今の時期、いたるところで元気に花を咲かせています。
花の時期以外は分かりにくいのですが、アカメガシワは雌雄異株。
雌雄ともに、花弁はないのですが、大振りな円錐花序は遠めでもよく分かり、存在感があります。
雄株
見ての通り、小さい火花が散るように沢山の蕊が飛び出しています。
こちらの写真で見ると分かりやすいでしょうか。
もっとアップにすると・・・
アカメガシワはパイオニア植物で、何もないところにいち早く生えてきます。
なので、しょっちゅう工事をする河原などは大好物の場所。
こんな感じであちこちに生えています。
雌花です。
並んだ、並んだ。
雌花のアップです。
子房には沢山の赤っぽい毛が生え、そこから3裂した花柱が出ています。
「松江の花図鑑」によると、この花柱は出たときは赤いが、成熟すると黄色くなるとありましたが、成熟前の赤い花柱を見たことがありません。
一方、去年の写真ですが、7月になって受粉後、子房が膨らみかけた雌花の花柱が真っ赤になっていました。
ひょっとして逆なのでしょうか・・・
7月に入ったら、その後の様子も見てきたいと思います。
有名な宇治橋の畔に生えているのは雌株でした。
雄株と雌株が並んで生えているところが結構みられました。
きっと子孫繁栄でしょうね。
オマケ。
雄蕊が浮いている!と思ったらクモの巣でした。