数年前まで3DCGの制作を趣味としていた。
何故やめてしまったかと言うと色々あって説明しにくいのだが、ひとつにはパソコンやらソフトの更新にお金がかかり過ぎ馬鹿らしくなったという事がある。
古いソフトのままでも続けられるはずではあるのだが、やはりそこはコンピューターの世界、まわりに比べてソフトハードの機能上の不足が気になり始めるとなかなかそうは行かない。
ハードとソフトが新しいほど同じ作品なら短時間で手間をかけず作成が可能になる場合が多い。
作り手のセンスが大きくモノを言うとしても、基本的にハードとソフトの性能が頼りである事に違いはないからである。
10年程前にはたくさんいたアマチュアCGメーカーの人達がすっかり静かになってしまったのも一部にはそんな問題があったからかも知れない。
それはともかく昨年多少の不本意さも抱えつつ心機一転自宅のPC環境を林檎から窓に替えたことと、
18年前に3Dを始めて以来ずっと使い続けていた3D景観作成ソフトが無償配布されていたこともあり、
ならば再びちょっとやってみるかと・・・。
これは化石モノのグラファイトMac(G4/400)から発掘した数年前のデータを少しだけ再構成してレンダリングし直したもの。
↓なんで空に変なモノがあるのかって難しい質問はなしです(笑)。
3DCGの制作作業を乱暴に解説すると、まず3Dの形状モデリング作業、次に作成した形状データに質感をあたえるテクスチャーの作成作業、更にテクスチャーの形状データへのマッピング作業、こうして作成したオブジェクトデータを複数用意「シーン」となるように配置する、完成した「シーン」に様々なライティングなど設定を決めて行く、などなど最終的なレンダリング(描画)に至るまでに多くの工程を必要とする。
なので映像制作などプロの現場では数人のチーム制で作業を行うのが普通だと思う。
アマチュアが趣味でCG制作する場合、当然一人で全部の作業を行う訳で込み入った作品になるほど思いの他楽な事ではない。
10年以上前にはハード、ソフトの制約が大きかったせいもあり、今から思うと相当に単純な作品(単純でも質の高い)も多かったのだが、ハード、ソフトの性能向上と共に勢いハリウッド的な写実的でリアルな作品が主流となって行った。
写実的でリアルな作品となるとモデリングの緻密さも去ることながら、それ以上にシーンとしての構成力やライティングやカメラワークなども問われるようになり、アマチュアが一人で行う作業としてはなかなか敷居の高い世界である。
そんな事情を反映してかどうかは知らないが、いつの頃からか有償無償を問わず多数のモデリングデータがネット上で配布されるようになり、当たり前のようにそれらを自分の作品に使用する人達が増えていった。
それ自体を良くない事とは決して思わないのだが、私個人としては多少の抵抗感を禁じえない部分でもある。
何故なら大なり小なり自分なりの世界観の構築(出来の良し悪しではなく)が私にとっての3DCGでもあり、拙いモノであるとしても作者の世界観がそこに無いといけない思う私は人の作ったモデルデータだったりテクスチャーが入り込むのは許容できないということもあったりするのだが・・・。
まぁ、いろいろ感じるところはあるものの、何事も拘り過ぎて難しく考えると楽しさが無くなって行くので、
ここは切り替えて何でもありで出直してみようとか・・・過去データの焼き直ししか出来なかったりして・・・さてさてどうなることやら(笑)。
何故やめてしまったかと言うと色々あって説明しにくいのだが、ひとつにはパソコンやらソフトの更新にお金がかかり過ぎ馬鹿らしくなったという事がある。
古いソフトのままでも続けられるはずではあるのだが、やはりそこはコンピューターの世界、まわりに比べてソフトハードの機能上の不足が気になり始めるとなかなかそうは行かない。
ハードとソフトが新しいほど同じ作品なら短時間で手間をかけず作成が可能になる場合が多い。
作り手のセンスが大きくモノを言うとしても、基本的にハードとソフトの性能が頼りである事に違いはないからである。
