フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

主人が友達の息子さんのGod father になりました(フィリピン教会のしきたり)

2012年02月12日 22時01分09秒 | フィリピンの習慣など
昨日はず~っと気持ち悪くて寝られないと思っていたら、今朝からお腹を壊して、どうも食中毒だったみたいです。昨日のパーティーに一緒に行ったメイドさんも朝からお腹を壊してたそうだし。ただ桃ちゃんと主人がならなかったのが幸い。

フィリピンのケータリングでお腹を壊すことってたまにあります。パーティーの始まる何時間も前に調理して保温もせずに運んで来てセッティングし、パーティーの始まるまで気温30℃~35℃の繁殖しやすい温度のまま置いてあるせいですね。特に牛乳が使われているホワイトソース系、トマトが使われているトマトソース系など注意が必要だと思います。



そして今日は夕飯に主人のお友達の息子さんの堅信式のお祝いに呼ばれました。日本語では堅信式と言いますが、英語では「confirmation」です。これはカトリックの儀式なんですが、生まれた時に親が洗礼を受けさせるのは皆さんもご存知だと思いますが、ある年齢になると今度は自分がカトリック信者として生きていく決心のような式をするのです。この儀式は普通の司祭(神父)が執り行うことが出来ず、司教という位の高い司祭が執り行います。



(青い唐辛子にタコスのソースや牛挽肉を詰めてピザの薄い皮を巻いてオーブンで焼いた料理)



フィリピンではこの儀式を公立の学校に行ってる子は教区のカテドラルという大聖堂でまとめて行うことが多いのですが、カトリックの学校では学校に司教を呼んでまとめて年に一度やっています。実は私はこの学校で執り行う堅信式には反対なんですけどね。宗教の問題は子どもが自動的に決めるべきじゃないと思います。大学に入ってからでも、社会人になってからでも、自分が本当にカトリックでこれからも生きたいと思って決断出来る年齢に決めたら良いと思うのです。宗教を持たない人が悪いと私は思いませんし。むしろ自動的に堅信式を受けさせ、でも本当は自分はカトリックとして生きたくなかったと後で思う方が本人にも、教会にとっても損失だと思います。



(フィリピン人はこういうお寿司が大好き。主人の友人は日本に行ってこういうお寿司が何処にもないと嘆いてたので、それならアメリカに行ったらあるわよ~と話しました。)




今回、堅信式を受けた男の子はアテネオ小学校の7年生。今年の3月に卒業して、6月からはハイスクールです。お父さんはJPモルガンの副社長をしていて、お母さんは幼稚園の先生だったのですが今は自宅に小さい幼稚園を作って幼稚園経営をしてるそうです。





なので話題は銀行や税金の話し~。主人と、主人の友人の間に挟まっていた私。本当は奥様の隣に座っていたかったかな~。






フィリピン語では God father のことを「Ninon(ニノン)」、God mother のことを「Ninan(ニナン)」と呼びます。日本語では小説などで「名付け親」などと訳されていることが多いのですが、洗礼の時に出て来ることが多いからでしょう。
日本のカトリック教会では「代父(だいふ)」「代母(だいぼ)」と呼ばれています。

ただ、日本のカトリック教会と大きく違うのは、このニノンやニナンは結構、子どもが将来、頼りにしたり、クリスマスになるとお小遣いを貰えたりする存在だということ。

結婚式の時にニノンやニナンになると、日本の仲人さんのような感じですが、フィリピンの場合、12人くらい居たりして、一人ずつが結構大金を結婚するカップルに贈ります。人や階層によって金額は違うと思いますが、1万ペソ~10万ペソ(17,500円~17万5千円) 、それ以上だったり様々。なのでニノンやニナンのことを「スポンサー」と呼んだりもします。

また、義姉などはニナンの一人が産婦人科医だったので、お産は全てその方のところでして、全部無料でした。検診から出産までです。
こういう特典を狙ってニノン、ニナンに医者や弁護士を選ぶ人が多いのは確かですね。

洗礼式では一人の赤ちゃんに10人などは普通です。日本のカトリック教会だと女の子なら女性の代母さん1人、男の子なら男性の代父さん1人だけなんですが。堅信式も同じです。

フィリピンの場合、堅信式では男性一人、女性一人を代父、代母としてつける(合計2人)ようで、長女の時もそうでした。

それから日本では洗礼名というクリスチャンの名前(戸籍とは関係ない聖人の名前)を付けるのに対し、フィリピンでは出生証明に載せた名前のみが使用出来ます。なのでその名前が聖人とかけ離れた名前、例えば日本名の「浩二」とか、それでもその名前を洗礼でも、堅信式でも使います。

理由は多分、洗礼証明が出生証明の代わりとして使うことが法律で認められることがあるせいだと思います。今は厳しくてあまり認められませんが、それでも出生証明がない場合、同一人物と認める大事な書類になるのです。






日本に居る時からカトリックだった私は主人と相談して自分の子ども達には洗礼の時に代父、代母、一人ずつのみ付けました。子どもが頼れる人とかではなく、私たち夫婦にとって素敵だと思った人達を選びました。なのでクリスマスに会いに行ってお小遣いを貰うなんてしたことはないですし、子ども達はあまり親しみも感じてないかもしれません。

フィリピンに住んでいるので一体、それが良かったのかどうか、今は疑問ですね。多ければ多いほどその子を可愛がってくれる人が多くなりますから。子どもにとってはそういう人が多いって良いことじゃないかと思うんです。私も実際、ニナンになった子ども達は数人しか居ませんが、クリスマスには特別な贈り物をすることが多いです。



代母、代父になった人はその子ども達を性別に関係なく「ina-anak(イナアナック)」と呼びます。フィリピンでは特別の存在って感じで、世話好きな人は覚えていてプレゼントをあげたり、親がしてあげられない出費を出してあげたりしてる人もいます。

貧しい国なので、それで沢山のニノンやニナンをつけて、多くの人が子どもの成長を見守ってあげるしきたりなんでしょうね。

ま、家は3人の子ども達、全員疎遠なニノン、ニナンばかりでちょっとフィリピン社会のこういう習慣の恩恵は受けてません。

大勢付けても中には無視する人もいるし、なので実際には人によっては名前だけニノンやニナンになってそれっきりと言う人もいて、どれだけ意味があるか分からないって言う人もいるのも現実です。


お腹を壊していて1日中殆ど何も食べてなかったのでレストランのお食事、本当に美味しく頂きました。

フィリピンの学校での「母と娘の集い」

2012年02月12日 22時01分09秒 | 子ども達とフィリピンの学校


年長さんの桃ちゃんの学校で先日行われた「母と娘の集い」の様子です。

前半は講演が行われました。子ども達は別の場所で何かしていたようです。通常の授業はこの日はありませんでした。いつものパジャマ風制服ではなくて私服での登校です。


講演会の内容はこちらに載せました。
カリール・ジブラン「子どもについて」の詩
動画「人生は一杯のコーヒーのようなもの」
親子についての講演会(最終回)




親の講演会の後、廊下に出ると子ども達が待っていて、廊下に先生の用意したビニールマットが敷かれていてそこで親子でおやつをして下さい~と言われました。日本と違ってここは土足でマットにあがるんですね。桃ちゃんは仲良しの子を呼んで一緒に座り、もう1人の仲良しの子も呼んだけど来なかったので2人+母親2人でのおやつ。この年になるとしっかり仲間が分かれてるんですね。





おやつの後、さっき講演会をした会場に戻ると椅子がどけてあって、ここにもマットが敷かれていて、親子で工作をして下さいと材料と説明のプリントを渡されました。今度は出席番号ごとにグループが分かれていました。







