昨年暮れから手を着けて、途中寄り道ばかりでしたが、やっと最終回です。
ウェザリングは昨日の作業の後、くどい部分を溶剤綿棒で取り去ったり馴染ませたりしつつ、若干スミ入れを追加し、一番最後に汚し目的のドライブラシをバフ(タミヤエナメル)で久しぶりに実行。
この垂直な防盾まわりの耐弾性は問題ないのでしょうか?、車長用パノラマサイトも被弾率が高そうな・・・。
現用繋がりでレオパルド2A5との比較。
こんどは湾岸戦時のチャレンジャーⅠと。
こうなるとなんかM1A2なんかも作りたくなりますが・・・。
3/14:アップ漏れだった写真を追加しました。
本日のBGM
考えるにBGMってのは案外難しくて、基本聞き流せるのが良いのかもしれませんが、
でも、そればっかだとつまらなくなってしまいます。
少しだけ尖ったくらいで良いのかもしれませんが、尖り方が難しい。
その点においてはチック・コリアは安心できるというかネガティブ感ゼロというのが凄い。
スタイリッシュなフォルムのデザインが近未来的な雰囲気を醸し出していますね。
そこに汚しというリアリティが加わって、現代の世界情勢の生々しい緊張感が感じられます。
書きながら何言ってんだかわからなくなりましたが。
2枚目の視点からの写真が好みです。
では。
いつもありがとうございます。
>スタイリッシュなフォルムのデザインが近未来的な雰囲気を醸し出していますね。<
確かにSF感のあるデザインであります、フランス製ですし・・・でもレオパルド2やチャンレンジャーに比べるとパノラマサイトや照準装置が被弾し易そうで、その分ちょっとひ弱く見えてしまいます。
>そこに汚しというリアリティが加わって、現代の世界情勢の生々しい緊張感が感じられます。<
おっしゃる通りで、生々しくなってしまうのを嫌って現用車両には汚しをあまり行わない人も多いようです。
でも、現実は現実として受け止める必要もあるかとも思い、私は生々しく作りたい路線で行きます・・・。
>2枚目の視点からの写真が好みです。<
ありがとうございます。写真下手の私には珍しくアングルが決まりました(笑)。
フランス戦車って殆ど縁がないのですが、最新鋭戦車を並べた画像を拝見して、どれも殆ど同じに見えてしまうのは、現用戦車に疎いからでしょうか?(よく見るとかなり違ってはいるんでしょうけどね。)
貴殿の作風が良く表れた作品に仕上がっていて、ウェザリングも素晴らしいですね。チーフテンとは違ったウェザリングだと言う事ですが、どちらも貴殿のオリジナリティに満ちた作品だと思います。(猿真似作品が多い中、個性があって良いと思います。)
私も某男氏一押しの写真に一票!
ルクレール完成おめでとうございます。
どうやったら筆だけでこの様に塗装できるのでしょうか。
凄いです!
埃だまりや雨だれの跡もイイですね。
ドライブラシも効果的だと思います。
拘っただけのことは有りですね。
参考になりました。
どれも同じに見えてしまうとの事ですが、基本構造がどれも同じなのでそれも当然かと思います。
ディテールの相違を面白がっているのは私のようなミリオタだけですから(笑)。
>貴殿の作風が良く表れた作品に仕上がっていて、ウェザリングも素晴らしいですね。<
ありがとうございます。自己満足が目的だとは言え、逆にそれだけに、そう言っていただけると救われます。
>どちらも貴殿のオリジナリティに満ちた作品だと思います。<
オリジナリティーに見える部分は多分に筆塗りに負う処が大きいのだろうと思います。
みなさんが普通に行っているシャドウ吹きのような技法が不可能なので、陰影をどう加えて行くかという事ばかり考えてます。なかなかうまく行きませんが・・・(笑)。
>私も某男氏一押しの写真に一票!<
ありがとうございます。今後はもう少し写真のアングルをよく考えて撮影したいと思います。
今回も含め近頃はライティングに気を奪われてアングルが御座成りになってしまってるので、ちょっと反省です(汗)。
>どうやったら筆だけでこの様に塗装できるのでしょうか。<
それは筆にも色々あるからです(笑)。冗談のように聞こえそうですが、ほんとです。
最近は迷彩柄などのボカシ用途だけでもケースバイケースで太さや毛質など数種類を使い分けたりはしておりますので・・・。
>埃だまりや雨だれの跡もイイですね。
ドライブラシも効果的だと思います。<
ありがとうございます。でも、少し修正はしたのですが、まだまだわざとらしさが残ってますので、今後の課題満載でもあります(汗!)。
ウェザリングの過程を順に掲載してくださったので、「なーるほどなあ」と思うことしきりでした。
でも過程は分かっても、真似のできない高いクオリティです。
凹部に残る乾いた泥など、見どころ満載ですね(^^♪
現用の戦車は低く広く長く、似たようなデザインになるのは必然なんでしょうね。
第二次大戦中のような各国の個性がなくなってきました。
戦闘機や軍艦なども似たようなフォルムになってきていますが、同じような理由なんでしょうね。
そんな中で、今回のお写真を拝見していて仕上がりの素晴らしさと共に「作風」ということを痛感いたしました。
多分、別々に観ても「きっと同じ作者の作品ではないか」と思えるくらい共通の作風を感じます。
このようにご自分の個性、作風を確立されて表現できるとううことは本当に素晴らしい事だと思います。
この作風が今後も進化し続けるのだろうと思うと凄く楽しみです。
話は変わりますが、ウクライナでのロシアとウクライナの戦車同士の戦闘映像(空から撮った動画)を観ているとウクライナに侵攻してくるロシア軍の車列(殆どが戦車)をウクライナ軍の戦車(多分)が道路脇の建物の影で待ち伏せして、横から砲撃している場面がありました。
今でもこういう戦い方なんだと驚きました。
現行の戦車もカッコいいですねぇ。ウエザリングもばっちし。大戦期の折れて凹んで錆びての味もいいですが現行の洗練されたフォルムと使用感を演出作成するのもいいですね。飛行機物も今は現行機に手を付けてないですが一度は作ってみたいと思います。
嬉しいコメントをありがとうございます。
でも行き当たりばったりで、チャランポランなやり方してますので、その分割り引いてご覧いただければと思います(汗!)。
>過程は分かっても、真似のできない高いクオリティです。<
ありがとうございます。そんな風に言っていただけると、嬉しさ100倍です(笑)。
>凹部に残る乾いた泥など、見どころ満載ですね(^^♪<
実際の汚れ方がどうなるのか、工事現場の建設重機などから類推したり洗車してない車の雨だれがどうなって行くのかとか観察するのが癖になったりします(笑)。
でも、実際は過剰な演出になっている事が多いのだろうと思いますが、それそれで良しとゆるく考えてやってます(笑)。