10年程前にはたくさんいたアマチュアCGメーカーの人達がすっかり静かになってしまったのも一部にはそんな問題があったからかも知れない。
それはともかく昨年多少の不本意さも抱えつつ心機一転自宅のPC環境を林檎から窓に替えたことと、
18年前に3Dを始めて以来ずっと使い続けていた3D景観作成ソフトが無償配布されていたこともあり、
ならば再びちょっとやってみるかと・・・。
これは化石モノのグラファイトMac(G4/400)から発掘した数年前のデータを少しだけ再構成してレンダリングし直したもの。
↓なんで空に変なモノがあるのかって難しい質問はなしです(笑)。
3DCGの制作作業を乱暴に解説すると、まず3Dの形状モデリング作業、次に作成した形状データに質感をあたえるテクスチャーの作成作業、更にテクスチャーの形状データへのマッピング作業、こうして作成したオブジェクトデータを複数用意「シーン」となるように配置する、完成した「シーン」に様々なライティングなど設定を決めて行く、などなど最終的なレンダリング(描画)に至るまでに多くの工程を必要とする。
なので映像制作などプロの現場では数人のチーム制で作業を行うのが普通だと思う。
アマチュアが趣味でCG制作する場合、当然一人で全部の作業を行う訳で込み入った作品になるほど思いの他楽な事ではない。
10年以上前にはハード、ソフトの制約が大きかったせいもあり、今から思うと相当に単純な作品(単純でも質の高い)も多かったのだが、ハード、ソフトの性能向上と共に勢いハリウッド的な写実的でリアルな作品が主流となって行った。
写実的でリアルな作品となるとモデリングの緻密さも去ることながら、それ以上にシーンとしての構成力やライティングやカメラワークなども問われるようになり、アマチュアが一人で行う作業としてはなかなか敷居の高い世界である。
そんな事情を反映してかどうかは知らないが、いつの頃からか有償無償を問わず多数のモデリングデータがネット上で配布されるようになり、当たり前のようにそれらを自分の作品に使用する人達が増えていった。
それ自体を良くない事とは決して思わないのだが、私個人としては多少の抵抗感を禁じえない部分でもある。
何故なら大なり小なり自分なりの世界観の構築(出来の良し悪しではなく)が私にとっての3DCGでもあり、拙いモノであるとしても作者の世界観がそこに無いといけない思う私は人の作ったモデルデータだったりテクスチャーが入り込むのは許容できないということもあったりするのだが・・・。
まぁ、いろいろ感じるところはあるものの、何事も拘り過ぎて難しく考えると楽しさが無くなって行くので、
ここは切り替えて何でもありで出直してみようとか・・・過去データの焼き直ししか出来なかったりして・・・さてさてどうなることやら(笑)。
エンタープライズ号の勇姿とBryceのインターフェイスに胸が熱くなり,忘れかけていた若かりし日の何かが蘇ってきました。
素人3DCG全盛のバブリーな時代が懐かしいです…。
リンクのバナーをクリックしてもほとんどのサイトが消滅している中,Choro-PooさんのJunk Yardの存在は私にとって残された希望となっております。
懐かしの過去データ…実は私も時々やってますが,今日は約10年前の未公開レンダリング画像を新作として公開してしまいました。
次々と新作を作っていたあの頃と違い,自力でモデリングする元気もない今日この頃ですが,リハビリを兼ねてたまに3DCGいじりをするのもいいものですね(笑)。
久しぶりだったので熱くなってしまいました。長文をお許しください。
では。
ここ最近当方、航法装置の損傷と不調によりそちらを発見出来ずにおりました・・・って検索すれば良かっただけなんですが・・・(苦笑)。
で、しばらくぶりに発見上陸させていただきました。
おおっ、昨年からちらほらと新作が上がってるじゃないですか。うううう、懐かしの宇宙港が~!。