私は英語の説明書を一生懸命読みました。工作の説明って分かりにくい・・






なんとかさまになってきましたね~。






さらに桃ちゃんのリクエストで洋服にボタンを付けました。
この後、先日ブログでお見せした歌の発表会があり、終了になりました。






先日から長電話をしてるお友達が通り過ぎました。本当にこの子とは一時、3時間も4時間も電話で話してたんですよ。でも桃ちゃんが最近そっけなくして段々電話しなくなりました。桃ちゃんって根気がないところがちょっとあるかも。自分の用事があると「今これから何々するから切るね~」とさっさと電話を切ります。






そしてこの日は体操の日だったので久々に見学していました。(手前の一番右が桃ちゃん)
学校でやってる器械体操で桃ちゃんのグループは「ジュニア・ヴァーシティー」と呼ばれています。週に3回の練習に出る事が義務づけられてます。

フィリピンの器械体操って日本に比べたらかなり系統だった訓練とかないし、補助とかサポートも人間の手だけでちょっと怖い感じです。
長女は自分も昔はきちんとした先生についてバレエをしたわけではないのですが桃ちゃんの腹筋の仕方が間違ってる、それだと怪我に繋がるとか色々言ってます。

こうやってみると桃ちゃん、まだまだ小さいですね。

6月から小学校1年生ですが今度から学校のカフェテリアを使用することになるので来週練習しますからお金を持って来させて下さい、と売ってる物の値段表のついた手紙が来ました。フィリピンのカフェテリアは栄養が考えられてるなどは全くなくて、外部の人が場所代を払って学校と契約して入ってるだけなのです。だから売ってる物もピザ、ホットドッグ、フライドポテトなどばかり。野菜や牛乳なんて売られてません。売っても子ども達が買わなければお店を出した人は損ですものね。

義父の誕生パーティー

2012年02月12日 04時22分57秒 | フィリピン親戚との関わり
フィリピンでは誕生日の人が出費して友達などを招待して御馳走を振る舞うという習慣があるのですが、今日、89才になられた義父のお誕生日、朝はお友達中心に、夕方からは親戚中心にと、2度に分けて行われました。

朝は友人中心と言っても自分の子ども達や孫などにはお客さんのお相手をさせる為もあって招集をかけるのです。
(主人の携帯に朝5時に義父から電話)

主人は毎週土曜日に遠出して自転車乗りに行くのを楽しみにしているので「菜の花、行って来て~」とお願いされしぶしぶ行ってきました。



夕べは桜が事故って早く寝れなかったし、私が行ったのは午前7時半頃。もうお客さんは帰るところでした。汗
なので100人のお客さんのお相手はしなくて済んで良かったけど。

朝食の様子はこんな感じ。2時間くらい義両親とお話して、今日は桜が大学の講義の一貫で泊まりがけで地方に行くので運転手さんが大学まで送って行かなくてならず、午前10時までに帰らなくてはならないと急いでおいとましました。



寝不足の私、桃ちゃんの体操教室も、絵画教室も、両方休ませてしまいました。お昼までは起きてたんですけどね~。桃ちゃんを朝シャワーに入れてご飯を食べさせたらお昼寝してしまい、午後4時に桜が車をぶつけた相手が私の携帯に電話してきて起きました。




夕方のパーティーはケータリングを頼んだようです。持ち寄りの時もあったんですが今年はケータリングを頼んでくれて皆、ホッとしたと思います。やっぱり大人数の招待客分の料理を持参するのは1品でも大変。





桃ちゃんは何故か天使の衣装で参加して皆の注目の的でした。でも今日は年齢が近い子が誰も居なくてつまらなそう。






2階の手すりから下を見てる桃ちゃん。かと言って、私や主人はお客様のお相手をしなくてはならないので桃ちゃんに構ってあげることは出来ませんし。






実は私、MSG(化学調味料)で化学火傷をしてしまうんです。ただ症状が出るのが食べて2時間後くらい。
先週の水曜日に桜が日本から帰って来た日、飛行機が遅れたので近くの中華料理屋さんで待機してたんですが、家に帰ってから口の粘膜が痛くなって、それ以来、口内炎2つの他に口の中全体がヒリヒリしていてまだ治らないんです~。涙

本当にどんだけ化学調味料入れたの~?ってほど入れたと思います。前にレストランで働いてたことのあるメイドさんが言うには一つの鍋に1カップくらいのMSGを入れるのは普通だったって。

フィリピンではこういうレストランがたまにあるので困っちゃいます。胃も当然荒れるので一週間位辛いです。






今日のお料理は化学調味料が入ってるかどうか分からなかったので多くの量は食べなかったのですが、






こんなデザートも取らなかったし、






魚、鶏、豚のスペアリブも味見程度に取ったくらいで、





ローストビーフとソースをメインにして、
そしてサラダは野菜が好きで結構食べてしまったのですが、家に帰って来てから胃がもたれ始め・・

もしかしたらローストビーフのソースに脂身が使われてたのかなとか、
サラダドレッシングが始めから合えてあったのですが質の悪い油だったのかなとか、

気持ち悪くて眠れない・・





帰りは主人の姪とアメリカから来た主人のいとこの奥さんがマカティまで乗せて欲しいと言うので送って行ったんですが、そのせいで家のメイドさん、車に乗れず、公共の乗り物で帰って来てとお金を渡しました。ところが午後10時過ぎてたせいで乗り物があまり動いてなかったみたいで、午後11時半に帰宅したらまだ帰って来てないんです。
(急いで運転手さんに迎えに行ってもらいました)

主人の姪は教会熱心姉さんの2人の娘の末娘なのだけど、彼女はアパレル関係に進みたいとか、ファッションデザイナーの勉強したいとか言ってたんですよ。でも親が反対してるから勉強出来ない、今、アルドってお店で働いてるのだけど安い給料なので留学するほどはお金が貯まらないって。それに母親がきついから絶対に許可するわけないと。なので車の中で、決めるのはあなただし、親を説得しても悔いのない人生を送ったらいいんじゃないの、海外に出ても勤労学生になることだって可能だと思うわよ、などと話してました。

と言うのは一緒に乗ってたアメリカで栄養士として病院で働いてる彼女はフィリピンを出てアメリカに行って、グリーンカードを持ってると偽って仕事を見つけ、ニューヨークで栄養士の修士を取った人なのです。働きながら親の仕送りもなく自分の道を切り開いた、でも凄く大変だったと今でも回想してました。お医者さんのご主人とは卒業間近に出会われて結婚。でも病院で栄養指導の仕事は今も続けておられます。

でもその姪、今日はパーティーに行ったのだけど、午後11時に送って行くと「まだ始まってないのよ~。普通は12時頃から始まって明け方までなの~。」って。

桜が言ってたのはこれか~って思いました。桜はパーティーに行かないし、行ってる学生をちょっと見下してるんです。学生なんだから勉強すべきでしょ、って言うわけです。「私はバレエはやりたいし、勉強もおろそかにしたくないけど、パーティー三昧で生活が乱れるのは絶対に嫌だ。」って。

今日、姪を送って行くまで実際にパーティーが明け方までなんて全然知りませんでした。と言うか厳しい母親だって言うわりにはそんなの許可するんですね。

彼女が降りてからアメリカで栄養士をしてる彼女が

「彼女はここで凄くいい生活して、何不自由ない、恵まれた生活してるからね~。She's not sure.(自分でも本当はそれがしたいかわからない)」とコメントしているのを聞いて、そうなんだな~と共感しました。母親が厳しいから許さないと言ってるのはその方が聞こえが良いから言ってるだけで、本当は自分自身、そんなに苦労して勉強する気はないのだと思います。

もう今の仕事を辞めて主人の会社に移って来る話しをしてるし。主人の会社は養鶏場や銀行などでアパレル業界とは全く関係ないんですけどね。それにこの地方銀行を任せられる姪や甥が一人も居ないので困ります。なんか楽で早く帰れる仕事はしたいけど、銀行業務などちょっと勉強が必要で大変な仕事だと能力もないし、やる気もないみたい。主人は今年、突然銀行を任されたので7月のフランス旅行をキャンセルしないといけないかもしれない、と言ってます。私も桃ちゃんもパリで遊ぶのはお預けかな~。もっとも桃ちゃんは小学校1年生で勉強や試験が大変になるので皆が2週間もパリに行くなんて絶対に学校が許可しないよ~って言うんですよね。

