なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

見慣れない実もあります~咲くやこの花館(5)

2020-01-11 05:49:38 | 植物

これまで咲くやこの花館の綺麗な花を見てくださってありがとうございます。
温室の外にも、ロータスガーデン、トロピカルガーデン、ハイビスカスワールド、役立つ植物広場など色々な展示場所があり、
いい季節には種々の花が見られる・・・はずです。
なんせ、1月以外来たことがない(笑)
この中でハイビスカスワールドだけは、別棟の温室なので、四季折々ハイビスカスを見ることができるはず・・・
今回は時間の関係でほとんどスルーしてしまいました。

咲くやこの花館の最終回は、ちょっと見慣れない実の特集です。
というか、たまたま撮った写真を綺麗なものから投稿し、最後に残ったのが「こんな実、見たことない!」ばっかりだったわけで(笑)

最初はこんな実。


ピンポンノキ(アオイ科)という樹名板があり、「ピンポンノキは卓球とは関係ありません」と大きな文字で書いてあるのが笑えました。
実際には中国南部から台湾に分布する木で、中国名の「頻婆」から由来しているそうです。
ツヤツヤの実は綺麗ですよね。
上の黒い実が熟した状態で、「栗子」と呼ばれて、実際に栗と同じように食べるそうです。

果実はまるでアケビのように見えました。→ (クリックすると大きくなります)

白い花が咲くと書いてありましたが、待てよ?どこかで写真を撮ったような・・・
マイアルバムにありました!
まるでクレーンキャッチャーのクレーンの先のような独特の形の花。覚えがあります。
こちらは、2016/8に宇治市植物公園で撮った写真です。



ピンポンノキの隣にあった緑色の実。


キャニモモ(オトギリソウ科)という説明板がありました。
マンゴスチンと同様のフクギ属で、この実が黄色く熟すと生食できますが、死ぬほど酸っぱいそうです。
果実から黄色いヤニのような物質をだすそうで、今一つ食欲がわきません・・・

実の3つ目はこちら。

なんか緑のろうそくみたいな感じですよね。
その通り!この実はローソクノキ(ノウゼンカズラ科)の実です。
結構大きくて、艶々して、白かったら完全にロウソクですね。

最後は、乾燥植物室からこちら。


あいにく名札がありませんでしたが、サボテンに赤い実がびっしりついた姿はインパクト大。
マミラリア ギンガスミに似ていますが、自信はありません。
→ よく見たら名札の写真を撮っていました!「キンショウギョク(金松玉)」というおめでたい名前が付いているようです。

温室をぐるっとまわると、最後にフラワーホールに出ます。
ここでは「POPなキノコ展」が行われており、色々なきのこグッズが販売されていました。
キノコ好きな人は必見です!




こちらは咲くやこの花館の外観です。
1階にはレストランやショップもあり、温室をゆっくり回ったら半日楽しめますよ~


大阪に来られる機会があれば、ぜひお立ち寄りを!
最後はトロピカルガーデンにいたジョウビタキ(♂)です。


「鶴見緑地の池には、大きな水鳥が沢山いるからみたってや~」ですって!
それでは、アドバイスに従って、鶴見緑地の池、大池に行ってみることにしましょう、

(つづく)

【撮影:2020/1/5 大阪・咲くやこの花館】

コメント (12)
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