花が少なくなると、道草散歩のつもりがいつの間にか鳥さん散歩になっています。
今日から数回に分けて、今年のお散歩でたまたま出会った鳥さんの様子をご紹介しますね。
第一回の今日は、昨年10月ころから地元の池で姿を見るようになったこちらです。
カンムリカイツブリです。
頭が少しもこもこししていますが、冠というより帽子みたい。
後ろ姿です。頭部の羽が坊ちゃん刈りのように見えますね。
羽繕いを始めました。おくつろぎ中です。
首が柔らかいですね。白い部分の羽がふわふわと温かそう!
スッキリ美人さんになって泳いでいきました。
例年、渡りの途中で立ち寄るだけなのですが、今年はすっかり居ついています。
餌も豊富で居心地がいいのかしら。
もう一羽居ついている鳥といえば・・・
カイツブリです。
カンムリカイツブリに比べるとずいぶんサイズが小さいです。
おや、冬場には羽がもっと羽が灰色っぽくフワフワになるのですが、こちらはまるで夏羽のようですね。
調べてみたら、一年目の若鳥は冬になっても夏羽のような色合いなんだそうです。
ということはこちら今年生まれた個体なのですね。
夏場はこの池でカイツブリを見かけないので、どこからか移動してきたのかもです。
ちなみに、去年の秋に見かけたカイツブリはこんな感じの色合いです。
今回はカンムリカイツブリもカイツブリもノンビリ浮かんでいましたが、普段はしょっちゅう水に潜ります。
写真を撮るのに苦労するのですが、昼はお休み中なのかなあ。
同じ日、もう一羽普段は見かけない鳥を見つけました。
あまり動かないので、写真は撮り放題ですが、どれも同じ写真になりました。
お久しぶりのゴイサギです!
数カ月に一度くらい、同じ場所で見かけます。
最後に、オマケの画像。普段はオオバンが陸に上がって葉っぱを啄んでいる場所なのですが・・・
ギョギョギョッ!
なんとヌートリアが三頭も!!!
水から上がったところなのでしょうか、毛が濡れています。
巣穴?と思われる場所に顔を突っ込んでいます。
特定外来生物のヌートリアがこんなに目立つ場所で暮らしているなんて!
泳いでいる姿は時々見かけていましたが、本当にビックリです@@
<今日登場した鳥> ※コメントは一部なつみかんの私見です
カンムリカイツブリ
カイツブリ科カンムリカイツブリ属。冬鳥。頭の羽は冠というほどではないなあと思っていたら、夏羽は黒い冠羽がつんつん立ってまさに冠!見られるのが冬羽だけなのが残念。日本で見るカイツブリの中では最大種。
カイツブリ
カイツブリ科カイツブリ属。留鳥。小型の水鳥で、水にぽこぽこ潜って餌をとる。別名は鳰(にお)で、琵琶湖に多く生息したことから、琵琶湖の別名を「鳰の海」とも言う。そういえば昔琵琶湖博物館で、潜水するカイツブリを水槽で間近に見たなあ(まるでイルカの水族館の展示みたいに)
ゴイサギ
サギ科ゴイサギ属。留鳥。つるんとして青みがかった羽に赤い目が特徴的。夜行性なので昼間見かけてもほぼ動きがない。その昔、醍醐天皇より五位の位を授けられたので「ゴイサギ」と言うらしい。
おまけ:ヌートリア ※※特定外来生物※※
ヌートリア科ヌートリア属のげっ歯類。巨大ネズミと考えると結構コワイ。毛皮をとるために移入したものが各地で野生化し、現在は特定外来生物に指定されている。毛皮は結構質がいいらしい・・・
【撮影:2025/1 宇治市】