フィリピンの学校ってそうなのかしら。小学校なのに忌引きでも休ませない親が多いのは成績に影響するのが嫌だからって。子ども達も休みたがりません。どんだけ厳しい~と思うわりには私はフィリピンの学校教育から生まれた若者たち、イマイチな人も大勢いるのであまり信用してないんですけど。

勉強って成績じゃないと思うのですけどね。成績は先生の決めた基準に沿って出されるので、その先生の基準がずれていたらずれた基準で判断された成績しか出て来ないわけです。
社会に出て、又はその前に大学に入って本当に必要な知識や能力と言うのが培われていたかどうかは、小学校~高校の先生がたまたま教えたかもしれないし、教えなかったかもしれない。だから成績が良かった人が世の中で(仕事や専門の学問の場などで)活躍するかと言うと、そうとは限らないですよね。



長女桜、居眠り運転で事故

2012年02月11日 03時45分37秒 | 長女、桜
夜、12時半、突然電話。こんな時間に電話なんて普通ないので間違い電話かな~なんて呑気に電話に出たら長女、桜から。居眠り運転して前の車にぶつかっちゃった、と泣きながら電話してきました。怪我はなかったの?と真っ先に聞くとそれは大丈夫だけど、車がかなりダメージだと。でも前の車は殆どかすり傷くらいだそう。

でもそれからが大変。家から車で5分くらいの場所なのに午前1時になっても帰って来ない。玄関の明かりをつけて鍵も開けて待ってるのに、どうしたんでしょう。それでまた携帯に電話すると警察から事故証明を貰うことになったから今警官が来てると言うのです。事故証明ってフィリピンの場合は警察署(フィリピン語でプリセントと呼ばれる犯罪者の一時拘束もしてる日本の出張所くらいの大きさの建物)に出向かなきゃいけないんですよね。これが結構面倒なんです。相手の車がかすり傷だったりすると示談で修理費を払って済ませたりすることも多々あるのはその手続きがあまりにも面倒だから。

主人はもう寝ていたけど報告したら「かすり傷なら1000ペソくらい渡して示談にしてもらえばいいだろう。」って言ったけど、桜に電話すると相手がもう警察を呼んだから無理みたい、って。

私と一緒に夜更かしの7才の桃ちゃんだけど午前1時前には寝かせようと思ってたのに(桃ちゃんの幼稚園は昼の12時半始まりなので朝11時近くまで寝てる)、こんなタイミングで桜を待ってたので桃ちゃんも寝るタイミングがなくなって私も困っちゃいました。でも警察署に出向いたってわかって、まだまだかかると思ったので午前1時半に桃ちゃんを寝かせて、たまに携帯で様子を聞きながら待ってたのだけど、午前2時に主人が心配して起きて来て、何でまだ帰って来ないんだ!って。二十歳の女の子一人で事故を装って誘拐とか聞いたことあるぞ、と突然心配になったみたい。警察署に出かけていきました。

相手の車は弁護士さんで主人のことも知ってる人だったらしいけど、彼は運転手を手続きによこしただけで、桜は朝6時に起きて大学に行ってず~っと起きたまま、しかもこの警察署、家から20分くらい離れていて、さっきの事故現場からずっと離れた場所に連れて行かれちゃったわけなんです。疲れて寝不足のまま、しかも警察署は入り組んだ道の奥にあって、桜はそこへの行き方も帰り道も知らない、しかも午前2時。主人が迎えに行ってくれて本当に良かったです。

帰って来たのは午前2時45分。車は二台なのでそれぞれ運転して、桜が主人の後ろを運転して帰って来ました。車を見たらヘッドライトも無事だし、バンパーもちゃんとついてるし、ボンネットの下の金属の部分がまるまる落ちて、あと、ボンネットが中に入り込んでる感じではあるけど、入り込んでるって言っても多分5センチくらい。

今日は金曜日で渋滞だし、大学の図書館で卒論の勉強をしてたそうなのです。でも桜って何処にいても赤ちゃんの時からコロッと寝る子なんですよね。寝付きが本当に良い。その点、息子の虎次郎や桃ちゃんはテレビを見てたら眠くて目が血走ってても起きてる子。

主人は桜と同じ。なので昔、働きながら法律の勉強してた時、私が隣に乗ってても見たら運転しながら寝てることがあり、びっくりでした。

でも私は運転してて眠い時は自分ではっきりわかります。一番大変だった時はアメリカから帰って来た時の時差ぼけ。ハイウェイを走りながら自分の頬を叩いてました。そして仕事などで夜更かしして次の日も仕事で3時間しか寝てないでマカティまで運転した時も、凄く眠い時は帰る前に車の中で(路上駐車して)仮眠したこともあります。寝ようって思わないでもちょっと目をつぶったら直ぐに寝てしまって気づいたら20分経ってた~って感じ。

桜に少し仮眠してから運転すれば良かったのに、って言ったけど、寝ると思ってなかったって。コロッと寝てしまう桜ならあり得るかも。彼女は本当にあっ!と思ったら寝てるタイプ。疲れてる時の夜の運転は桜は気を付けた方が良いですね。今までも遅く帰って来ることがたまにあったけど、結構午前1時、2時近くってこともあったんです。殆どがパーティーとかで遊んで遅く帰ってたので興奮してたからもあるかもしれないけど。でも寝不足は寝不足。これからの教訓にしてくれたらいいけど。

だって居眠り運転で死んでしまう人だっているし、対向車線に出てしまったら相手を殺してしまうことだってある。今回、前の車の後ろのバンパーにぶつかったのは凄く幸運ですよね。だってこれが電柱だったらとか思うとぞっとします。もっとスピードが出て変なぶつかり方をしたかもしれない。

今日(土曜日)は主人の父の誕生会。朝6時半と、夕方6時の2回もパーティーをする予定なんです。89才になられるんだと思うんですが、お誕生日には家族皆に来て欲しがります。まだぴんぴんしてお元気なんですが、わざわざ二度するのもやはりお寂しいからとは思いますが、リタイヤしてお仕事してない義父の早朝と夕方のパーティーに行くのは主婦をしてる私でも面倒。

土曜日は桃ちゃんの体操教室が午前11時~午後1時、絵画教室が午後1~4時と忙しいし。私は普段は桃ちゃんと一緒の頃にゆっくり起きてるんですが、今日は朝から義父の家に行かなくてはいけません。早く寝ようかなと思っていたけど、なんだか眠れません。車の事故って本当に怖い。人間の命なんて一瞬のうちに奪ってしまうもの。何もなくて良かったと喜ぶ一方、背筋が寒い思いもします。

桜は大学にバレエに凄くがんばってるけど、自分の限界を感じて少し減らすか、不便でも運転手と公共の乗り物を活用する方が良いかもしれません。ここは渋滞が酷いから家から大学までも運転、2時間は普通だし。往復だったら4時間、もしバレエに行ったら、さらに1時間増しです。

運転手をもう一人つけるっていうのも可能ですが、桜はもうすぐ卒業。数ヶ月の為に運転手を雇うのは雇われた運転手が可哀想ですよね。それでも短期間で雇える人がいるかちょっと聞いてみようかなとは思いますが。

ネットでは色々な居眠り運転の対策が書かれていました。カフェインやメンタムを目に塗るとか、大声で歌うとか、運転しながら腰を浮かして踊るとか、窓を開けるとか。でも私の経験上、本当に睡魔が来たら一番良いのは路肩に停めて寝ることです。睡魔が来るかわかる人は良いんですが、桜みたいに突然寝るタイプの人は自分で夜更かしだと思ったら車を何処かにおいてタクシーで帰るくらいしないと危険だと思います。

