ラクウショウエリアと言えば修景池。
ここは今が主役の夏のゾーンです。・・・この記事書くまで、知らんかった・・・
池のヨシ原からは、賑やかにオオヨシキリの声が聞こえてきます。
何とか姿が見られないかとかなり粘りました。
すると、ヨシの中に動く影発見!
めったやたらにシャッターを押してようやく姿を捉えたのが上の一枚です。
ボケボケですが、初めて見たので感激!
さらにトリミングしてみました。可愛い~
こちら6月25日、何もなかった日でしたが、この写真だけで満足です。
下に降りてみました。
お、これは・・・ヒメガマ(ガマ科ガマ属)ですね。
でもちょっと様子が変?
あのガマの穂の上に、さらに長い黄色い穂が・・・
ひょっとしてこれが花!?
近づいて撮ってみました。
実はガマは雌雄異花穂で、下が雌花穂、上が雄花穂なんです。
でもって、今花が咲く時期で、雄花穂から沢山の黄色い花粉がパフパフ。
これぞあの赤剥けになった因幡の白兎に大国主命が与えた治療薬!
確かに、傷にこの花粉をそのまま付ける療法があるようです。
上の写真のように、アリが沢山雄花穂とその下の茎にいました。
アリは花粉を食べているのでしょうか。それが下の雌花穂に運ばれて受粉する?
ネットでも見てみましたがよく分かりません。
さて、翌週7月2日にも修景池に行ってみました。
ガマの黄色い雄花はすっかり干からび、茶色く細い棒のようになっていました。
たったの1週間で受粉は終わり、雄花穂はその役目を終えたようです。
これから、雌花穂が太ってきて、最終的にあのガマの穂の爆発となります。
先走りましたが、7月2日はいつもと逆の方から修景池に降りてみました。
少し景色が違って見えます。
左下のお花畑のような場所は何が咲いているのでしょうか。
ヘメロカリスが少々と
あとはほぼヒメジョオン(笑)
頭上を鳥が通り過ぎます。
かろうじてヤナギの上で一休みした姿をパチリ。カワラヒワでした。
下に降りてみました。
池に咲いているのはアサザと・・・
ハスはまだ蕾・・え、いました、いましたよ!!
まだ堅いハスの蕾に止まっていたのは、あのチョウトンボ。
この時期の修景池のお楽しみです。
よく見ると、あっちにも、こっちにもチョウトンボが忙しく行きかっていました。
少し腰を据えて待ち、止まったところを撮ったのがこの後の写真です。
チョウという名前の通り、トンボにしては大きめの羽。
しかもステンドグラスのように美しい金属光沢のある青色。
同じような写真ばかりですが、どうぞご覧くださいませ。
同じチョウトンボです。この個体だけずーーーっとここにいました。
チョウのようにひらひら飛ぶのでチョウトンボの名前が付いたそうです。
さすがに飛んでいるところは撮れませんでしたが、少しアップで・・・
綺麗な翅をお楽しみくださいませ。
正面顔を撮りたかったな~
今年も沢山出てきてくれて良かったです。
修景池、おそるべし!
【撮影:2023/6/25、7/2 宇治市植物公園】
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チョウトンボ!!
それと・・・
ついにオオヨシキリの姿 捉えられましたか、おめでとうございます
意外と辛抱強い なつみかんさん\(^o^)/
見せて下さって有難う。
ガマの穂ってこういう仕組みになっているんですか。
おア花と雌花が2段になって咲くなんて知りませんでした。
そしてチョウトンボ!
美しいですね~!
つやと透明感があって、瑠璃色とでも言うのでしょうか。
実物を見られたら舞い上がりそうです。
いつも珍しいものを見せて頂き、感謝です。
粘られた甲斐がありましたネ。
ガマの花・初めて見ます。
ガマの穂は見ているので、観察が片手落ちですネ。
とても勉強になりました。
ステンドグラスのように美しい金属光沢食のチョウトンボ・
とても特徴が在るので、出会えば私でも判りそうなのですが・・・
未だ出逢ったことが在りません。
是非出会ってみたい蝶です。
今日は、朝早く出かけたので、iPhoneからです。
オオヨシキリ、またいい出会いがありましたね。
散策の少ない私は、ほんと新たな出会いが少ないです😅😵
ヨシと共に、オオヨシキリ、いい絵じゃないですか^^
そして、ガマ、
雌雄異花穂で、下が雌花穂、上が雄花穂
初めて知りました!(◎_◎;)
上と下で違うとは、自然の不思議を感じます。
更に蝶トンボ、こんなに一度に出会える何で、
なつみかんさん、やはり普段の行いが良いからですよ🙆
はい、時々辛抱強いなつみかんです(笑)
オオヨシキリは、いつも大音量で鳴いているのに、全然姿を見せてくれないか、ほんの一瞬姿を見せて別のヨシに入ってしまいます。
今回ほんのわずかですが見える場所にいてくれたのは奇跡的でした。
(奇跡的といえば、みなさんはヨシのてっぺんで鳴いてる姿を投稿されてますが、どこに行ったら見られるのでしょう??)
