なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

注意深く氷室池一周~夏の勧修寺2024/6末(3)

2024-07-09 05:31:23 | お出かけ

氷室池といえば、平安時代1月2日に氷室池に張る氷の厚さでその年の五穀豊穣を占ったことで有名。
(今調べただけやろ!と自分に突っ込みましたが)
その氷室池は夏になるとハスやスイレン、ハンゲショウなどが咲き乱れる緑豊かな池となります。
その様子は昨日ご紹介した通り。
今日は、これまで行ったことのなかった池一周コースを歩いてきたのでその様子をご案内しますね。

観音堂の横手から池の方に行ってみると、入り口が竹の棒でふさがれており、
「この先行かれるのは自由ですが危険」と書かれた看板がぶら下がっていました。
もちろん私の目は「自由ですが」しか見ていない・・・というわけで、行ってきました一周コース!
(なんと無謀な・・と思わないでくださいね。これまで何回も池の向こう側を歩いている人を見ています)

反対側からさっき自分がいた菊の御紋の石のある側を見たところ。
後ろの醍醐の山の借景が素敵ですね!


ハスはどの辺にあるのかな~
あ、あんな向こう側に咲いていました。


がんばってズームにしてみましたが・・・


ありゃりゃ、もう萎れた花と蕾ばかりです。
でもまだ楽しめそうですね!


小径の横には、こんな塔も。
横の岩にはお不動さんの絵が描かれているようです。


日当たりが悪く、最近雨も多かったことから、コケの美しいこと。






調子乗りすぎでしたね。
こちらは毘沙門堂です。


危険なわりには、見所が沢山。
ちゃんと休憩できる場所もありました。


左手の木の根がすごい!あれ、何の木か見てくるのを忘れました。


アジサイが鮮やか。




カメが支えている塔。


そこから観音堂が臨めます。
こうやって見ると、結構広い池ですね。


あ、マガモ!


夏羽になりかけのマガモのご夫婦がのんびり。
  

ちなみに、氷室池にある大きな木はサギの繁殖地になっている(なっていた?)そうです。
私が行った時にはもういませんでしたが、そういえば冬に巣の名残を見ました。

他にもこのような石仏が点々と。


ヒメヤブランの花でしょうか。


そろそろ一周コースの終わり。どこから見ても、観音堂が絵になりますね。


あれ、こちら側には「立ち入り禁止」の札が・・・
そうか、いつもはこちらしか見ていなかったので、入らなかったのでした。
一周歩きましたが、少なくともスニーカーくらいの靴を履いていたら全く危険はありません。
機会があれば、ぜひ自己責任で歩いてみてくださいね!

勧修寺を出て、なんと無謀にも山科川を歩いて帰ることにしました。
見たいものがあったのです。
その様子は明日・・・

【撮影:2024/6/29  京都市山科区】

コメント (9)
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