あと、何処かで昔見たんですが寝る量と食べる量(炭水化物類だったか)は比例してるみたいなんです。だから食事を減らすって言うのは一つの手かも。そして食事して30分って眠くなりますよね。その時間も避けた方が良いと思います。今は気が動転してて桜に聞けないけど、落ち着いたらゆっくり話そうと思います。

桃ちゃんの学校の歌の発表会

2012年02月09日 23時42分40秒 | 子ども達とフィリピンの学校
今日は桃ちゃん(年長さん)の学校で歌の発表会がありました。カトリックの学校なので歌っている歌は教会関係の歌ばかりでした。これはスペイン語の歌です。桃ちゃんは前列の右から2番目。ちょっと緊張気味ですね~。人が大勢見ているので戸惑っちゃったのかな。でも以前からとっても楽しみにしてた行事なんですよ。朝からママと幼稚園に一緒に行くと張り切ってました。




母親参観みたいな感じでした。今日の様子はまた次回に詳しくお伝えしようと思います。

Kバレエカンパニー「シンデレラ」とボリショイ「ライモンダ」に感激した長女

2012年02月09日 01時54分32秒 | 長女、桜
デルタ航空の成田発、マニラ行きの夕方の便で帰って来た桜です。飛行機が1時間遅れて、マニラ到着午後10時半、会えたのは11時半でしたが、昨日観たバレエ公演の話しをず~~~~っと車の中でしていました。本当に感動しまくりだったそうなんです。

生まれて初めて本物のバレエ公演を観た桜。マニラのバレエなんてもう観たくなくなっちゃった~、なんて今は言ってます。あまりにもレベルがかけ離れていて驚いたそうです。

昨日、午後2時半からKバレエカンパニーの「シンデレラ」、そして午後6時半からボリショイの「ライモンダ」を観たんですが、Kバレエカンパニーの公演はビデオでも観た事がなくて初めてだったのだけど、桜にはボリショイよりKバレエカンパニーがずっと上手かったと言ってました。それを聞いて私、凄い~熊川さんを始め、日本人がんばってるだな~と嬉しくなりました。

もちろん桜にはボリショイにお目当てのバレリーナがいたりしたんですが、昨日の公演では頭につけた何かが落ちたり、ケープを踏んで危うく転びそうになってひやっとしたり、舞台としての全体のまとまりもKバレエカンパニーから見たらちょっと劣ってたみたいな感想。(あくまで桜の意見ですから、ボリショイファンの方ゴメンナサイ)

シンデレラ役、王子役も身体の線が凄く綺麗だった~と。桜は日本人は西洋人より背が小さめなのに背が高く見えるし、足も長く見えるし、踊りも丁寧だし、線も綺麗だと言ってました。

でもどちらのバレエもオーケストラの演奏は素晴らしくて、オーケストラの演奏聴いてるだけでも涙が出たって言ってました。多分、桜はプロのオーケストラの演奏を聴くのも初めて。





そして重たい思いをして母が私にと詰めたお土産を運んできてくれました!一人旅だったしお土産なんて重くなるからいいよ~って言ってたのに、でも凄く嬉しいです。



日本のカボチャ、本当に大好きなんです。マニラには売ってないんですよ。日本食スーパーでたまに売ってますが日本食スーパーにあまり行きませんし。筋子やたらこは桜も私も大好き。昆布巻きは私の大好物。ガラスの急須はこちらで売ってるのは何と3000円相当だったんです。母は割れて元々と100円ショップで買って来てくれました。今私が使ってる急須は蓋が割れてるのを騙しだまし使ってたので本当に助かりました。






霜降りの牛肉、これもマニラでは滅多に見かけません。これは息子と主人用。私と桜はたらこや明太子の方が嬉しいんです。




桜は早速明日からまた大学。朝6時に起きなきゃいけないんですが、マルクス主義の論文を仕上げてから寝てました。大学の後は毎日バレエの稽古にも通ってるけど、明日はお休みするのかしら。クリスマスでもお正月でも休まずにバレエの稽古に行ってた子なので休まないかも。プロになるつもりは全くないけど、趣味でも毎日稽古に行くって本当に好きなんだな~と思います。

あ、そして「シンデレラ」を観た時、彼女の2列前で熊川さんが観ていたと言うんです。ちょっと暗くなってから入って来て、そしてカーテンが閉まる頃、一番先に出てしまって、なのでサインを貰うとか、そんな事は全く出来なかったけど、熊川さんの側で観れただけでも一生の思い出になったと言ってました。バレエが観たくて行った今回の初めての一人旅。成人式もなく、晴れ着も着なかったけど、二十歳の素敵なプレゼントが出来たと思います。5泊6日、桜を面倒観てくれた東京の実家の母にも大感謝です。

車椅子で行くフィリピン・ボラカイ島とフィリピンの家族

2012年02月08日 03時13分52秒 | フィリピン親戚との関わり
主人の父は89才、父は87才。お二人ともまだお元気なんですが、スタスタ歩く義父と比べ、ずっと主婦をして家に閉じこもっていた義母は足腰がすっかり弱く、旅行に行くのも難儀。家の中では車椅子もそんなには必要としていませんが、飛行機に乗ったり、レストランでも歩く距離が長くて、つかまる場所がない、段差が大きいと歩ききれません。

最近ではずっと続いている咳もまだ治らずお辛そうだし、食欲が落ちてる時もあるんですよね。

そんな主人の両親、ボラカイ島に行った事がなかったんです。ボラカイ島ってアメリカの有名な俳優や女優がお忍びで遊びに来るフィリピンでは有名な観光スポットなんですが、ボラカイ島の困った点は殆どの場合、船着き場が砂浜で橋桁がないので、私たちも飛行機に乗る時からビーチサンダルで行かないと、最後は海の中を歩かないと島に上がれないんですよね。

なので皆がボラカイ島の話しをしていても義両親は行けず、羨ましいと思っていたんです。

そして今回、主人の4番目のお兄さん夫婦が、車椅子でも行ける手はずを整えてくれ、旅行にも同行してくれました。




(写真はフェイスブックからお借りしました)

一緒に写っているのはお義母さん専属のメイドさんです。

この後、この海用の車椅子ごと、お義母さんはジャブジャブと海に入られてました。マニラから持っていった車椅子ではなく、多分あちらで用意されていたようです。
お義母さん、とても楽しそう。本当に良かったです。

フィリピンは家族の繋がりがとても強く、お年寄りにとても親切な国だと思います。
でも外国人などで結婚などではなくてこちらに来られるとなかなか家族ぐるみのお付き合いをするのは難しい国のような気がします。外国人で騙される方も残念ですがおりますし、逆にフィリピンの方と結婚しておられる方で、家族ぐるみでのお付き合いは問題ないのですがフィリピンの家族は助け合いの精神が旺盛なので無職の親戚が自分の家に何ヶ月、何年も居候して困ったとか、突然無職になった親戚の生活費を払ってあげざるを得ないなど、現地の文化、習慣に振り回される外国人もおられます。でも実は聞いているとこの問題は外国人だと顕著に感じるのですが、フィリピン人の間でも皆が経験している困った問題なんですけどね。

家の主人の親戚はそういう頼る、頼られるを一切しないのですが、その代わり助けを求めることも一切出来ません。自分が高熱でも、デング熱にかかっても、お産でも、運転手が居なければ一人でタクシーを拾うか、運転して行くしかありません。子どもを家に置いておけなくても当時、隣に住んでいた義姉のメイドですら世話をしてくれませんでした。主人の親戚同士ではどんな緊急事態でも頼るのも駄目、頼られるのも駄目って感じでしょうか。

