なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ユリの女王と夏バテのペーター君

2024-07-18 05:21:20 | 植物

前回宇治市植物公園に行ったのは6月下旬。
その時は、ジャカランダやハーブ、ハスなど色々咲いていました。
それから2週間後の7月上旬、隙間時間に再訪しました。
見たい花があったのです。
咲いているかどうか自信はなかったのですが…一輪だけ咲いていました。



ユリの女王、ヤマユリです。
大きな姿に強い芳香、一輪だけでも存在感が半端じゃないです。
近くに恐竜くんの応援団。

 

ヤマユリが咲いていたのはカエデの深緑の美しい秋のゾーン。


名残のハンゲショウに


前回より沢山咲いていたミズヒキ


新しい花はというと・・・あら、踏まれそうな場所にカワラナデシコ


ここから日差しの強い花の広場へ。
それにしても散策している人がだ~れもいない!
前も沢山撮りましたが、とりあえずタペストリーをぱちり。


うわっ、黒髪(実際には茶髪ですが)が色あせてバサバサ。
紫外線ですっかり傷んでしまったよう。
お気の毒~

春のゾーン経由で夏のゾーンに移動。
前は蕾だったヤブカンゾウが満開でした。
まあ、宇治川の堤防にも大量に生えているんですけどね。


前回咲いていたモクゲンジはもう終わりかけ。
遠目にはまだ綺麗ですが。
後ろの赤い木は、ベニバスモモです。



ラクウショウの小径の横には、以前は沢山アガパンサスが咲いていました。
今年はほとんど咲いていません。
 

昼過ぎだったので、ハス鉢の花は閉じていました。
池の中央に見える花もハスですが、こちらは全部白です。


前回同様、池の畔まで下りて行くと、前にはなかったこの花が。


オカトラノオに似ていますが、垂れ下がらず直立しています。
こちら、ヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)。
これも夏の季節ものです。
そして、前回は全然止まってくれなかったチョウトンボ。今回はと言うと・・・


あ、逆立ちしてる!
もうちょっとアップで・・・


体操選手? バレリーナ? 姿勢がちょっと面白いですね。

続いて、季節の花壇を下から見上げると、ヒマワリの苗がかなり大きく育っていました。


ペーター君、ダイエットしたかな~


ありゃ、前回よりちょっと痩せてる?
と言うより、肌の艶がなくなってやつれている感じです。暑すぎて夏バテかもです。

最後にハーブ園を通り抜けました。
前回咲いていた花はほぼほぼ終わっていました。
仕方ないので・・・


実がびっしり付いたシナノキをラストに。


ぴろんと垂れ下がった黄緑色の苞葉が特徴的ですよね!
ここには、フユボダイジュ、ナツボダイジュ、シナノキと3種類のアオイ科シナノキ属があります。
ちなみに、お釈迦様が悟りを開かれた菩提樹はクワ科イチジク属のインドボダイジュで全然別物です。

と言うことで、今回の宇治市植物公園、ヤマユリ見られて良かった~の巻でした。

【撮影:2024/7/7  宇治市植物公園】


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする