京都府立植物園のジャングル室から有用作物室を通り抜けたところにあるのが「冷房室」です。
白状すると、今回の投稿をするために温室マップを見て、この部屋の名前が冷房室と知りました。
確かに、ジャングル室に比べたら涼しいですが、冷房というほどでは・・・
まあ、それはともかく、この部屋は狭いですが、咲いている花には魅力的なものが沢山!
見どころが一杯です。
では、今回も科(属)を当ててみましょう!
淡い紫色の花が美しいこちらはイワタバコ科。
プリムリナ ナナコです。
最初プリムラかと思ったのですが、あちらはサクラソウ科ですよね。
で、もう一つ、似たような色合いでさらに華やかにさくこちらも。
見た感じ、さきほどのプリムリナに花の形がそっくり!
こちらの方が沢山咲いていました。
こちらもご想像通りイワタバコ科。
シンニンギア・スペキオサ、園芸品種です
植物園でもところどころこのような園芸種が植えられて、目を楽しませてくれます
さらに冷房室のあちこちで咲いていたこちらの花。
沢山咲いている花ほど名札が見つからないのですが・・・
過去にも何度か投稿したことがあり、すぐに調べられました。
葉の感じから予想通り、イワタバコ科、コリトプレクツス・スぺキオススです。
この植物、花の後にできる実がちょっと面白い。
こちらは以前撮った写真ですが、まるで金属の玉のような実がなります。
2021/1/31 京都府立植物園
木に巻き付くこのピンクの花。
他の場所では見たことがありません。
そのせいか、来園者は皆熱心に写真を撮っています。
よく見ると、このピンク色の花はほとんどが蕾。
開くとこうなるようです。
名前は分からなくても、科名は想像できますよね!
そう、こちらはツツジ科のアガペテス・グランディフロラ、ミャンマー原産です。
形もですが、花弁の柄がなかなかエキゾチック。
これは分かりますよね~
お人形さんのような花がぶーらぶら
こちらはフクシアですね!
正式名はフクシア・レギア。アカバナ科です。
妖精さんがダンスをしているような姿は一度見たら忘れません。
こちらはどうでしょう。
先ほどのお人形さんのようなフクシアに比べて地味ですが、こちらもフクシアです。
正式名はフクシア・レギア アルペストリス。
こちらもなかなか花の色と濃い緑の葉のコントラストが美しい一株。
う~ん、花が良く見えませんが、こちらを見たら何の仲間かお分かりかも。
こちらはツリフネソウ科。
インパティエンス・ニアムニアメンシスです。
そうそう、ツリフネソウ、ホウセンカ、インパティエンス・・・どれもお仲間でした。
それにしてもこの種名は何!ムニャムニャって読んでしいまいましたよ~
ではこちらもお分かりでしょう。
花の感じからみて、こちらもインパティエンスの仲間。ツリフネソウ科です。
フルネームは、インパティエンス・グランディス。
グランディスの名の通り、すごく大型になるそうですが、こちらではちんまり咲いていました。
お次はラストです。
写真は一枚だけです。
小さめの蛍光オレンジの花。
こちらは結構色々な温室で見かけます。
イワタバコ科のシーマニア・シルヴァティカです。
この名前を見るたび、シーマニア=海のマニアと変換してしまう私はやっぱり変!?
温室、まだ続きます。
【撮影:2024/1/27 京都府立植物園】