Junky Monologue

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ブルムベア後期型、やっとこさ最終回。

2021年06月10日 21時25分52秒 | プラモ(独軍車両)
タミヤ1/35 シュトゥルムパンツァーⅣ
「ブルムベア」という名称はあとから付けられた名称で独軍の正式名称ではなかったそうです。

で、Wikipediaによるとこの戦車もデビュー戦はクルスク戦(独軍名称ツィタデレ作戦)だったようで、そうすると虎、豹、象、熊の動物カルテットが揃ってクルスクでデビュー戦だったんですね。
よほどヒトラーはクルスクの一戦に賭けていたのでしょうね。
この車両、砲身が短いので地味に見えますが、この大砲は口径150mmという巨大榴弾砲です。
この前のエレファントは対戦車戦闘が目的なので派手な見た目とは裏腹に防御的な車両ですが、ブルムベアは謂わば城攻めのための攻撃的な車両(自走攻城砲?)と言えます。
日露戦争の時これがあれば203高地は楽勝だったのにって・・・ありえへん(笑)。

前回の記事で用途がわからなかった排気管直上の板について調べてみました。
用途については明瞭にはわからなかったものの、フランスのソミュール博物館に現存する実車のウォークアラウンド映像がYouTubeにありました。

(上の画像クリックするとYouTubeの該当映像に跳べます)
前回想像したような金網ではなかったのでホッとしました(笑)。
博物館が後から直したという可能性も否定しきれないけど、一応のエヴィデンスということで、板っぽく少しだけ塗装変更。

歩兵直協の自走砲なので、キットの付属フィギュアのようにエンジンデッキ上に歩兵が登ることが多かったんでしょうね。なので謎の板は排気管の破損防止用か、熱くなった排気管に触れて火傷しないための防護板ではないかと推測されます。
なので歩兵隊長のおじさんフィギュアはパス出来なくなっちゃいました。ヘタクソなのはご愛敬。

双眼鏡にスリングを追加しましたが、あまりよく見えません。



制作途上で散々お見せして来てしまったので、いいかげん辟易されているでしょうが、毎度おなじみサーバー容量の無駄使いです。




ツェルツェンが部分的に脱落した状態とする場合は、残ってるツェルツェンに派手めのダメージ表現が必要でしょうかね。




以下、ツェルツェン、フル装備です。






手前みそで恐れ入ります。
途中どうなるか、ヒヤヒヤ場面もありましたが
結果、これでも今までで一番満足度が高いというのはホントです。

※掲載写真の一部について画質調整し直して差替えました。
 これも自己満足に違いございません、ご容赦ください。(6月11日)


本日のBGM

私の学生時代に一世を風靡したジム・ホールの名盤
これまでとガラリと変わってメロウ路線ですが・・・、
いえ、これもまた青春の音楽なんです・・・なんでメロウなのかはヒ・ミ・ツ(笑)。
たまにはこういう甘ったるいのもいいもんだということで・・・。
やっぱ聴きどころはアランフェス協奏曲でしょうかね。
ジム・ホール:ギター
ポール・デズモンド:サックス
なんとあの脱力の帝王チェット・ベイカー:トランペット
ローランド・ハナ:ピアノ
スティーブ・ガット:ドラム
ロン・カーター:ベース
という面子でした。