フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

母の日って自分を褒める日

2012年05月13日 04時12分04秒 | フィリピン親戚との関わり
日曜日、母の日ですね~。
全世界の母の皆さん、Happy Mother's day!

私のとっての母の日は毎年、義母の日。
私だけじゃなくて、主人の姉とか、主人の兄のお嫁さんとかも祝ってなんて貰えない。






と言うわけで夜中にお寿司作りをしてました。
フィリピンでカリフォルニア巻きと呼ばれるマンゴと蟹カマの巻き寿司は
昼間、メイドさんに巻いてもらったから助かった。

私は鮭、蟹カマ、焼き肉巻き。

日本に居たらきっと実家の母と私で家事や料理をサボって
家族、皆でお出かけするだろうな~。

主人の両親は外食より持ち寄り希望。
と言いつつパーティーに行って見ると結局お料理が好きで上手な義母がかなり作ってて
お嫁さん達は出来合いかデザートを買ってくるか
メイドに作らせた料理だけって事、多いのよね。

母の日なんてそんなもの。
子どもなんて照れくさくてお母さんいつも有り難う、なんて言うわけないし。
思い切り自分で自分を褒めよう。

主人なんか私が去年

「今日は母の日なのにゆっくり出来ない」

って言ったら、

「君は僕の母じゃないから僕は君に感謝する必要はないんだよね。」

だって。

主人は今日は自転車レースに出場するとかでクラーク元米軍基地周辺に集合。
自分の母のパーティーにも出席せず。

教会熱心姉さんは家族でフランス旅行中だし、
社長兄さん夫婦もアメリカ旅行中で不在~。

息子の虎次郎はいつも行きたがらず前日からイライラ。
行きたがらない気持ちもわかる。
だって皆(いとこ達)、虎次郎を無視。わざとだと思う。
話しも合わないんだろうけどあからさま過ぎ。

小学校6年くらいの時、遊び友達が居なくてカナダ姉さんの家に連れて行ってあげたことがあった。
突然訪ねた私も悪いけど、そしたらカナダ姉さんの次男で彼女が一番溺愛してる息子が

「ママ、虎次郎は何でここに居るの?」
(Mom, why is he here?)

と冷たく言った。

背筋が凍った。

カナダ姉さんが「知らない(I don't know)」って言ってそのまま私たちを無視。
家に足を踏み入れず、すごすご帰宅した私と虎次郎(車で30分の距離)。

フィリピン人と一口で言えないほど色々な人が居るけど
嫁いびりとか、日本では考えられない酷い人もいるから
私なんて良い方。

お姑さんは良い人だもの。

姑が子どもをおろせと言って堕胎させるとか
嫁だけ食べさせないとか、追い出すとか、
そんな話しはよく耳に入る。

ホスピタリティー(他人に親切)と言うけどあくまで外面って気がするし。
特にお金を持って来ない(持参金がない)嫁って肩身が狭いみたい。
人間の価値観=いくら家にお金入れるか~みたいな。

いや、全員じゃないけど割とね、そういう傾向。

タガログ語ではよく皆さん「ワラン クエンタ」って言うんですが
日本語だと「金にならない」「価値がない」って感じ。

クエンタって多分スペイン語の「cuenta(英語ではaccount)」から来てるんでしょうね。

ま、虎次郎の件とは関係ないけど。
いつか虎次郎も自信を持って親戚と話せるようになったら良いけど
どうなんだろう。

それでもクリスマスとか誰からも話しかけられないのにじっと我慢してパーティーに出席してたし
笑顔すら祖父母には見せてた虎次郎って成長したなと思う。
私ならきっと誰からも話しかけられなかったら耐えられない。

日本の母のことは虎次郎は大好きなのだけどね。
主人の両親や親戚とはあまり親しくないです。



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