今日から3回にわたり、宇治橋上流の宇治川沿いを歩くコースをご紹介します。
毎年毎年同じ光景を見ているのですから、いい加減飽きそうなものですが、毎回新鮮です。
とはいえ、載っている光景や植物は毎年ほぼ同じ。
皆様、既視感に襲わるかもしれませんが、どうぞ気にせずご覧くださいませ。
朝霧橋たもとの匂宮と浮舟の像。(←宇治のヒマワリさん、ご指摘ありがとうございました!)
「光る君へ」効果で、前で記念撮影する人が絶えません。
この日は時間が早かったので悠々撮れました。
いつもの観流橋と大イチョウ(左手の木)
宇治ダムからの放流口から塔の島の十三重の石塔を臨む。
サギがいることを期待していたのですが誰もおらず、残念!
興聖寺です。暑いので裏の朝日山には登りません。
苔むした幹
さらに上流に向かいます。
興聖寺が造成中。雨が多いので、滝に水がありました。
ここからは何もないと思っていたのですが、湿度も温度も高い今日この頃。
キノコがあちこちに顔を出していました。
ビロードのような質感の傘のキノコ。名前は分かりません。
ぎょぎょぎょっ!巨大な真っ白のキノコが沢山。
しかも、横にはぐずぐずに崩れたと思われるキノコの残骸。
この場所の他にも、あちこちで傘が10㎝以上ありそうな白い大きなキノコを沢山見かけました。
生え始めはまるで卵そっくり。
それが少しずつ傘が開き、平たくなり、最後はぐずぐずに溶けてしまうようです。
ところでこのキノコは何なんだろうと思い、GL先生に聞いてみました。
すると、「ドクツルタケ」の名前が・・・
え~、私でも知っている有名な毒キノコ。
調べてみると、柄にささくれ、白いひだ、柄につばがあるのが特徴とのこと。
バッチリ当てはまっています💀
毒性は極めて強く、
「おう吐、腹痛、下痢、肝臓や腎臓の機能障害を起こし、1本食べたら大人でも死ぬ」そうです。
林縁には20本近く生えていたということは・・・うう、怖すぎる。
見ているときは知らぬが仏、綺麗なキノコやな~と思い、写真をパチパチ。
家に帰って調べてから背筋が寒くなりました。
ここから先はお口直し。
下に白い花が落ちているので見上げると・・・
ナツフジが咲いていました。
相変わらず、トウコマツナギも元気に咲いています。
カナメモチ(左)やナナミノキ(右)の実はまだ緑色。
時間をかけて、秋に真っ赤になります。
白虹橋まで来ました。
この日は宇治川の放流はなし。
下流方向を眺めても穏やかなものです。
ここから左岸を下流方向に歩いていきます。
その様子は明日・・・
【撮影:2024/7/13 宇治川】