毎日のように雨ばかり・・・
こちらはまだ降ったりやんだりが多いのですが、被害が出ている地域の方には心よりお見舞い申し上げます。
さて、そんな日でもお散歩は欠かさないなつみかん。
この日も小雨が時々降る中、雨中散歩としゃれこみました。
志津川の河口付近にある大きなナナミノキ(モチノキ科モチノキ属)。
前に花が咲いているのを確認してから3週間、緑の実が出来ていました。
ナナミノキの実は、同じモチノキ科でもクロガネモチよりややまばらで、ソヨゴよりは柄が短く実が多い感じ?
まだまだ先ですが、赤く色づくのが楽しみです。
(貴重な「見下ろす」ナナミノキの写真です)
さて、白虹橋を渡って、左岸を下流に向かって歩きます。
期待していたオカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)、残念!
咲いた跡はありましたが、まだ残っている花はこんな感じが2輪だけ。
特徴的な虎の尾の風情がありません。
ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)もさすがに終盤を過ぎ、よれよれに・・・
でもその代わりに咲き始めていた花が。こちらです。
お分かりでしょうか?
背がすごく高く軽く1mを超え、花は蕾ばかりのように見えます。
あ、タイトルにしていましたね。ムラサキニガナ(キク科ムラサキニガナ属)です。
揺れる、暗い、小さいの三重苦の中四苦八苦して撮った写真がこちら。
多少雰囲気が分かっていただけるでしょうか。
写真では分かりにくいと思いますが、キク科なので花びらのように見えるのが一つ一つの花です。
そこからピュンと伸びているのが蕊で、飛び出してくるんと巻いているのが雌蕊。
じゃあ雄蕊は? どうも雄蕊が合着して筒状になりそこから雌蕊が出ているタイプのようですね~
さすがの松江の先生もそこまで詳しく説明してくださっていませんでしたので自信はありません。
数年前からぽつぽつ見かけましたが、今年はとてもたくさん!
離れたところから写さないと、葉がわかりません。
切れ込みのある比較的大きな葉です。
スルーしそうになりますが、れっきとした在来種ですし大切にしたいですね。
さてその横に大きな葉っぱとにょきっと出てきたタケニグサ(ケシ科タケニグサ属)
こちらも在来種なのですが、切ると黄色い汁がでて、毒性があると聞くとちょっと敬遠したくなります。
通常荒れ地に生えてくることが多いのですが、なぜこんな林縁に出てきたのでしょうね。
そういえば、やんたんの工事現場の跡地などは一面にタケニグサです。
ここからは川側の歩道を歩きます。この日は放流もなく穏やかな流れ。
いつもの雌雄並んだアカメガシワ。まだ咲いていました。
雄木の雄花
雌木の雌花。おや、もう小さい実が出来始めていました。
ムクノキにも緑の実が・・・
この季節は緑の実をあちこちで見ることができます。緑の期間が長いんですよね~
そしてこちらでもネムノキが咲き始めていました!
川沿いの大きな木です。まだまだ蕾が主ですが、今どんどん咲いていることでしょう。
そうそう、梅雨と言えばでんでんむしむし・・・のカタツムリも何匹か見かけましたよ~
クチベニマイマイですね。
ということでウチュウサンポ、今も続けています!
【撮影:2021/6/27 宇治川】
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なつみかんさんらしい
ムラサキニガナ、
揺れる、暗い、小さいの三重苦、
分かります。ほんと森の中の小さい花って
難しいです。あと蚊の攻撃もありますしね
そんなムラサキニガナ、可愛い花ですねぇ
京都にも志津川があるんですね。
昔、宮城県に2年だけ住んでいたんですが、
志津川って海岸があるんです。
良く夏は行ったんです。小さな綺麗な海岸、
そこが東日本震災で無くなってしまい、
悲しかったのを思い出します。
熱海の災害、注意と言っても難しい災害、
ご冥福をお祈りしかできないです。
少し、暗い締めになりましたm(_ _)m
おはようございます。
宇宙散歩お疲れさまでした。
宇宙遊泳を思い浮かべてしまいましたよ。
腕を水泳のようにかきながら、ふわふわ歩いているなつみかんさんを想像すると笑ってしまいました。
ここ数日雨中ですので、散歩はしていません。
体がなまくらになりそうです。
いつまで続くのでしょう?