そうか、新規モデリング抜きでこの手があるんですね。さっそく真似させていただきます(笑)。
ところでBBSは廃止しちゃったんですね、ちょっと残念でしたが、色々面倒もありますしね。
それにしてもUnknownman号が現実の存在となっていたとは驚きでした!、さすがはT.MORI船長恐るべし!(笑)。
>素人3DCG全盛のバブリーな時代
あはは、あの頃は何でもアリで楽しかったです。
そしてT.MORIさんは私の憧れでした(今もですが)。
>Junk Yardの存在は私にとって残された希望となっております。
うへっ、ただの放置状態・・・JunkYardの復活までは遠い道のりなので、そこまで寿命が続きますかどうか・・・ちょうど銀河系の裏側に位置します故、今の漂流状態を抜け出してなんとかワープ航法を開発し直さないと(爆!)。
>たまに3DCGいじりをするのもいいものですね(笑)。
なんだかんだとありますが、やはり時々疼いてしまうものですね。
忘れた頃にまた覗いてやってくださいね、今年は時間があればもう少しやってみようと思ってます。
では~。
3DCGの素材使用については前にもコメントし合った記憶がありますね。
私もまったくChoro-Pooさんに同意見ですが、実際に指摘されておられるように
リアルさを求めるあまり、余計に手間が掛るようになってきています。もっとも、周囲に流されなければですが。
ただ、私もVueやShadeはアップグレードしていますが、それは新規購入するのは高いからと新しいデータが使えないからという理由もあります。(汗
確かにバージョンが上がる毎に、新機能が付いて楽にはなりますが、自分に必要かと言えば、意外とそうでもないように思います。私もまだ、Bryce7をWindowsやG5で使っていますが、それで不自由はあまり感じていませんし、iMac(Lion)でBryceが使えればVueなんて使わないかも知れません。
個人的なCG作品はリアルであれば良いというのは間違った考えだろうし、自己表現にフォトリアルである必要もないだろうと思います。
おまけに販売されている素材の質が上がり、素材と言うより完成された作品となりつつあります。
それを自分のCG作品に取り込むと言うことにジレンマを感じている方がたくさん居られます。
妥協するか、オリジナルをモデリングするか、もう止めるかですね。(私は着せ替え人形のような画像は作品と認めていませんから)
私もしかりで、この先は、どうやらコツコツとオリジナルを作るか、手描きに戻るかだろうと考えています。手描きとCGの良さをなんとか併せてみたいとも考えていますが、アナログとデジタルを併せるのは難しいですね。む~。
3DCG復活おめでとうございます。新作を期待しています。なんて書いてプレッシャーをかけよう!!(笑
先日PC用スピーカーをポイントで貰いました。BBSにも書きましたが、思ったより残念?でした。
例のユニットは値段と楽しんでいる事から考えて120%満足していますので、お気遣い無く。(^^)
まぁ~いろいろと感じる事はあるにしろ、難しく考えず気楽にやるのが一番良いのでしょうね。なんだかんだ言ってもただの道楽ですから。
答えが出るはずもない問題を無理やり考え続けなきゃいけないのが普通に日常だったり仕事だったりする訳なので、こんな趣味の問題は考えるだけ損というものかもしれません。
>自分のCG作品に取り込むと言うことにジレンマを感じている方がたくさん居られます。
ああ、そうなんですね・・・ちょっと配慮に欠けた記事を書いちゃったかもしれませんね。
おっしゃる通り、どっちの道を選んでもたいへん難しい・・・。
>どうやらコツコツとオリジナルを作るか、手描きに戻るかだろうと考えています。
静止画だけを考えるならCGが手描きを超えることは出来ないのだろうと思ってます。CGはどこまで行っても結局素描なのではないかと思う事があります。
もっとも手描きがからっきしダメな私には素描で十分なのですが・・・。
>新作を期待しています。
