそのままのレベルでこれからも進みます。
(12年制:現在の生徒は学年を1年下げたということになります)
・ 学年の年齢切り替えは従来の10月31日から6月1日に変更となりました。
・ 小学校1~8年生までは今年度は移行期間用の授業内容を学びます。

ちなみに入学受付の年齢切り替えは例えばアテネオ小学校は12月だったり、公立の学校は6月だったりで今まではバラバラでした。



これを見て分かりますが、桃ちゃんの学校では殆どの生徒が11年教育になります。

ところが、これが出来ないのは家の隣のアテネオ高校など。アテネオにはアテネオ小学校、アテネオ高校とありますが、この2つの学校は繋がっていないのです。受験して入り直します。殆どの生徒がアテネオ小学校から移って来るとは言え、中には学力が低くて転校する子もいます。

またアテネオ小学校は7年制ですが、他の小学校で6年までしか勉強してない子でも受験に受かれば今まではアテネオ高校に入学出来たわけです。
そういう子は今まで10年教育で大学に進んでいました。

そしてアテネオ高校は今回5年制になったのです。

と言う事は桃ちゃんの学校より1年多く勉強するってことですよね。
桃ちゃんの学校は全員がほぼ学年を一つ飛ばして11年教育を死守したって感じですが、その1年余分に勉強しなくてはならないことは何処で詰め込むのかしら。

そして大学受験ですが、桃ちゃんの学校やその他同じ方針を取った学校は4年後に予定通り大学受験となりますが、
アテネオ高校のように5年制になった高校は5年後に大学受験。

息子の学校は6年制になると聞いたので6年後に大学受験です。

可哀想なのはアテネオ高校が5年後に大学受験する年に桃ちゃんの学校から受験する生徒達。彼女達(女子校なので)は4年しかハイスクールをやってないのに5年間勉強した人達と一緒の受験になるわけですから。

もっとも現金な主人は授業料が一年分得する~と喜んでるんでます。桃ちゃんは別にサイエンティスト(科学者)になるわけじゃないし、1年くらい減ってもいいじゃない~って主人はお気楽に笑って。
私は主人と正反対で心配性~。

あ、でもね、桃ちゃんは幼稚園の年中さんの時に勉強についていけなくて、このままだったら小学校に上がる時に退学になりそうだったので嘆願書を書いて、年中さんをもう1回やらせてもらったんです。この嘆願書もなかなか許可が下りずにヒヤヒヤでしたが。

日本なら本当は小学校1年生の桃ちゃん。多分アメリカでも小学校1年生の年齢。
なので新学期に小学校2年生になると言うのは桃ちゃんにはちょうど良い学年ではあるんですよね~。

私が年中さんを繰り返してもいいじゃない、と思ったのは桃ちゃんの学校教育が11年制だったから。でも12年制だとしたら卒業すると19才?
と、別にいいんだけどね、ちょっとは本人が気にしたらどうしようと思ってたんです。だから良かったのかも。