巨椋池(おぐらいけ)は、京都府南部、現在の京都市伏見区、宇治市、久御山町にまたがる場所にかつて存在した池です。
太閤秀吉による築堤をはじめとする土木工事で時代によって姿を変え、最終的には昭和初期に行われた干拓事業によって農地に姿を変えました。
巨椋池は周囲約16km・面積約8km2で、東京ドーム170個分相当(なつみかん試算)の京都最大の池だったそうです。
当然干拓地も広大で、一部宅地等に姿が変わりましたが、今でも見渡す限りの農地は壮観です。
(Wikipediaの「巨椋池」を参考にしました。結構面白かったので、興味ある人はどうぞ)
さて、今日の主題の蓮見ですが、巨椋池は古来からハスが多く自生し、蓮見で有名な地だったそうです。
今でもこの時期に近くを車で走ると、ぽつぽつとハス田に花が咲いているのを見ることができます。
家から車で往復しても30分程度なので、早起きして写真が撮れそうな場所を探すことにしました。
結構ウロウロしましたが、京滋バイパスを向こうに臨む農道に蓮田発見!
紅白取り混ぜて結構咲いています。
ほとんど車が通らないので、路肩に車を止めて早速撮影。
縁がピンクがかった花が可愛い。
遠目には白く見える花も、縁がピンク色でした。
まだ蕾も沢山あるのでしばらく楽しめそうでした。
紅白ペアで。
3日目の花・・・でしょうか。
蓮田を堪能し、帰路で見かけた花。今年初見のアキノノゲシ。
少し盛りを過ぎていたメハジキ。水路脇にびっしりと生えていました。
この花の上部中央の花が、帽子をかぶって椅子にすわった女の子みたい。
干拓地の光景です。広くて画面に収まりません。
ということで、明日は巨椋池のハスの品種についてお勉強したいと思います。
よかったらお付き合いくださいませ。
【撮影:2020/7/18、7/23 巨椋池干拓地】