模型サークル「ノンストック」第29回展示会の2日目。
この日はあのhajimeさんにお会いすることが出来ました。
実のところブログ記事やコメント欄での無駄のないスマートな文章からかなりクールな印象があったのですが、でもそこは例の野良猫保護の一件でもわかる通り優しく暖かい心根のとてもジェントルな方でした。
加えてお仕事での経験が私と近かった部分もあり、一気に距離が縮んでしまいました。
そんなこんなで展示会でのhajimeさんの作品です。
冬季迷彩のⅢ号戦車N型、Ⅳ号戦車が長砲身化して対戦車戦闘に適正化されたの対し逆に75mm榴弾砲を積んで火力支援用として運用されたというのが当初の役割が逆転した形で面白いのです。
白い迷彩ペイントは水性ペンキで刷毛塗りされていた実際の塗装法にならって筆塗りで行なったそうです。こういう意図的なムラ表現は筆塗りならそのままでちょうどいいだろうと思われるかも知れませんが、出来るに任せた筆塗りのムラではこんなリアルな感じに仕上がりません。予備履帯の錆表現も見どころのひとつ。
作風としてほんとに緻密な塗装術の上で成り立っている事がよくわかります。
35tです。色使いが絶妙にコントロールされていて品位の高さは群を抜いています。
これを伝えるには腕の立つプロカメラマンに撮影を頼まないとダメです。
これまた写真がヘタ過ぎて伝えられないのですが、フィギュアの雰囲気抜群です。
ある意味スーパーリアリズムのような解像度です。
そして1/48コマツブルドーザーと感動のご対面。これ見たかったのです。
絶妙なチッピングのコントロールはとても真似できません。
クラキンさんの作品もそうですが、とても勉強にはなるのですが、絶対真似は出来ないんですよね~。
こればっかはしょうがないと割り切って参ります(笑)。
とにかく盛沢山な展示会でとても紹介し切れないのですが、たぶん展示会の総体的なリポートはクラキンさんがされると思いますので、ここからは私が個人的に特に気になった作品を紹介しておきます。
これはやっぱクラキンさんの代表作?
実際に木で作られた甲板の風合いが最高です。ほんとは低いアングルで見上げるように撮影すると映画のワンシーンのようになるのですが・・・すみません(汗!)。
ともかく秀逸なアイデアとそれをしっかり実現させる匠の技の数々が凄いのです。
クラキンさんと言えばプロペラぶんぶん、壮観です。
一見さりげなく見えるのですが、よく見るとわかる精緻な塗装術が凄いのです。
クラキンさんの作品はたくさんあってとてもひとつひとつは紹介しきれません。
hajimeさんのブログでも見る事ができますので、ご参照ください。
ゲスト参加の方の作品
45cm角ぐらいの大型ジオラマです。忘れもしないウルトラマン第1回目の放送にあったシーンを再現。
ジオラマの植生表現って難しいです、これくらい作れるようになれたら・・・。
実は水の表現が気になってしょうがない私なのです(笑)。
これは会員の方の作品、こういうガンダム的なロボメカには疎いのでどういうものなのか知らないのですが、これ大きい方はなんとオリジナルのペーパークラフトです。
一旦3Dデータをモデリングしてから展開図に編集しているとの事、とにかく凄い。
原潜シービュー号。もしかするとフルスクラッチ?。
2段になったフロントの窓が最初の劇場映画バージョンでしょうか。
後ろ姿。ウォータジェットの噴流表現が面白いです。
こういうカーモデルも楽しそうなのですが・・・こういうデカール?どうやって貼っているのでしょうか?
私と同じ筆塗りのお仲間です。
これもゲスト参加の作品。ガメラ!。飛び回っているギャオスも凄い!。
でもやっぱり気になる戦車達・・・(笑)。
取り留めなく長くなってしまいましたが、こんな素晴らしい展示会に参加させてくださったクラキンさんと模型サークルノンストックのみなさんにあらためて感謝です。
機会があればまた参加させていただこうと思います。
ありがとうございました♪。
一昨日はほんとにお世話になりました。
何から何までとても新鮮で楽しく興奮未だ冷めやらずといったところです。
お仕事でも近いところにいたんだとわかって驚きでした。
クラキンさんの高校時代も超面白かったですが(笑)。
>またお会いできることを楽しみにしています。<
クラキンさん共々、何かしら機会を見つけて参りましょうね♪。
>ジオラマの水面の処理は行けそうですか?<
お察しされていると思いますが、水面表現はサボイアの離水シーンを展示台のモチーフにしたくて現在鋭意研究中といったところです。
が、優先順位としてスターデストロイヤーを先になんとかしたい今日この頃でありました。
昨日はお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
さらには拙作をアップしていただき、ありがとうございます。身に余る素晴らしい解説もありがとうございます。
さらにさらに、実は自分の作品の写真を撮り忘れるというチョンボをしていましたので、Choro-Pooさんの記事が貴重な記録となりました。重ねてありがとうございます。
今回、クラキンさんChoro-Pooさんとお会いして、模型の話は元より多くのあるある、そうなんだあ、なんて興味深いお話ができて楽しかったです。
またお会いできることを楽しみにしています。
あ、そう言えばジオラマの水面の処理は行けそうですか?
すいません、余計なツッコミを入れてしまいました。