わち山野草の森は自然の地形を生かして種々の山野草の他、果樹や水辺の草花など、色々な植物がみられます。
今日はその中で水辺に咲いていた花をご紹介~
今の時期、一番元気に咲いているのがこちら、ミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)です。
お盆のお供えの花にすることから、地元でも田んぼの隅で育てられていることが多いです。
ミソハギの語源は禊萩、または溝萩だそうで、なるほど納得。
よく似たエゾミソハギは茎に毛があるのと、葉が茎を抱くことで区別できます。
山野草の森のミソハギは毛がないので、こちらはミソハギですね。
他に咲いている花は・・・ぱっと見には何もない・・・
目を皿のようにしてやっと見つけたこちら。
イトタヌキモ(タヌキモ科タヌキモ属)かな?
前にご紹介した京都の深泥池では、外来種のオオバナイトタヌキモに侵略され絶滅の危機に・・・
一続きの種類なので、花の大きさ以外ではなかなか区別が難しいとのこと。
目を皿にしてもう一つ見つけました。超ミニサイズですが、ヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)?
花はオカトラノオによく似ています。
イトトンボの姿も見られました。最近キイトトンボばかりだったので、ブルーのはお久しぶり。
え、これだけしか花がない・・
ということで、園内に流れる小川の縁で見られた植物もついでにご紹介~
アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)
まだ咲いていたホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)
赤い花も・・・
すっかり水辺を離れてしまいました(笑)
最後は、名前が「水」のミズゴケです。
乾燥したミズゴケしか印象にありませんでしたが、生きているミズゴケはこんな感じなんですね。
あと一回だけ続く・・・
【撮影:2020/8/1 わち山野草の森】