出来るか出来ないかわかりませんが、以前とはちょっと考え方を変えて出来ないかなと思ってます。
>120%満足していますので、
自分が作っていない分、どうしても無責任感が拭えず気になっていたのでした。安心しました。
けど、きっと次を作りたくなりますよ(笑)。
とは言うものの、二科展などの作品にも3DCGを使っているので、あまり無関心でもいられないのですが。
>静止画だけを考えるならCGが手描きを超えることは出来ないのだろうと思ってます。
私もCGが手描きの表現力・魅力を超えるのは無理かと思いますが、反面、手描きではCGの良さを超えられないという悩み?も持っています。
例えば、これらサイト
http://raph.com/3dartists/artgallery/
http://www.mechanicalmirage.com
特に中村氏の作品は生の手描きを見てみたいものです。
それにアナログ絵画の技術は個人的でもあり驚くような展開は考えられないのですが、CGのテクノロジーはますます進歩することを考えれば、アナログとデジタルの関係は興味深い物があります。
気分的な物もありますが、最近よく音楽を聴きます。
因みに、地盤沈下の裁判は和議へと進んでいて春頃には、どういう形にしろ一応の決着は付きそうです。この辺のストレス解消のためかもしれません。
前にも書きましたが、チビッ子ウッドの低音がもう少し欲しいです。
箱の工夫で何とか引き出せないでしょうか?とか思っていたら、こんなのが出てましたね。
http://www.parc-audio.com/blog/1828
うーはー(^_^;)、ウーハーの中にトゥイーターを組み込んだ!
組み込むことで、2台置くのとどう違うのかなー。
2月発売予定らしいけど、高そうですね~~~。
なるほどなぁ~。
アカデミックは美術の世界までCGが進出してるんですね。
確かにk-kohさんはデザインやアートを仕事にしてらっしゃるから、私とはこだわりの次元が違いますね。
私の場合、営業だったりマネージメントだったり、いよいよ銀行がお金を貸してくれなさそうでどうしよう、なんて事が仕事なのでCGやアートの類は最初から現実逃避の手段ですからね・・・。
ご紹介のサイト少しだけ拝見しました。
正真正銘アートを仕事としている方は違いますね、確かに手法としてCGを使ってらっしゃって多分ソフトも相当ハイエンドなものだろうと思いますが、ココまで来るとCGなのか手描きなのかと言った二元論は通用しなくなりますね(特に後者の方)。これほどのレベルの人は単に道具が違うだけと言った感じなんでしょうね。
はっきり言って別世界です。
写真よりも細密と言えるほどの作品は見た目の派手だし魅せられてしまうのは確かですが、ただひとつだけ言えるのはディテールにこだわる細密な表現だげがアートではないのと思いますし、シンプルでも奥深い表現はあるのではないかと思ってます。
どっちにしても私はお金を掛けず、時間も掛けず、どこまでもチープ路線を突き進みます(笑!)。
>チビッ子ウッドの低音がもう少し欲しいです。
私の経験から言わせていただくと、あくまでスピーカーから2~3m以内の近い距離の場合に限りますが低音再生力はユニットの口径の大きさよりも箱の設計で決まってきます。小さいユニットほど箱の大きさは重要な与件となり、どうしても一定の大きさ以上の箱が必要になります。
チビッコウッドでも8リットル以上の箱かダブルバスレフなどで設計すればある程度の低域再生は可能ではないかと思います。
まぁ~でも設計時のリスクのなさを考えると10cmくらいのユニットの方が楽かもしれませんね。
>ウーハーの中にトゥイーターを組み込んだ!
ははは・・・、昔からタンノイなんかが良くやってた同軸2ウェイですね。
この方式は確かにそそられますが、お金が掛かるからなぁ~。
やっぱ私はCGと同じでチープ路線で行きます(笑)。
k-kohさんの場合、チビッコウッドをツイーターにして2ウェイ化を図るとか・・・ちょっと難易度上がりますが・・・。