Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

今年もたいへんお世話になりました。

2021年12月31日 15時02分11秒 | グリーティング

2021年もあと数時間となってしまいました。

実生活では反省しかない1年(毎年同じ)でしたが、このブログ領域に於きましては模型作りという繋がりにより多くの方々とお知り合いになる事が出来、おかげさまでほんとに充実した1年を過ごす事ができました。

振り返ると、今年の前半はSASジープのレストア再塗装に始まり大昔の完成済キットを使用した筆塗り塗装術の再確認というか長年やっとみようと思いながら出来てなかった基本塗装術としてのドライブラシ法を試したり、更にはパステルと油彩という画材を利用したウェザリング法も少し身に付ける事ができ、塗装方法をずいぶん深める事ができたような気がします。

     

      

中盤はこれも絶対に手を出さないだろうと思っていたジオラマを簡易な作り方ながら経験する事もでき、後半は飛行機モデルのプロペラ電動化を手始めにLEDによる電飾の基礎を理解する事もできました。

たぶん自分ひとりだけで密かにプラモを作っていれば絶対試みなかった事ばかりです。

有形無形のご支援の数々は無論のこと、あれもこれもブログを通じて知り合えた方々のおかげだと思ってます。

いつまでこの趣味を続けられるかはわかりませんが、たぶん物理的な環境が許す限り止める事はないでしょう。

どうか来年もよろしくお願い申し上げます。

厳寒の年越しとなりそうです、みなさまに於かれましてはどうかご自愛くださいまして、

良いお年をお迎えくださいませ。


タミヤ1/35Sd.kfz250/9 その2

2021年12月31日 12時29分14秒 | プラモ(独軍車両)

年末のせわしない中でも、やっぱり何かしら作ってないと落ち着かないって事で、

タミヤ1/35Sd.kfz250/9を少し進めてみました。

随分古いキットではありますが、私が知る限り履帯が組立式になった始めてのキットではないかと思います。

組説では履帯のコマを上下半分づつ先に接着してしまい接着剤が生乾きのうちに巻き付けてしまうように説明されていますが、ランナー状態で先に塗装してしまったせいもあり、ちょっとそれはやり難そうに感じたので転輪に接着しながら組み立てて行くという方法を取りました。

スプロケット周りやアイドラー周りはだいぶ神経を使います。

このあたり、新しいケッテンクラートは同じような作業でいて随分楽だったので、40年間の進化を逆に辿ったような感じであります(笑)。

なんとか一回り組付けました。

ついでに前輪も組み上げました。

いかにもハーフトラックな、こんな感じの足回りです。

因みに、こんな半装軌式のことをハーフトラックと呼ぶのは、履帯の事を英語では「トラック(truck)」と呼ぶからだそうです。

って感じで来年に続きます(笑)。

 

本日のBGM

ムソルグスキーの展覧会の絵。

この曲はラベル編曲のオーケストラバージョンの方が有名ですが(私のようなハードロック世代ならE.L.P.?)、これはオリジナルのピアノ独奏バージョン。

演奏は勝手にミスター・エキセントリックと呼んでるヴァレリー・アファナシエフ。

この人は「テンポ」の解釈が独特で超面白いのです、ジャズでいうタイム感覚というのでしょうか。

そういえば、吉本隆明が事物に対する認識の在り方を「時間化度」という言い方をしていたような・・・。

アファナシエフの演奏を聴いているとなるほどと思ってしまいます。