Junky Monologue

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パステルでウェザリング実験(その2)

2021年02月03日 18時18分04秒 | プラモ(塗装)
パステルウェザリング実験の続きです。
前回エナメル系溶剤に溶けてくれなかった安物パステルですが、何故かエナメル「塗料」だと溶けてくれます。
顔料を溶かす成分は溶剤の方には入ってないのですね、40年を経過したエナメルの塗膜が恐ろしく頑強だったのはそういう事かもしれません。
それはさておき、エナメルのクリアがなかったので会社帰りに買ってきました。
タミヤエナメルには艶消しクリアがないので、フラットベースといっしょに購入。


で、前回のようにシャーマンの車体裏でインスタントにお試し、一晩乾燥させた図。

しっかり定着してくれてます。粉っぽさが少し薄くなってしまいましたが、溶かしているのでしょうがないところです。
でも通常の塗料にはない面白さがありそぅです。

完成後は見えなくなる排気管でお試しの図。

このシャーマンで実行するつもりはありませんが、赤錆でボロボロになった表現などに合いそうです。
パステルの色を変えてこびり付いて乾いた土の表現なんかができれば面白そうであります。

パステルの色もそうですが、溶かすクリア塗料とフラットベースの添加量、薄めに使う溶剤の量などのパラメータ変化でかなり表情が違ってくるのではと思えます。
あとはパステルにも種類があるようでオイルパステル(クレパス、クレヨンを含むソフトなタイプ)なんかも試す価値がありそうです。

ってことでドライブラシシャーマンを仕上げに向かわせつつ引き続き実験でありました。


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2 コメント

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お疲れです (某男)
2021-02-03 23:48:13
詳細な実験レポートありがたいです。
赤錆びた感じがすごいですね。
戦後ウン十年たってジャングルの奥地で発見された朽ち果てた戦車という設定で使えそうかもしれませんね。
ところでタミヤのエナメル塗料・・・遙か昔に戦車作ったときに模型店で『パクトラタミヤ』っていう名称で売られてたのを何本か買った記憶が蘇ってきました・・・(遠い目)。
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まいどです。 (Choro-Poo@管理人)
2021-02-04 18:39:54
某男さん、こんばんは。
中途半端な実験で恐れ入ります。
どこまで実際に利用できるかがこれからです、どうなりますやら。

>ジャングルの奥地で発見された朽ち果てた戦車
いつかそのうちやってみたいネタではありますが・・・ジャングルのジオラマは考えるだけで卒倒しそう(笑)、それ以前にしっかりした構想も必要ですね~。

>パクトラタミヤ
80年代のどかでパクトラ社との提携が解消されたようですね。と言ってもパクトラ社がどんな企業なのか全然知りませんが・・・。
水性アクリル塗料が登場する前は筆塗りではラッカー系より扱い易くて私もよく使っておりました。
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