植物生態園の中でも梅園側の入り口から入ったところにある山野草のエリアは大人気。
初夏のこの時期、何が咲いてるかな~
大きな説明板が見えます。なになに、ホシザキユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)?
「下の2枚の花弁が退化し、5花弁が同型でほぼ放射相称になるのが特徴」だそうで・・・
う~ん、説明がなかったら、単に花弁が落ちた後のユキノシタと思ったかも・・
上の写真で、3枚の花弁は分かりますが、残りの2枚はどれだ!
全然分からないので、典型的な花の写真を見ようとググってみました。
すると、すごく分かりやすいHPの記事を見つけたのでリンクを貼り付けますね。→ HiroKen花さんぽさんの記事
これによると、ホシザキユキノシタは筑波山の特産で、天然記念物に指定、絶滅危惧種ⅠA類だそうです。
でもって、普通形は雄蕊10本、雄蕊にそっくりな花弁2枚、普通の花弁3枚で構成されているとのこと。
これには変異が多く、雄蕊12本や、上の花弁まで雄蕊に変化して、雄蕊15本なんていうのもあるそうです。
私の撮った写真を見ると、花柱が伸びているので受粉は完了、葯はすべて落ちているようです。
その中で、下の2本、雄蕊面して葯っぽいのが付いているのが花なのでしょうか?
全体はこんな感じ。
面白いから、他の花もトリミングしてみてみました。
この花は、下に2枚の細い花弁がはっきり見えますね。雄蕊よりは少し太めです。
でもイメージしていた「上の3枚と同じような花弁が5枚」とは全然違いました。
ちなみに「ホシザキ」の名前は放射状の蕊や花弁を星に見立てたものだそうです。
ちなみに、別の場所で見たユキノシタです。
苔むした岩の上に群生しておりいい感じでした。
ぴろんと下にぶら下がる2枚の花弁がないと、ホシザキさんのような風情になるのですね。
あらら、今日は5種類くらい載せるつもりだったのに、ホシザキさん関係だけで終わりそう。
あと一種類だけ載せますね。
何度も投稿していますが、シロバナクサナギオゴケ(キョウチクトウ科カモメヅル属)です。
言われてみれば、カモメヅル属っぽい。
全体はもじゃもじゃした感じで、意外と野山で見かけてもスルーする人も多いかも・・・
でもれっきとした日本固有種で、関東以西の本州にのみ分布するそうです。
ご多分に漏れず、絶滅危惧種。
このエリアには植物園イチオシのあの花も咲いていました。
それはまた明日、他の花と一緒にご紹介しますね~
【撮影:2020/6/5 京都府立植物園】
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これは、さすがにユキノシタが終っちゃたのね~で通り過ぎそう。
植物園ならではの名前がついてる。
ここは助かりますね。
名前さえわかれば探せますよね。
貼り付けていただいたお部屋行ってきました。
解りやすいお花が。
府立でこんな風に咲いていてくれたら良かったのにね。
来年はなつみかんさんの写真でこれだ~!!って見せて欲しいな。
書かなくてもなつみかんさんは決めてはるやろけど(*^-^*)
ユキノシタなのに絶滅危惧って不思議な気がしますが・・。
ここで増えて欲しいですね。
シロバナクサナギオゴケ・・・タブン気付かない。
けどどこかで逢ってるかも?みたいなお花ですね。
植物園で一押しのこの時期のあの花???
楽しみにしています(*^-^*)
おはようございます。
ホシザキユキノシタ、初めての出会いです。
ユキノシタらしからぬ花姿をしています。
突然変異なん尾でしょうか?
Hirokenさんのブログも見せていただきました。
雄しべが花弁に変化するのは植物の世界ではよくありますが、逆もまた真なり、花弁を雄しべにしてしまうのですね?!
ユキノシタとは思わないです(@_@)
でも、たくさんの☆が瞬いているようにも、
見えますね^^
シロバナクサナギオゴケ、これもカモメヅルの仲間、
へぇぇです
今日は、へぇぇをたくさん見せてもらいました^^
ユキノシタにも種類があったんですね、
我が家のユキノシタは主人が抜いたのが判明いたしました(笑)
ドクダミが一面に咲いた居るのでぬっかずユキノシタが雑草かと思ったみたいです(笑)
東京の神代植物園より広く色々な珍しい花が多いですね。
今日はちゃんと書きます。
ホシザキ…って、ユキノシタの花後の姿かと思いました。
なるほど、下の2枚の花弁が雄蕊みたいになったんですね。
可愛いお人形の足が変形してしまった!
あの2枚が特徴なのにね。
シロバナクサナギオゴケ…難しい名前!
何度も載せて貰っているそうなのに、覚えられません。
関係ないのに、草薙の剣を連想しちゃいました。(^^;)
明日からは天気が悪いようなので、今日は貴重な晴れ間でしたね。
また、動きすぎておられませんか?(笑)
さて、ホシザキユキノシタ、私な写真がヘボすぎて、枯れた花にしか見えませんよね(^◇^;)
散水してたので、余計にそう見えるかもしれませんね。
ちゃんとした姿を見ると、雄しべが星型?
どちらにしても、下の花弁がないと、かなり雰囲気が変わりますね〜
おっしゃる通り、ユキノシタなのに超貴重!
蕊の変異も多いみたいですね。
それをハナゴノスガタとか言ってはいけませんね‥
来年、タイミングが合えばいいのですが‥
ホシザキユキノシタ、もうちょっとうまく撮れればよかったのですが、水滴のせいでほぼ全部ピンボケ・・・
(=単に腕なし)
たった1本しかありませんでしたが、大きな解説版があったおかげで興味を持つことができました。
花弁が雄蕊に変化するのは面白いですね!
確かに後で写真を見ても、下の2枚がまがりなりにも花弁に見える花は少なかったです。
珍しいものを見られたのは植物園のありがたさですね。
後から見てみたら、よくこんなひどい写真を投稿したものだと・・・(笑)
でもこんな花もあるんだな~って興味を持ってもらえたら嬉しいです。
遠目に見ると、パチパチはぜる花火のようですね。
シロバナクサナギオゴケは名前が難しいので、なかなか覚えられませんでしたが、さすがに何年も見ているので、やっと覚えました。
あれ、白花があるということは普通のクサナギオゴケもあるはず・・・
調べてみたら、コカモメヅルにそっくりでしたよ~
あれ~、ユキノシタは旦那様に抜かれちゃったんですね。
沢山生えている方がメインと思うのは仕方ないかも・・・
ホシザキユキノシタは筑波山だけに生える品種のようですが、不思議ですね。
葉だけみたら、ユキノシタと何ら区別はつかないです。
神代植物園は、私も一度行ってみたいと思っています。
また東京出張が復活したら、ついでに行きたいのですが、当分無理かも・・・><
確かに私の写真だけみても、ハナゴノスガタとしか思わないですよね。
写真だけではなく、実物を見てもそう思ったくらいですから(笑)
多分名札がなかったら、完全スルーだったと思います。
来年はもうちょっとしっかりと観察して、5枚の花弁から、全部雄蕊まで見つけてみたいです!
シロバナクサナギオゴケは漢字で書くと、白花草薙尾苔。
由来を調べると、クサナギオゴケが発見されたのが「草薙の剣」のある愛知県熱田神宮の近くであることからだそうです。
なので、当たりです!