冬のお楽しみといえば、鳥。
木々が落葉する分、実をついばむ鳥、枝でくつろぐ鳥の姿をよく見ることができます。
また、池や川には冬のカモたちの姿が見られるようになります。
お正月休みは、そんな鳥たちをゆっくり観察できるチャンス。
今年も、早起きして近くのK池まで毎日お散歩しました。
そこで見た鳥さんたちの姿を2回に分けてご紹介します。
池のほとりに生えている実の落ちたセンダンの木で休んでいる鳥はムクドリです。
近頃、夕方になると集結する姿をみかけるようになりました。
池に目をやると、結構な数の水鳥の姿が・・・
でも、私がカメラを向ける前に、どんどん遠ざかっていきます。
なんとか捉えたカイツブリ。
あれ? 向こうからどんどん近づいてくる鳥の姿が・・・
寝ているのもいますが、明らかにこちらに向かってきています。
キンクロハジロです。
喜んで写真を撮っていると、すーっとUターンしてまた向こうのほうへ行ってしまいました。
未練がましく見ていると、今度はマガモの美人夫婦がやってきました。
それどころか、行ってしまったはずのキンクロハジロや、マガモたちが沢山集結!
いつの間にか、マガモは3組に増えています。
すると、いつのまにか私の隣にいた女性が、手にした袋からパンを撒き始めました。
カモたちは大騒ぎ!
おそらく毎日餌やりに来られているのでしょう。
それで、私の姿を見て、餌を持ってきたと勘違いして近づいてきたのでしょうね。
渡ってきて間もないキンクロハジロたちは、すっかり餌を当てにしているようでした。
一方、私の顔を見るなり去っていったカモたち(おそらくオカヨシガモ)は、絶対近づいてきません。
野鳥に餌をやることには賛否両論あると思いますが、面白い光景を見せてもらいました。
そういえば、職場の近くにも、ハトに餌をやる「ハトおばさん」、猫に餌をやる「ネコおばさん」がいます。
なぜか、「おじさん」はいません。
自分も将来、「〇〇おばさん」になってしまうかも・・・
最後は青空に映えるセンダンの実です。
あまり美味しくないらしく、食べ物がすっかりなくなるまでこの状態で残っています。
最後は、ヒヨドリやムクドリの餌になるのですけどね。
(後編に続く)
【撮影:2019/1/2 宇治市】