なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

山野草の森に水辺の花咲く

2020-08-11 05:30:33 | 植物

わち山野草の森は自然の地形を生かして種々の山野草の他、果樹や水辺の草花など、色々な植物がみられます。
今日はその中で水辺に咲いていた花をご紹介~
今の時期、一番元気に咲いているのがこちら、ミソハギ(ミソハギ科ミソハギ属)です。
お盆のお供えの花にすることから、地元でも田んぼの隅で育てられていることが多いです。
ミソハギの語源は禊萩、または溝萩だそうで、なるほど納得。


よく似たエゾミソハギは茎に毛があるのと、葉が茎を抱くことで区別できます。
山野草の森のミソハギは毛がないので、こちらはミソハギですね。


他に咲いている花は・・・ぱっと見には何もない・・・
目を皿のようにしてやっと見つけたこちら。
イトタヌキモ(タヌキモ科タヌキモ属)かな? 
前にご紹介した京都の深泥池では、外来種のオオバナイトタヌキモに侵略され絶滅の危機に・・・
一続きの種類なので、花の大きさ以外ではなかなか区別が難しいとのこと。

目を皿にしてもう一つ見つけました。超ミニサイズですが、ヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)?
花はオカトラノオによく似ています。


イトトンボの姿も見られました。最近キイトトンボばかりだったので、ブルーのはお久しぶり。


え、これだけしか花がない・・
ということで、園内に流れる小川の縁で見られた植物もついでにご紹介~
アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)


まだ咲いていたホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)


赤い花も・・・


すっかり水辺を離れてしまいました(笑)
最後は、名前が「水」のミズゴケです。
乾燥したミズゴケしか印象にありませんでしたが、生きているミズゴケはこんな感じなんですね。


あと一回だけ続く・・・

【撮影:2020/8/1 わち山野草の森】

コメント (10)
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