フィリピン語に「カンニャ・カンニャ」って表現がありますが、意味は「人それぞれ」。フィリピンの文化は一般論でこう、となかなか言えない部分も存在してるように思います。

豚のハチミツ・ニンニク風味

2012年02月07日 04時45分10秒 | パン・菓子類


先日、義兄の誕生パーティーで出た一品。中華料理屋さんで出たんですが、う~ん、これって中華料理なのかしら。私にはそんなに美味しいとは思えなかったけど、へ~こういう味がお好みなのか、と新たな発見。中華料理屋さんで使ってたのはスペアリブ。

主人が同じ味の物を作れと言うので挑戦したんですが、主人だけじゃなくて息子も桃ちゃんも喜んで沢山食べたのでご紹介します。日本人の下には合わないかもしれないんですけどね。



スペアリブは骨と肉の側に脂肪の層があるのが私には気に入りません。脂肪があるから美味しいと言う人もいるけど(確か脂肪を食べると脳から快感物質のドーパミンが出るんですよね)、私の脳からはドーパミンが出ないのか、それとも身体に悪いと思っている思いがドーパミンを出さないようにしてるのか。

と言う事で使ったのは脂身のない豚肉、肩の部分のポークロイン(タガログ語では Kasim )を繊維を切るように酢豚用の肉のように切り分けながら、同時に少し残った脂身を丁寧に取り去ります。






丸ごとのニンニクを叩いて潰して十分香りを出して、1~2カップのはちみつ、醤油、塩、こしょう、中華スープの素(私は日本からのペーストを使用)、紹興酒と一緒に浸けて30分以上置きました。味付けは肉に混ぜてから指でちょっと舐めてみて適当に決めました。


味がしみ込んだな、と思ったらそこに卵、小麦粉、片栗粉(又はコーンスターチ)をちょっと入れて、写真の右のボウルのように薄くコーティングさせるくらい、見た目は何もついてないくらいで素揚げしていきます。揚げ過ぎると肉が堅くなるので数分で上げてしまう。もう一度ソースに絡めて火を通すし。







別の鍋に醤油、1~2カップのはちみつ、中華スープの素、砂糖(私の使ったはちみつは酸っぱくて甘みが足りず)、水、紹興酒(又は普通の日本酒)を入れて絡めるソースを作ります。醤油を結構多めに入れました。そして味が整ったら片栗粉を入れてとろみをつけます。







別のフライパンに素上げしたお肉とこのソースを適量混ぜて強火で合えます。短時間にさっと合える方が肉が堅くならないのでお勧め。



ごま油の味が好きな人は最後にごま油を入れても良いと思うんですが、私が食べたレストランでは使ってませんでした。野菜がないから酢豚風にジャガ芋や人参を素揚げして入れようかなとか、パイナップルを入れようかなと思ったんですが、あまりゴチャゴチャ入れない方がいいかなと思い入れませんでした。

はちみつはフィリピン産だと1リットルせ200ペソくらいかしら。(350円)。寒い国のはちみつと全然違って水っぽい感じがしますが、レモネードを作る時など溶けやすくてとても便利です。ちなみにアメリカ産のはちみつも高いけど一応買っていて、こちらはオートミールに入れたり、お菓子の糖分を砂糖の代わりに使う時などに使ってます。

フィリピン、日曜日は家族でお出かけが多い

2012年02月05日 22時08分43秒 | 日記
英語ではカウチポテトと呼ばれることの多い旦那様たち。休日になるとカウチ(ソファー)にでんと座って邪魔状態だからですよね~。うちの旦那様はトライアスロンが趣味なので毎日トレーニング2時間、土曜日は田舎の方まで長距離の自転車乗りに出かけるのですが、日曜日だけは家に居る事が多くて、そうなると朝から晩まで暇人になってしまい、何する~、何する~?ってつきまとって来ることが多いんですよね。

普段は子どもの学校の送り迎えなど、車の運転時間が長いし、土曜日は末っ子桃ちゃんが体操教室に行ったり、午後は絵画教室に一緒に行ったりして時間がないので、日曜日は私はゆっくりとパンやお菓子を焼きたいんです。でも、この旦那さんが暇人で家にいるとそうもいきません。

と言う事でパンやお菓子は諦めて、主人と桃ちゃんと3人でお出かけ。フィリピンの家族は日曜日にお出かけしてる人、多いです。

今日は主人がマラソン用運動靴を買うのが目的で元ボニファシオ基地(フォート・ボニファシオ)のハイストリートと言う名前のモール街にやって来ました。





桃ちゃんはここの噴水や人口の池を眺めるのが大好き。



今日のお昼は「しゃぶしゃぶ」のお店。4階建ての本屋さん、私たちが大好きなお店なのですが、その本屋さんの近くにあったのでそのしゃぶしゃぶ屋さんでお昼にしました。




でもここのしゃぶしゃぶ、日本風ですよ~って言ってるわりには中国っぽかったです。タレはだし汁と醤油を合わせたような味で、そこに生卵を割り入れ、ニンニク、小口切りネギ、唐辛子、マレーシアかシンガポール方面の調味料(魚の佃煮を細かく刻んで油炒めしたようなもの)をお好みで入れて下さいって感じ。

変わってますよね~。

桃ちゃんには無理かなと思ったら、中華麺(太)と春雨の麺が気に入ってくれました(手前のお椀は桃ちゃんの食べかけ)。







図書館などがないマニラでは本を読む人(子ども)があまり居ません。そして子どもに本を読ませたいと思ったら本屋さんに連れて来て本を買ってあげないといけないので、そこがちょっと出費できついですね。フィリピンで売ってる本の殆どはアメリカからの輸入本ですから、お値段も結構高いんです。

シューマートなどにはアメリカから中古本を買って来て売ってるお店もあるんですが、そこに行って本を掘り返して探すのも結構大変な作業ですし、値段も凄く安いってわけじゃない本も多くて。

桃ちゃんは今日は本を6冊、そして日記帳を買いました。一言日記のような毎日、数行書くプーさんのノートが売っていたんです。元々おしゃべりな桃ちゃん。さっそく日記帳をつけ始めました。

「何書いてるの?」と聞くと「日記だから教えられないのよ~」とニコニコしています。でも日記をその辺に放り出して遊んでるんです。7才だから大した事は書いてません。
「今日はパパとママと本屋さんに来ました。凄く楽しかったです。」みたいな感じでした。(もう読んじゃったわ~)






本屋さんの中にあるヨーグルトアイスクリーム。桃ちゃんがアイスクリームを食べてる間に私はちょっとだけお料理の本のコーナーに。でも最近は英語のお料理ブログやフォーラムが充実していて、アメリカでシェフをしてる人やお料理を教えてる人とも掲示板で簡単に話したり質問出来るんですよね。本当に出し惜しみせずに教えてくれる人が多く、情報はネットで十分頂ける時代、お料理の本を買う必要がなくなってきましたね。






桃ちゃんはここに来るとお転婆さんになってスカートなのに登って遊びます。






私は夕べの主人の友達(麻酔科のお医者さん)の悩みのことをちょっとだけ考えながら桃ちゃんが遊ぶのを見ていました。







家族、夫婦、親子関係、どれも当たり前にあるわけではなくて、努力が必要なんですよね。






家に帰って来て30分で夕飯を作らなくてはならなかったので簡単な夕飯、チリビーンズ+パン。桃ちゃんには舌平目のパン粉揚げが残ってたのでそれで夕飯。

私が今日作ったやり方(手抜き)は、夕べ圧力かけておいた牛肉、スープと肉に分けて、スープは冷蔵庫で脂肪が固まったら目の細かいザルを通してクリアスープのみ取っておきます。そしてニンニクとざっくり切った玉ねぎを炒め、そこにトマトの水煮缶、チリビーンズの缶詰、メキシコのリフライドビーンズの缶詰と牛肉のスープ、牛肉(刻んで)、ワイン少々を入れて、水分がなくなるまで煮詰めたら下ろしたてのゴーダチーズをカップ1くらい入れて、サワークリームを適宜入れるだけ。塩が足りなければ入れますが、チーズに塩分があるので入れませんでした。

