先週の火曜日の朝、休暇に出て行ったメイドさん、
火曜日の朝に戻って来てくれました。
今21才の桜が1才の頃から働いてくれていて、
途中で何年か居なくなったりして計11年くらい家では働いてくれてる彼女。
時間に正確なのが取り柄。
彼女、いつもバスで故郷に帰るのだけど、
今回は行きも帰りも道中散々だった~と言うのです。
フィリピンは7000以上の島に分かれているので、彼女の故郷もパナイ島の外れで、バス、と言ってもバスが何度かカーフェリーにバスごと乗り込んで島を縦断してはカーフェリーで渡る、を繰り返します。
先週、彼女はマニラを午前8時発くらいの出発し、
ある港に着き、次の島に渡る為に夜11時にカーフェリーが港を出発したそうなのだけど
1時間ほど経った深夜12時頃、暑い夜だったのであるお母さんが3才くらいの子におっぱいをあげながら船デッキの端っこに立っていたら
その子が足でお母さんの体を蹴ったみたいで突然海に落ちちゃったそうなんです。
(と言うのは周りの人の話しで真偽はわからないけど)
そうしたらお母さんは直ぐに海に飛び込んだ・・
深夜12時、海は真っ暗。
それを見た近くに居た中学生を連れたお父さんが助けようとまた飛び込んだ。
あっという間の出来事。
もちろん直ぐに船を止めたのだけど、直ぐに止めたと言っても数分経ってるわけです。
港の沿岸警備の方も駆けつけて探したけれど3人とも出て来ず。
お父さんを亡くした中学生の子は船会社から保険金が下りるとかでマニラに向かうバスに乗り替え、
やっと船が出発したのは午前2時だったそうです。
3才と言えば結構大きいからお母さんだって蹴られた時にその子の体をしっかり抱けなかったのでしょう。
カーフェリーの3階デッキから落ちたとかで
3階の高さからプールに飛び込んだことを思えば
高さがあれば体は水中に最初沈みますよね。
まして走ってるフェリーの脇に落ちたら水流に巻き込まれるでしょうから普通には泳げないでしょう。
本当にお悔やみ申しあげたいです。
こういうちょっと注意していれば防げそうな事故はフィリピンには本当に多いのです。
(この事故もニュースにならなかった)
子どもが関係した事故は聞いてると切なく思ってしまいます。
真っ暗な海に飛び込んだお父さんも泳ぎに自信があったのかもしれませんが
プロのレスキュー隊でも溺れている人を助けるのに浮き輪など持たずに飛び込まないのではないかしら。
(詳しく知りませんが抱きつかれたら自分も泳げなくなって溺れそうですし)
私がそのお母さんの立場だったら飛び込んだかもしれないけど
泳ぎには自信がないし、3階の高さから飛び込むのは危険なので
(高さが高いほど水の表面が体に当たる固さが増すんですよね)
ライフベストや浮き輪を借りて飛び込むかな。
自分が溺れたら子どもは助けられないし。
別のメイドさんが私に
「溺れた人って沈んでるから探せないよ。浮いてくるのは何日か経ってからだからね。」
って。
周りでしょっちゅう人が溺れるのでこういう豆知識はしっかり持ってる人、フィリピンには多い。
そして帰り。
昨日乗った帰りのバスは完全に故障して新しくバスを待って乗り替えたそうで予定より何時間も遅れて到着。
しかもうちの運転手さんが迎えに行く予定が
彼女、携帯の残金がなくなってしまって私に連絡出来ず、
ジープを乗り継いで戻って来ました。
借金して2万ペソ(4万円弱)持って田舎に帰ったけど
きっと現金は全部あげてきちゃったのでプリペイドの携帯にお金を入れられなかったんでしょう。
今日はさすがに夜行バスで殆ど寝てないって感じでお疲れ気味でしたが仕事はきちんとしてくれました。
いつも応援ありがとうございます!
火曜日の朝に戻って来てくれました。
今21才の桜が1才の頃から働いてくれていて、
途中で何年か居なくなったりして計11年くらい家では働いてくれてる彼女。
時間に正確なのが取り柄。
彼女、いつもバスで故郷に帰るのだけど、
今回は行きも帰りも道中散々だった~と言うのです。
フィリピンは7000以上の島に分かれているので、彼女の故郷もパナイ島の外れで、バス、と言ってもバスが何度かカーフェリーにバスごと乗り込んで島を縦断してはカーフェリーで渡る、を繰り返します。
先週、彼女はマニラを午前8時発くらいの出発し、
ある港に着き、次の島に渡る為に夜11時にカーフェリーが港を出発したそうなのだけど
1時間ほど経った深夜12時頃、暑い夜だったのであるお母さんが3才くらいの子におっぱいをあげながら船デッキの端っこに立っていたら
その子が足でお母さんの体を蹴ったみたいで突然海に落ちちゃったそうなんです。
(と言うのは周りの人の話しで真偽はわからないけど)
そうしたらお母さんは直ぐに海に飛び込んだ・・
深夜12時、海は真っ暗。
それを見た近くに居た中学生を連れたお父さんが助けようとまた飛び込んだ。
あっという間の出来事。
もちろん直ぐに船を止めたのだけど、直ぐに止めたと言っても数分経ってるわけです。
港の沿岸警備の方も駆けつけて探したけれど3人とも出て来ず。
お父さんを亡くした中学生の子は船会社から保険金が下りるとかでマニラに向かうバスに乗り替え、
やっと船が出発したのは午前2時だったそうです。
3才と言えば結構大きいからお母さんだって蹴られた時にその子の体をしっかり抱けなかったのでしょう。
カーフェリーの3階デッキから落ちたとかで
3階の高さからプールに飛び込んだことを思えば
高さがあれば体は水中に最初沈みますよね。
まして走ってるフェリーの脇に落ちたら水流に巻き込まれるでしょうから普通には泳げないでしょう。
本当にお悔やみ申しあげたいです。
こういうちょっと注意していれば防げそうな事故はフィリピンには本当に多いのです。
(この事故もニュースにならなかった)
子どもが関係した事故は聞いてると切なく思ってしまいます。
真っ暗な海に飛び込んだお父さんも泳ぎに自信があったのかもしれませんが
プロのレスキュー隊でも溺れている人を助けるのに浮き輪など持たずに飛び込まないのではないかしら。
(詳しく知りませんが抱きつかれたら自分も泳げなくなって溺れそうですし)
私がそのお母さんの立場だったら飛び込んだかもしれないけど
泳ぎには自信がないし、3階の高さから飛び込むのは危険なので
(高さが高いほど水の表面が体に当たる固さが増すんですよね)
ライフベストや浮き輪を借りて飛び込むかな。
自分が溺れたら子どもは助けられないし。
別のメイドさんが私に
「溺れた人って沈んでるから探せないよ。浮いてくるのは何日か経ってからだからね。」
って。
周りでしょっちゅう人が溺れるのでこういう豆知識はしっかり持ってる人、フィリピンには多い。
そして帰り。
昨日乗った帰りのバスは完全に故障して新しくバスを待って乗り替えたそうで予定より何時間も遅れて到着。
しかもうちの運転手さんが迎えに行く予定が
彼女、携帯の残金がなくなってしまって私に連絡出来ず、
ジープを乗り継いで戻って来ました。
借金して2万ペソ(4万円弱)持って田舎に帰ったけど
きっと現金は全部あげてきちゃったのでプリペイドの携帯にお金を入れられなかったんでしょう。
今日はさすがに夜行バスで殆ど寝てないって感じでお疲れ気味でしたが仕事はきちんとしてくれました。
いつも応援ありがとうございます!