勘違いだと思いますが、一つ訂正が。
エノキではなくムクノキの葉だと思います。
余計なことで、すみません。
おはよう御座います!
足どり軽くフワフワお散歩、浮かんでくる~
雨にも負けず、行動力は凄いです~
お勤めしながらですものね素晴らしいです。、
貴重な在来種、クチベニマイマイ初見
宇治川の鵜飼いの時期9月まで開催されるよう
やはり、条件に合えば期間中に見られるのでしょうが
運ですね、撮ってみたいですね。
暑い中、修行のようにお散歩されてませんか?
でも、習慣になると止められないのでしょうね。
私は暑いのはダメです。涼しいところなら歩けます。
さて、ムラサキニガナを見たことがありません。
アキノノゲシ属で紫色は珍しいですね。
図鑑では、山に咲く花の最後のページにありました。
タケニグサは、欧米では園芸植物として愛好されているそうです。
茎や葉を切ってっ出る乳液は、害虫の駆除などに使われたと書いてありました。
実用を兼ねた園芸植物だったのかもしれませんね。
ふふ、ウチュウサンポとはいい表現ですね。
根性散歩でもありますね。
ムラサキニガナって初めて見ました。
最初のお写真ではイネ科の植物かと思いました。
小さなお花を綺麗に撮られましたね。
アカメガシワの雄花、雌花もバッチリで、もう実が出来ていますね。
カタツムリこの角度はちょっと気味が悪いです。^^;
宇治川散歩はいつも発見があっていいですね。
なんで今頃クロニガナって勘違いしました。
ムラサキニガナ、可愛いお花ですね。
これは撮りにくいわ。
傘さしてでしょう?
3重苦じゃなくて四重苦(?)の中、しっかり綺麗に撮れています。
かなり粘った?
イヤイヤ片手でチョンチョンと撮っていくいく姿知っていますので(なんでやろ(笑))
毎度の事平気だったかもね。
霧の中で撮ったタケニグサ思い出します
後ネムノキと増水した川の流れもこれ位だったら良いのですけどね。
ほんと大雨は怖いです!!
今の時期は花が少なく、どうしても緑の実に目が行きます。
写真を撮っておくと、そのうち四季の変化が確認できるからいいですよ〜
ムラサキニガナは一度もうまく撮れたことがありません。
とにかく揺れるので、手で押さえたこともあります(^^;;
attsu1さんにとって、宮城の志津川はそんな辛い記憶の場所なんですね。
宇治の志津川も規模は小さいですが、2012年の宇治豪雨で民家が一軒流出し、亡くなられた方がありました。
あんなに優しい川が悪魔に変わるなんて誰が想像したでしょう。
志津川から宇治川の流入口にある、山の神、川の神を祀る祠には、通るたびに必ず手を合わせています‥
ウチュウサンポ、語感がいいので気に入っています(笑)
緑の中をふわふわ宇宙遊泳するのは楽しそうです。
地球も宇宙の中の星ですものね!
雨ばかりなのは仕方ないとしても、蒸し暑いのは嫌ですね。
体がベタベタになりますし、汗が乾かないから熱中症になりそうです。
エノキとムクノキ、ご指摘ありがとうございます!!
圧倒的にエノキが多いので、ちゃんと見ないでエノキと思い込んでいました。
ムクノキの実も甘くて鳥が大好物なので、あちこちに広がったのでしょうね〜
いえいえ、お仕事されていた時のダリアクミコさんの行動力、今鳥を撮りに出かけられる行動力にはとてもとてもかないません(^◇^;)
とりあえず一日一万歩は歩かないと落ち着かないので、うろついているだけです。
この時期、クチベニマイマイはわんさか見られますよ。
宇治川の鵜飼、ウミウはコロナ禍の間もずっと訓練をしていたようですね。
今年は開催されるようでよかったです。
なるほど、鵜飼の写真ですか!
すごく迫力ありそう!!
たしかにビル街や商店街を歩けと言われたら、修行でしょうね〜
でも、傍からみたらとるにたらない変化でも、見つけたら嬉しいので、お散歩はやめられません。
(10日過ぎたら、道草のチェックもありますしね〜)
見せられる方はきっと呆れておられると想像してます。
ムラサキニガナは、2、3年ですごく増えました。
在来種で、綺麗な紫の花なので、私としては嬉しい限りです。
タケニグサはそんな利用方法があったのですね。
あまりにゴツいので、なかなか好きになれません‥