余ってたワインと冷凍庫に入ってる余ってたパン、レタス、トマト、玉ねぎを刻んでタコサラダ風に(トルティリアはないけど)頂きました。

今日の夕飯は苦瓜のフィリピン料理

2012年02月05日 05時50分42秒 | 料理


これはメイドさんが作ってくれたフィリピン風苦瓜料理。
沖縄風のゴーヤチャンプルは食べた事がないけど、きっとこんなにクタクタになるまで炒めて煮て料理しないんじゃないかな~。でもこれ、案外美味しくて私は大好きなんです。フィリピン米ともよく合います。

今日は帰りが思いがけず遅くなって夕飯の支度に間に合わなかったらメイドちゃんが気を利かせて作ってくれたんですね。本当に大助かりです。







そして桃ちゃんは二回目のシラミ殺しトリートメント。普通のトリートメントですが面白いようにシラミが死ぬんです。色の白い洗面器にすき櫛ですいたのを入れると取れたのがよ~く見えます。成虫から幼虫から卵まで。2回目の今回は成虫も幼虫も取れませんでした。3日置きに後、2回やったら多分完全に退治出来る筈です。

桃ちゃんは100円ショップ(ほぼ200円に近いけど)のダイソーで買って来た日本のお菓子などを並べて「ど~れ~に~し~よ~う~か~な~♪」と遊んでいます。英語で桃ちゃんは
「ミーニーミーニーマイニームー」って言ってるんですけどね。



そして夕飯はこんなもので本当に良かったのに(一応ダイエット中だし)、主人の友達が突然遊びに来て何も出す物がなかったので運転手さんに頼んで、近くのバーベキュー屋さんにバーベキューや炒めビーフン、フィリピン人の好きなお酒のおつまみのスナック菓子(アメリカ製のチートス)を買いに走ってもらったんです。そして食べなければ良いのに夜中にパクパクと食べてしまった私。

今日は長女、桜と夕方、スカイプで話しました。火曜日にやるボリショイとKバレエカンパニーのバレエを観に日本に遊びに行っているんです。スカイプはこういう時に本当に便利ですね。桃ちゃんも主人も皆で1時間くらいお話しましたよ。今日は渋谷のチャコットにバレエ用品を買いに行った後、友達と会って上野へ、明日は友達と浅草に行き、夜は私の弟家族と一緒に食事です。桜にとっては6年ぶりの日本ですが、6年前に行った渋谷のチャコットの店も迷わず行けたみたい(お店の人が親切に話しを聞いてくれたと感動してました!)。彼女の日本語はちょっとあやしいけど、日本を満喫してるようで良かったです。心配してた実家での生活も何とか上手くやってるよう。

フィリピン人の犬猫の飼い方

2012年02月04日 04時40分45秒 | パン・菓子類


運動の為にアテネオ大学をたまに散歩すると、ついて来る子猫ちゃん2匹が居たんですよね~。
足下に絡み付きながら、真っ暗な中を隣に寄り添うように前後しながら。

お母さん猫も心配そうに少し離れた所からついて来てましたっけ。

でも最近、居なくなっちゃったんです。なんでだろう~。誰かに貰われたかな。

フィリピンの人はペットとしてではなくて、ネズミの為に家に猫を飼う人が多いんですよね。主人の母もそう。だからその猫を可愛がるとか、撫でるとか、そういうのは一切ないんです。猫は家の中、外を自由に行き来し、ご飯も貰えるけど、構ってはもらえない。そもそも人に近づかない半野良。家の構造も寝室以外は外と繋がってて猫でもネズミでも入りたい放題。

犬もペットとして可愛がってる人もいるけど(犬の方がそういう人が多い)、番犬としてのみ犬を飼ってる人って実は凄く多いです。家の外に買われてる秋田犬もどきがそう。構ってももらえない、声もかけてもらえない、ただご飯をもらってるだけ。

そして忠実に知らない人が家に近づくと吠えてくれる。

家もネズミが多いのでそういう意味で猫を飼いたいけど、猫は本当に難しいので自信ないです。近所に猫嫌いは沢山居るし、猫って自分の家の庭に排泄しないで人の家の庭でしたりするじゃないですか。それで近所でも猫に毒を盛りあったりしてるんです。家の母が日本から連れて来た猫も隣のおばさんに殺されたかもしれないんですよね。それ以来、母と私はそのおばさんを「猫殺しのおばさん」って呼んでます。

アテネオ高校学園祭

2012年02月03日 03時18分14秒 | 子ども達とフィリピンの学校
先週末の出来事なんですが、家のま裏にあるアテネオ高校で学園祭が開かれました。学園祭って言うか、英語で「fair」(お祭り)って呼ばれていて、フィリピンの学校の学園祭の殆どは学生が中心になってやる部分は日本よりず~っと少なくて、業者を多く入れて場所を貸して場所代で儲けます。

うちの裏、いつもはアテネオ高校の駐車場なのだけど、その狭い駐車場にところ狭しと業者さんが遊園地のアトラクションを設置。
(もちろん縁日とか、ファーストフードなどの食べ物屋さんなども沢山です。)

アトラクションは旅芸人って感じの人達が設置してるんですよね(もちろん大元の雇い主は金持ちだと思いますが)。週末に学園祭やお祭りがあると、機械を運んで設置し始めるんですが、彼らは家の裏から見える場所で数日間、設置しながら野宿してるんです。小さい子どもを一緒に連れて来てる時もあります。飯炊きに女性(おばさんだったり若い子だったり)を一緒に連れてきていて、家の裏の木の下(と言ってもアテネオ高校の敷地だけど)で料理してたり。大きい機械を設置するので1日では設置出来ませんから。

入場料はお客さんがアテネオ高校の学生の設置した机で買って来ます。そこで貰ったチケットを持って乗り物などに乗りに行きます。アテネオ高校の学園祭の入場料は一人70ペソでした。これも生徒会の資金繰りになるんだと思います。



最初に入ったのはお化け屋敷。去年まではなかったんですよ。学園祭や田舎町の小さなお祭りで使われる遊園地の遊具から落ちて怪我したり死亡する人が増えて来てきっとこういうアトラクションに変えて来たのでしょうね。






出口から覗いてるお化けの人。

お化けって言うかゾンビみたいな人達。アトラクションの遊具を設置してたお兄さん達がゾンビの格好をして8人くらい小屋の中の通路に待機していて、私が真っ暗で何も見えないから桃ちゃんに「桃ちゃん、手を離さないで」って言ったら、ゾンビが「桃~~~、桃~~」って桃ちゃんの名前を呼んで追いかけて来たの。

別に怖くないけど(私は)、桃ちゃんは超ビビっちゃって、しかも彼ら、一定の場所に居るんじゃなくて、何処までも追いかけてくるので、キャーキャーと言って走り抜けて出て来ました。桃ちゃんは笑顔も消えて青~い顔になってました。







次にこの魔法の絨毯みたいな船に乗ったんですが、画面では分かりにくいけど小ぶりに出来てるので揺れが激しかったみたいで、桃ちゃんは落ちそうだったって、やっぱり怖かったみたい。







そして乗らない方がいいよ~って言ったのに乗ると言い張ってメイドさんと乗りに行った「オクトパス(たこ足)」。








もう顔が引きつってるでしょう? でもまだここまでは良かったんです。人を乗せるのに順番にちょっとずつ回して乗せて行ったら、桃ちゃんの乗った台車が上の方に行っちゃったんですね。でもまだ動いてるって言うわけじゃなくて、ただゆっくり回してるだけなのだけど。