それよりチョウトンボです。
毎年同じ時期にちゃんと出てきてくれます。
かなりの数が飛び交ってますよ〜
夏のゾーン修景池、夏枯れで花の少ない時期でも、いろいろな被写体を見つけ
てくるなつみかんさん、いつもの事ながら感心します。
本日登場の被写体で私が知っているのは、ヘメロカリス、アサザ、ヒメジョオ
ンくらいです。ところで、ガマの因幡の白兎に大国主命が与えた治療薬という
のは、あの有名な「ガマの油」のことでしょうか?ガマの油の元は雄花穂だっ
たと勝手に解釈しましたが、間違いないでしょうか?
でも、今日のハイライトは何と言っても「蝶蜻蛉」です。初めて見るトンボで
すが、何と美しい色と優美な姿をしているのでしょう。チョウのような大きな
羽で、ひらひらと優雅に飛ぶ姿を見ると感動するでしょうね。
今度はぜひ動画で投稿していただくようリクエストします。そのためには、動
画撮影、編集、gooブログへの投稿方法を少し習得する必要があるかもしれま
せんが、なつみかんさんならのノープロブレムです。(^.^)
オオヨシキリ、いつも画像でみせていただいているのとそっくりで(当たり前!)、頭がちょっとぼさぼさで可愛かったです。
ガマの花、これだけ何度も通っているのに、見たのは初めて。
翌週には茶色くなっていたので、タイミングが難しいのでしょうね。
チョウトンボは最高です!
翅が広くて、まさに妖精そのものです。
こんな妖精トンボが沢山いるのですから、修景池も捨てたものではありませんね!
ヨシ原にちゃんとオオヨシキリがいました。
それまでも、ひゅんひゅんと、ヨシからヨシへと移動する姿は見ていたのですが、早すぎて・・・
こんな風に隠れたつもりで見えているというのが一番警戒心がなくていいですね。
ガマの穂、花の期間は比較的短いようなので、見られなくても仕方がないと思います。
私自身も、宇治市植物公園に行くたび修景池に立ち寄っていましたが、ちゃんと見たのは初めてです。
チョウトンボの羽はほんとにステンドグラスみたいな光沢でしたよ!
どうしてこんな姿に進化したのか、本当に不思議です。
意外と見たという方が少ないので、どこにでもいるチョウではないかもしれませんね。
修景池は大のお気に入りのようですが・・・
スマホからはお珍しいのでは・・・
お忙しいのにコメントありがとうございます^^
オオヨシキリは声が聞こえるたびに結構粘っていたのですが、姿が見られて本当に良かったです。
ヨシにはオオヨシキリが似合いますね!
あ、逆か、オオヨシキリにはヨシが似合いますね!
ガマの穂、こちらは雄花穂と雌花穂の間に隙間があるのでヒメガマです。
隙間がないガマでも同じつくりなんだそうです。
この場所はちゃんとメンテナンスをされているので、毎年ちゃんと同じ生き物が見られます。
中でも一番人気がチョウトンボですよ~🦋
今さらですが、古事記に載っている因幡の白兎のお話の復習です。
サメをだまして行列を作らせて隠岐の島から因幡まで渡った白兎が、よせばいいのに最後に「やーい、だまされた~」と言ったので、サメに毛を全部剝がれ赤裸になりました。
それを見た意地悪神が「海に浸かって潮風に当たるといい」と教え、その通りにしたウサギは七転八倒。
痛い痛いと泣いていた時に通りかかった大国主命が、「水で体を洗って、そこに生えているガマの穂をほぐしてその上を転がったら、ガマの花粉が付いて治るよ」と教えてくれました。
その通りにしたウサギの傷は大国主命の言葉どおり癒えたというお話です。
昔読んだ漫画日本の歴史のインパクトが強く、よく覚えていました。
(ちなみにガマの油のガマは植物ではなく、カエルですね)
ハイライトがチョウトンボとおっしゃっているのに、ついつい因幡の白兎の説明に熱中してしまいました。
おっしゃる通り、止まっても飛んでも優美なその姿に感動します。
動画でお見せしたいのですが、新しいことを覚える能力も時間もないので、退職後のお楽しみにしたいと思います。
どうぞそれまでチョウトンボが無事にここで暮らしてくれますように!!
・・・九州に次ぐ、秋田の豪雨災害、胸が痛みます。
いつなんどき自分のところに来るかもしれず、備えと、覚悟がいりますね。
そして、一日一日感謝して過ごさないといけませんね・・・