咲くやこの花館のランの続きです。
ここには私でも名前を知っている有名なランも沢山咲いています。
デンドロビウムの仲間。
シンビジウム・インシグネの仲間(栽培品種)
カトレアがいっぱい!
このちょっと顎がしゃくれているような形のランは、パフィオペディルム属のラン。
下の袋状の部分が女性のスリッパに例えられるそうです。
でもよく知られたランだけではありません。これってラン?と思うようなランも沢山・・・
その中から、写真が撮れた2種類をご紹介~
この小さいランは、メディオカルカー・バーステージーというニューギニア原産のランの一種だそうです。
一つ一つの花は小さいのですが、結構可愛いです。
バルブを伸ばして大きい株になり、花が咲くと目立つそうです。なるほど~ → (クリックすると大きくなります)
お次は遠くの方にぶら下がっていたこの花。
遠目には妖精がふたり、向かい合っているように見えたのですが、望遠でとったらナンジャコリャ?
名札をみると、コリアンテス・トリフォリアタの名前が・・・
調べてみたら、南米原産のランの仲間で、巧妙に虫を誘う仕組みをもっているそうです。
ハチの仲間がこの花の表面にあるろう状の物質をかき集めようとやってきて、夢中になっているうちに足を滑らせ下のバケツ状の部分に落ちます。
上に上がろうと思っても、下には蜜腺から落ちた液が溜まっており登れず、やむなく下に開いた小さい穴から外に出ます。
その時、体中に花粉がついて、他の花に運ばれるそうです。
遠くて穴までは確認できませんでしたが、面白いですね! 別名バケツランというそうです。
それにしても、落ちても懲りずに他の花のところに行くハチも根性ありますね。
最後はこちら。
あ、これは!と思われた方も沢山いらっしゃるのでは・・・
名札には、ホヤ・ミトラタとありましたが、そう、あのサクラランです。
蝋のような質感がいいですね~
ちなみに、こちらはランという名前ですが、ガガイモ科です。
いかがでしょうか。咲くやこの花館には、まだまだ沢山のランが咲いていました。
次に行かれる方のご紹介をお待ちしましょう!
(つづく)