そしたら泣き出してしまって、降りる~って。作りが悪いせいか、頭が不安定で痛かったそうなんです。動く前で良かった~!!動いてから降りると騒いだら大変な事になったかもしれないし。







設置はしたけど誰も遊んでない滑り台。







桃ちゃんの貸し切りみたいになっちゃいました♪




アテネオ高校の学園祭はいつもこの時期なんですが、鼓笛隊の練習の音がもの凄くうるさいのでちょっと困る時があります。(学園祭は金曜日、土曜日の2日間)。
例えば木曜日の夜。次の日、仕事、学校があるので、夜10時過ぎても鼓笛隊の練習をされると主人や息子が寝れないので困るんですよね。

しかも!なんと、次の日の土曜日の朝、6時にね、別の団体がマラソン大会を家の裏でやったんですよ~。いや、マラソン大会が何で駄目なの?と思うかもしれないけど、マラソン大会ってうるさいんです。音楽も大きな音量だし、ディスクジョッキーが呼ばれていて大きな声でマイクで話すし、極めつけが花火!!普通の花火じゃなくて爆竹系打ち上げ花火です。家の裏で爆発音が20回くらい。

ヒュ~~~バン!  ヒュ~~~バン!  ヒュ~~~バン!  ヒュ~~~バン!  ヒュ~~~バン!

桃ちゃんは前日の学園祭で12時過ぎに寝たのに(学生のロックコンサートの音などうるさくて)、6時に飛び起きちゃってました。


そして何と、次の日曜日は同じ場所で今度はアテネオ大学のマラソン大会でした。今度は花火はなかったし結構静かだったので寝れましたけど。

学校の隣に住んでいると色々なことが起こりますね~。そして家の子はまだ誰もアテネオで勉強してないのがちょっと残念です。交通費かからないし、行くのに便利なんですが縁がないんですね。

お料理も買い物も楽が一番♪

2012年02月01日 20時28分13秒 | 料理
最近は買い物が面倒になって、昔は好きだった市場もメイドさんと運転手さんにお任せ、スーパーもお任せ~になってきちゃいました。お料理をとても上手に作る主婦もいるけど、私はとにかく楽が一番かな~。あとは経済的なこと、健康的なことが優先順位で、味はまあ勘弁してね、って感じです。

だからお見せするってほどの物は何も作ってないけど、同じように「楽で経済的なお料理で良いじゃない~」って思ってくれる人が他にもいると嬉しいなと思って。





これは牡蠣フライ。衣もちゃんと付けなかったんです。だって衣が多いと油を吸うしと思って。笑
一応、オリーブ油で揚げたんですが、オリーブ油って言ってもエクストラバージンオリーブ油(これしかないから)、揚げ物には向かないんですよね。あぶくが立っちゃって。でも主人と2人だけだし、美味しく頂きました。広島の牡蠣って本当に大きい。たまにしか買わないけど牡蠣が好きな私にはたまの贅沢。(年に数回)







これは主人の会社の田舎の農園から分けてもらったパパイヤ。これの2倍くらい持って帰って来たので運転手さんにもお裾分けしました。市場で売ってるのは当たり外れがあるけど、このパパイヤは全部当たりで本当に甘くて美味しい。パパイヤは家で追熟させて1週間くらいして熟れてから食べます。フィリピンの果物は少し青いうちに買って来て家で熟すまで待つって多いですね。






舌平目なのだけど、バジルとレモン汁、塩こしょう、ニンニクとオリーブ油だけでオーブンに突っ込みました。凝ったお料理なんてとてもやる気がしません~。





でもね、使ってたお皿が突然、割れた!! オーブンから出そうとして持ったとたんに。
オーブン用じゃないお皿だったんですね。それでもちゃんと食べました。勿体無いですから。








次の日も残り物の野菜(ほうれん草、トマト、ブロッコリー、カリフラワー)にスモークサーモンの残り物、それにサワークリームかけて、クリスマスから残ってるチーズをのせて、生卵も3つ割り入れて、これもオーブンに。







こっちはまあ、さまになって(お皿は割れないで)出て来ました。








そして私の今朝の朝ご飯。アヒルの塩卵とトマト、にんにく炒めご飯。フィリピンの典型的な楽チン朝ご飯です。







今度は買い物編。

滅多にスーパーに行かなくなって1ヶ月くらい経ちましたが昨日は久々にスーパーに。シラミを退治するのに使う桃ちゃん用のトリートメントを探しに行きました。メイドさんに頼むと違う物を買って来そうだったから。


買い物って楽しいですよね~。たまに行くと色々目移りして、最後には警備員さんに「あなたが最後で皆待ってます。」って声かけられちゃいました。




オーストリア産のジャム。ブルーベリー、ラズベリー、苺。自然な甘さでしかもフルーツが形になって入ってたので桃ちゃんお気に入りで昨日からこればっかり食べてます。
ここには写ってないけど韓国製の全粉/雑穀入りのクラッカーに挟んで食べてました。別にフィリピン製のソーダクラッカーでも良いんですが全粉や雑穀入りは売ってないし、1袋3枚ずつ梱包してあるのが嬉しい気配りです。






ママレードが好きな息子には今回はスプレンダ入り(人工甘味料です)を買いました。砂糖を多く取り過ぎると癇癪になったりする時があったのです。もしかしたら砂糖はカルシウムを取るからかも。普通の人でもカルシウムが減るとイライラしたりしますもんね。

そして抹茶入り煎茶の粉。
(これの他にもロイヤルミルクティーとか、ココアとか日本の商品が売られていました。最近は色々売られるようになったんですね~。)

そして息子と桃ちゃんが好きな海苔煎餅。マニラでは買って1週間で湿気るので多くは買えませんけど。







韓国の豆乳は長女の桜に。黒ごま、黒豆、小豆などの味。 私も豆乳は好きなんですがお砂糖が入ってると駄目なんですよね。砂糖が苦手なのでお菓子も好きじゃないんです。実はジャムも買うけど自分では食べない。

そしてイタリア産のエスプレッソのコーヒー豆(カフェイン抜き)にロッテのアーモンドポッキー(息子用)。サンドイッチを作っても、チョコレートバーを持たせてもお昼を抜いてた息子が今日はこれを学校に持たせたら食べてくれました。朝6時半にご飯食べたきり、夕方5時半頃迎えに行く時に持っていくおやつまで何も食べない息子にはほとほとストレスを感じちゃいます。


今日はずっと英語のブログを書いてて時間を忘れていたらメイドさんが豚の三枚肉を炭焼きにして、残り物の里芋の葉っぱ料理(ライン)を温めて夕飯に出してくれました。夕べ遅くまでアニメを見てた息子は家に帰って来ると寝てしまったけど今日はお昼にロッテのポッキーを食べてくれ、運転手が持っていったおやつも全部車の中で食べてたのでホッと一安心。

でも卒業試験まで後1ヶ月切ったのに勉強しないでアニメだけ見てる(ちなみに日本語のアニメ+英語の字幕)息子。本当に勉強のやる気ゼロって感じで、何なんだかな~。経済学で自分では努力したのに落第点を取ってやる気ゼロになったのか、アニメが面白いから見てて止められなくなってて自分をコントロール出来ないだけなのか、多分その両方。18才だけど、まだ幼いですし。数学と物理は得意なんですけどね。社会科系は特に苦手です。そう言えば人との関わりにも苦手なんですね。

本当は親ばかだけど「一つでも得意なことがあって、それに大しては凄く努力するんだから良いじゃないの~」って思うんですけど。

もし高校卒業させてもらえなかったら、もう1年別の高校に転校して卒業証書貰うしかないですね。大学は合格したから1年待ってもらえば良いみたいです。長い人生の回り道なんてどうってことないとは思うけど、本人はそこまで考えてないだろうな~。

私流「頭ジラミ(頭虱)」薬のシャンプーを使わないで退治する方法

2012年02月01日 03時34分11秒 | 健康
<今回はシラミの話しなので嫌な方はスルーして下さいね>

フィリピンって頭ジラミが本当に多いんですよね。去年も桃ちゃんは学校でうつされてきたのに、また~~!!

