そろそろハスが咲き始めているのでは・・と思いつき、京都市山科区の勧修寺を再訪しました。
前に行った時は桜が綺麗な時期、その時は池には去年のハスの実の跡があるだけでした。
何度行っても門跡寺院の門は雅ですね~
拝観受付の手前で写真を撮っている人がいたので、私も見てみると、藤棚の藤が返り咲き。
つられてパチリ。
アガパンサスの塀とのコラボ。
おっと、早く入らないと。
受付を済ませ中に入ると、まだ7月前だというのにすっかり夏の空。
こんなに赤いカエデの実は珍しいです。
宸殿前の芝生には沢山のネジバナ。
いい香りがすると思ったら、八重のクチナシの花が。
観音堂です。春にはこの周りをサクラが取り囲んでいたのでした。
屋根の上の鳳凰健在。
そして本堂前に広がる庭園には・・・
まだまだ綺麗なアジサイが点在!
暑さを忘れる綺麗なブルー
今回は、ちゃんと書院の方も見学。
こちらの書院(重文)は明正天皇の旧御殿を移築したものだそうです。
勧修寺は、900年に醍醐天皇が母の藤原胤子の菩提を弔うため創建。
応仁の乱で焼失しましたが、江戸時代に復興。
代々法親王が入寺する門跡寺院で、中の建物も天皇の御殿を移転したものが多いです。
前の背の低い木は、樹齢750年と言われるハイビャクシン。
そこには、可愛い燈籠が埋もれるように立っています。
こちらは水戸光圀公が寄進したと言われる燈籠で、勧修寺型燈籠と呼ばれています。
書院から見る景色はこんな風に絶景です。
御座所から眺めておられたのでしょうね~
さらに庭園内を進みます。ここにもアジサイが点在。
おや、奥の方にハンゲショウが沢山!
水辺でもないのに不思議ですね~
ということで、庭園の見学を終えて、次はお目当ての氷室池の方へ。
わくわく。
【撮影:2024/6/29 京都市山科区】