当時、私も桃ちゃんもうつってからかなり経ってたので酷くなってて、ちょっとノイローゼっぽくなっちゃったくらいなのに、またうつされてきました!!


今日、お風呂に入れた後、頭を掻いてるのでメガネを外して見たんです(近眼の老眼なので以前もメガネしてたからシラミに気づくのが遅れた)。

きっとシラミを前に見てなかったら気づかなかったと思うけど、今回は数個の卵だけど「あれ?」って直ぐに気づきました。

前回は気づくのが遅かったので気づいたら何千個もの卵が産みつけられて、1つずつ指で潰すなんて絶対に無理で、シラミの卵って髪の毛の外から見えない部分(しかも根元近く)に産んであるので、中の髪をバサバサと切ってしまいました。外側から見たら普通に見える感じに。

でも今回はまだ数個しかない卵。早く気づいて良かった~!!
隣に座ってる子が桃ちゃんに「私、しらみがいるの。だから近くに来ない方が良いよ」って言ったんですって。6、7才の女の子ばっかりの学校なので皆でそうやって言い合って気をつけるみたいなんですが、今回はもううつっちゃってたんですね。泣


前回、日本製のシラミの卵が採れるステンレスの櫛を注文したけど、届いた時はシラミ騒動は治まった後でした。
(ニットフリーコームだっけ?実は同じ製品をアメリカで販売してたのでアメリカから取り寄せた。)

でも今回、この櫛を使って桃ちゃんの髪をとかすと、なんと成虫のシラミが3匹も引っかかって取れました!


そして前回調べたのだけど、アメリカの頭じらみの9割は薬剤耐性だとか。殺虫剤であるシラミシャンプーを使うと皮膚を通して脳に吸収させるのでやめましょうとハーバード医学部で研究発表してる人もいたのを読んだので、殺虫剤のシャンプーを使ったのは前回も一回だけ。(まだ検索したりする前で副作用について知らなかった。とにかく焦ってしまって直ぐに薬剤のシャンプーしたので。)

何度も使ってると耐性が作られるらしいし、どうせ卵はこの殺虫剤シャンプーでも死なないんですよ。
もっとも日本で売られてるシラミ用の薬剤シャンプーは一番副作用も少ない種類です。でもアメリカなんかは6種類くらい売られていてペットには使用禁止と法律で定められたシラミ用シャンプーを処方する医師がいるみたいなんです。人間の使用は禁止じゃないんですって。フィリピンにも確か2、3種類売られてました。

前回調べてまとめた記事が別のブログにあるけどそれはちょっと古いので、今回まとめて私がベストと思うシラミの対処法を書いておきます。



1. シラミは人の頭にのみ住めるが何も食べないで3日くらいは生きていられるらしい。だからせっせと掃除機などかけておく。高温の熱に弱いが人も火傷するので熱(熱湯など)で殺すのは無理。殺虫剤シャンプーでは成虫しか殺せない、卵は生き残る。

2. シラミは卵を産みつけられてから成虫になるまで(確か)7日~10日くらい。生まれてから卵を産みつけるようになるまでも日数があります。なので移って来た成虫はともかく、卵を見ても焦ることはないです。孵化してから少なくとも1週間以内に成虫を殺せばいいわけです。

3. よくティーツリー油(tea tree oil) の成分がシラミの持ってる酵素に作用して殺すと書いてある研究論文を英語では見かけるけど、フィリピンのシラミには効果はゼロでした。ティーツリー油は原液は良くないらしく、10%に薄めて使うようにとあるのですが、私はオリーブ油に入れて10%の濃度にしたものを髪にびちゃびちゃになるまでつけて30分窒息死させようとしたけど効果ゼロでした。桃ちゃんにもベビーシャンプーに10%のティーツリー油を入れてシャンプーしたけど効果無し。本当に酵素が作用するなら効く筈ですよね。そしてオリーブ油などの油だと髪を油でビチャビチャにしても油のついた髪の上をシラミが歩ける感じで窒息させるのは無理って感じがしました。

4. 一番効果があった方法は次の方法でした。大人の私はアルコールが微量に入った整髪剤(液体でもジェルでも。ただしアルコールが少し入ってることを材料名で確認して下さい)を髪に一杯に塗って薄いビニールのシャワーキャップをぴったり被り(ホテルなどで出してる薄いビニールが髪にぴったり張り付くのでお勧め。100円ショップにもありました。)、30分放置します。ただしアルコールが苦手な人には絶対に無理です。アルコールが揮発して気分が悪くなって来ますから。多分頭皮からもアルコールが入るし(でもこれがアルコールだからまだ良いですよね。殺虫剤シャンプーなら入ってても気分も悪くならないし気づかないので怖いです)。シラミもこの揮発したアルコールで窒息するらしいです。でも卵があったら死なないので、新しく生まれたシラミを殺す為に3~7日置きに3回~5回くらい繰り返すのがお勧め。成虫でも上手い場所に逃げて死なないのもいるのが欠点ですね。でも薬のシャンプーよりは良いと思って妥協。

5. 桃ちゃんは子どもでアルコールは駄目なのですが、髪がまだ薄いのでトリートメント法が結構効きました。安いトリートメント(又はコールドクリームなどでも可)を買って来て、髪に塗りたくります。毛穴の方に逃げ込むのでそちらまでしっかり塗り込み、やはりシャワーキャップをして30分したら普通にシャンプーします。これも卵には効かないので3日置きくらいに繰り返すのがお勧めです。トリートメントの油分で呼吸出来なくなった成虫は殺す事が出来ます。でもトリートメントが行き渡ってない部分に隠れて生き残る奴も出て来るので(あっちも命かかってるから何でもやるし)、一度では駄目です。

6. そして日本が特許を取ったシラミ用の櫛(ステンレスで歯先が長い)でせっせと梳かしましょう。前はそれもなかったけど退治出来ました。

7. ヘアアイロンは温度設定が125~140℃くらいになってるので卵を殺す事が出来ます。ただし卵がついてるのは地肌に近いところなので一人だったら出来ません。子どもにやる時も地肌を火傷させないように十分な注意が必要。前回はヘアアイロンを使わないで、5番のやり方だけで桃ちゃんのシラミを退治しました。6番の櫛もなかったけど完全に退治出来ました。



私も桃ちゃんが寝ちゃってから部屋に運ぶ時とかしょっちゅう桃ちゃんを抱いて運んでたのできっとうつってると思うんですが、シラミ用の櫛で取れて来ないんです。桃ちゃんなんて一回とかす毎にシラミが数匹(幼虫から成虫まで色々)かかってくるのに。でもシラミって生まれたての幼虫が皮膚を噛むと痒いみたいで(しかもその幼虫って割と頭皮にくっついてるってメイドさんが言います)、それだとまだ櫛には引っかからない大きさかもしれないし、何となく私も痒い気がしてきて、4番のアルコール入りヘアスプレイをさっきやってきました。桃ちゃんと私は一緒の枕で寝てることもあるし、同時に退治しないと意味がないですからね。

それにしてもフィリピンのシラミの成虫は大きいですね~。ゴキちゃんもここは大きいから南国特有なのかしら。台所にいる蟻の方が小さいのもいるくらい。3mmくらいかな~。日本から取り寄せた目の細かい櫛じゃなくてもあの大きさならちょっと間が開いた櫛でも引っかかりそうです。

ただ、櫛でとかす時、髪が乾いてるとシラミがするっと落ちてしまうので、私は小さい洗面器に水を張って隣に置き、水のスプレー(本当はパン焼き用)で髪を少し湿らせてとかし、櫛についてきたシラミは爪と爪の間で潰してから水に落としました。